大上 直樹/著 -- 中央公論美術出版 -- 2015.12 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /525.2/5013/2015 7106778757 配架図 Digital BookShelf
2016/02/05 可能 利用可   0

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ISBN 4-8055-0753-7
ISBN13桁 978-4-8055-0753-7
タイトル 日本建築規矩術史
タイトルカナ ニホン ケンチク キクジュツシ
著者名 大上 直樹 /著
著者名典拠番号

110006925340000

出版地 東京
出版者 中央公論美術出版
出版者カナ チュウオウ コウロン ビジュツ シュッパン
出版年 2015.12
ページ数 414p
大きさ 26cm
価格 ¥21000
内容紹介 歴史的建造物における軒の設計技術である軒規矩術法に関する論文集。中世から近世までの各時代の軒規矩術法を解明するとともに、現代の軒規矩術法が成立した背景についても言及。軒規矩術法の体系化を試みる。
一般件名 規矩術-歴史-001225389-ndlsh
一般件名カナ キクジュツ-レキシ-001225389
一般件名 規矩術-歴史
一般件名カナ キクジュツ-レキシ
一般件名典拠番号

510629610010000

分類:都立NDC10版 525.2
資料情報1 『日本建築規矩術史』 大上 直樹/著  中央公論美術出版 2015.12(所蔵館:中央  請求記号:/525.2/5013/2015  資料コード:7106778757)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152751787

目次 閉じる

序章 軒規矩術研究の目的と概要
  一 研究の目的と背景
  二 研究史
  三 現代軒規矩術法の疑問
  四 本研究の方法と構成
第一編 中世の軒規矩術とその変容過程-留先法-
第一章 隅木を基準とした軒規矩術法と復原事例
  一 はじめに
  二 軒出を決める二つの技法
  三 桑実寺本堂の当初軒の復原
  四 西明寺本堂の当初軒の復原
  五 小結
第二章 留先法による二軒繁垂木の検証
  一 はじめに
  二 留先法による軒規矩設計工程の概要
  三 留先法による隅の軒出の決定方法の類型と事例
  四 木負、茅負の口脇の決定
  五 配付垂木の割付け
  六 平の軒出の決定
  七 小結
第三章 留先法による一軒疎垂木・同繁垂木・二軒疎垂木の検証
  一 はじめに
  二 留先法の分類
  三 留先法による一軒疎垂木の検証
  四 留先法による一軒繁垂木の検証
  五 留先法による二軒疎垂木の検証
  六 小結
第四章 留先法による扇垂木の検証
  一 はじめに
  二 留先法の分類
  三 留先法による扇垂木の検証
  四 小結
第五章 留先法による八角軒・六角軒の検証
  一 はじめに
  二 留先法の分類
  三 隅木の基準墨について
  四 留先法による八角軒・六角軒の検証
  五 小結
第二編 近世の軒規矩術とその変容過程-引込垂木法-
第六章 『大工雛形秘伝書図解』と類型本による近世軒規矩術
  一 はじめに
  二 『大工雛形秘伝書図解』と類型本について
  三 『大工雛形秘伝書図解』と類型本の近世規矩術-二軒繁垂木の技法
  四 小結
第七章 近世の軒規矩術書と引込垂木
  一 はじめに
  二 近世軒規矩術の軒出についての現代の解釈
  三 大工技術書における二軒繁垂木の軒規矩術法
  四 木版本における二軒繁垂木の軒規矩術法
  五 近世における二種類の軒の決定方法
  六 二種類の引込垂木の表示方法
  小結
第八章 引込垂木の変容-『独稽古隅矩雛形』と現代軒規矩術法-
  一 はじめに
  二 現代軒規矩術法と引込垂木法の相違
  三 『独稽古隅矩雛形』の軒規矩法
  四 『独稽古隅矩雛形』の近代への影響
  五 『独稽古隅矩雛形』と現代軒規矩術法の関係
  六 小結
第三編 中世から近世にかけてのその他の技法
第九章 隅の軒出と平の軒出の関係について
  一 はじめに
  二 隅の軒出と平の軒出の関係とその類型
  三 茅負/木負引込法による平の軒出の決定方法
  四 茅負引込/木負按分法による平の軒出の決定方法
  五 出中押え法による隅の軒出と平の軒出の関係
  六 比例法による隅の軒出と平の軒出の関係
  七 小結
第一〇章 垂木の勾配の指定方法とその変容
  一 はじめに
  二 絶対勾配による垂木勾配の指定方法
  三 相対勾配による垂木勾配の指定方法
  四 絶対勾配と相対勾配の組合せの事例
  五 絶対-相対式の遺構例と類型
  六 垂木勾配の変容過程
  七 小結
第一一章 茅負の反りの決定方法
  一 はじめに
  二 先行研究
  三 研究方法
  四 書誌資料に見る茅負曲線
  五 歴史的建造物の茅負曲線の検証
  六 小結
第四編 扇垂木の技法
第一二章 鎌倉割と等間割の技法とその関係について
  一 はじめに
  二 鎌倉割(戻り矩)の技法と鎌倉勾配の定め方
  三 等間割(戻り割)の技法
  四 鎌倉割(戻り矩)と等間割(戻り割)の関係
  五 小結
第一三章 立川富房著『軒廻【タルキ】雛形』の扇垂木について-要のない扇垂木の技法-
  一 はじめに
  二 『軒廻【タルキ】雛形』と類型書誌の概要
  三 『軒廻【タルキ】雛形』の技法の概要と課題
  四 垂木歩の定め方
  五 垂木真の定め方
  六 さしの問題
  七 小結
結章 日本建築規矩術史のまとめ
  一 中世と近世の軒規矩術法の成立と変容
  二 現代軒規矩術法の課題とその解決
  三 隅の軒出と平の軒出、垂木の勾配、茅負の反り
  四 扇垂木
  五 結語