資料詳細

目次

序章 本書の問題意識

第1部 国際移動と社会移動の交差するところ

第1章 「移動の女性化」と移民研究の課題

  1-1 「女性の移動」から、「ジェンダーと移動」という課題へ

  1-2 アジアにおける「移動の女性化」と移動する女性たちをめぐるまなざし

  1-3 複数のモビリティを考える

第2章 二つの世界を同時に生きる

  2-1 「家族」「世帯」と女性の移動

  2-2 海外出稼ぎのジェンダー化された理解

  2-3 女性のライフコースと海外出稼ぎ

  2-4 小括

第3章 複数のモビリティ

  3-1 職業移動としての海外就労

  3-2 「矛盾した移動」のジェンダー差

  3-3 小括

第2部 再生産労働の国際移転と新たなモビリティ

第4章 アジアにおける移住家事労働者の組織活動

  4-1 移住家事労働者という存在

  4-2 移住家事労働者の活動がもたらす新たなモビリティ

  4-3 移動する女性たちが切り結ぶ新たな連帯

  4-4 小括

第5章 日本におけるフィリピン女性移住者の運動

  5-1 女性たちの組織活動

  5-2 挑戦される日本の「家族」

  5-3 小括

第3部 ローカル・ナショナル・グローバルの交差するところ

第6章 フィリピンの海外雇用政策と「女性化」

  6-1 概観

  6-2 「海外労働者の女性化」と政策変化

  6-3 2000年以降の変化

  6-4 小括

第7章 フィリピン社会と海外フィリピン人

  7-1 フィリピン政府の在外国民政策

  7-2 海外フィリピン人労働者とNGOアドボカシー

  7-3 小括

第8章 結論

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