永田 郁/著 -- 中央公論美術出版 -- 2016.2 --

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中央 3階B 一般図書 /702.2/5199/2016 7106899171 配架図 Digital BookShelf
2016/03/07 可能 利用可   0
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ISBN 4-8055-0754-4
ISBN13桁 978-4-8055-0754-4
タイトル 古代インド美術と民間信仰
タイトルカナ コダイ インド ビジュツ ト ミンカン シンコウ
著者名 永田 郁 /著
著者名典拠番号

110005165970000

出版地 東京
出版者 中央公論美術出版
出版者カナ チュウオウ コウロン ビジュツ シュッパン
出版年 2016.2
ページ数 455p
大きさ 22cm
価格 ¥14000
内容紹介 古代インド美術と民間信仰は如何なる関係性をもって展開してきたのか。特に古代インドにおいて仏陀像や菩薩像といった尊像の生成の過程の中で民間信仰に関わる信仰や造形がどのような役割を果たしたかを論じる。
書誌・年譜・年表 文献:p414~427
一般件名 仏教美術-インド-歴史-古代-001228755-ndlsh,民間信仰-インド-歴史-古代-001228263-ndlsh
一般件名カナ ブッキョウ ビジュツ-インド-レキシ-コダイ-001228755,ミンカン シンコウ-インド-レキシ-コダイ-001228263
一般件名 インド美術-歴史 , 民間信仰
一般件名カナ インド ビジュツ-レキシ,ミンカン シンコウ
一般件名典拠番号

510108710030000 , 511407900000000

分類:都立NDC10版 702.25
資料情報1 『古代インド美術と民間信仰』 永田 郁/著  中央公論美術出版 2016.2(所蔵館:中央  請求記号:/702.2/5199/2016  資料コード:7106899171)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152767203

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序論 民間信仰からみる古代インド美術史論
  一 本研究の「淵源」とヤクシャ研究
  二 本書の研究方法について
第一部 古代インドにおける民間信仰の造形と仏像について
第一章 インド古代初期におけるヤクシャの神像彫刻について
  はじめに
  一 古代初期の神像彫刻の作例
  二 近年発見されたマトゥラーのヤクシャ立像二体について
  三 マニバドラ・ヤクシャについて
  むすび
第二章 インド初期仏教美術における守門像の展開
  はじめに
  一 バールフット
  二 サーンチー第一塔
  三 前期石窟寺院における守門像
  むすび
第三章 マトゥラーにおける仏像誕生の情況および仏三尊像の展開
  はじめに
  一 古代インドの民間信仰の情況
  二 クシャーン朝マトゥラーにおける仏教以外の宗教活動について
  三 マトゥラーにおける「菩薩」在銘仏像をめぐって
  四 インドにおける仏三尊像の展開について
  むすび
第二部 インド石窟寺院における守門像、脇侍像、守護神像の展開について
第一章 アジャンター第19窟ファサードの守門ヤクシャ像を巡って
  はじめに
  一 第19窟守門像の同定の問題
  二 第19窟守門像の配置について
  三 第19窟守門像と第17窟仏殿の本尊脇侍との関係
  むすび
第二章 古代インドにおける蓮華手ヤクシャと観音菩薩との関係について
  はじめに
  一 蓮華手ヤクシャの登場と仏三尊像脇侍の起源
  二 南インド・アーンドラ地方および中インド・サーンチーにみられる蓮華手像の同定
  三 アジャンター後期窟の展開
  四 西デッカンの後期仏教石窟の展開
  むすび
第三章 アジャンター後期窟における仏殿本尊脇侍像の形成について
  はじめに
  一 アジャンター後期窟と初期の仏殿本尊(第11窟、第6窟下階)
  二 仏殿本尊脇侍像の出現とその展開:ヤクシャ像を基本とする脇侍像たち
  三 対尊の菩薩像の展開
  四 アジャンター後期窟の仏三尊像脇侍の出現の原理
  むすび
第四章 守門ヤクシャ像・脇侍ヤクシャ像から菩薩像へ
  はじめに
  一 アジャンター後期石窟における「ヤクシャの菩薩化」の様相とその周縁
  二 アジャンター後期窟以降の西デッカン地方の仏教石窟の様相
  むすび
第五章 石窟におけるヤクシャ信仰の様相
  はじめに
  一 石窟における配置の問題
  二 アジャンター第2窟後廊左右祠堂における尊像と壁画について
  三 仏教僧団側のヤクシャ信仰の受容について
  四 寄進者=王朝側のヤクシャ信仰の受容
  むすび
第三部 南インド、アーンドラ地方の宗教美術の実像
第一章 南インド・アーンドラ地方におけるヤクシャ信仰の一側面
  はじめに
  一 南インド・アーンドラ地方の仏誕生サイクルの仏伝図の特徴について
  二 仏誕生サイクルの仏伝図の背景
  三 南インド・アーンドラ地方のヤクシャ信仰の様相
  むすび
第二章 南インド・アーンドラ地方でなぜ菩薩像が造像されなかったか?
  はじめに
  一 アーンドラ地方における仏像の出現とその安置法
  二 「ストゥーパ図」におけるストゥーパ基壇正面部にみられる尊格について
  三 アーンドラ地方における神像の系譜:ヒンドゥー教・民間信仰の神々
  むすび
第三章 ポスト・イクシュヴァーク時代の宗教美術の様相(1)
  はじめに
  一 パニギリ遺跡について
  二 パニギリ遺跡出土の収蔵庫保管の神像彫刻について
  三 アーンドラ地方における丸彫神像について
  四 これらの像は何者か?
  むすび
第四章 ポスト・イクシュヴァーク時代の宗教美術の様相(2)
  はじめに
  一 グディマッラムのシヴァ・リンガについて
  二 ポスト・イクシュヴァーク時代における馬蹄形寺院について
  むすび
結びにかえて
附論 シヴァ・ガナ像に関する試論
  はじめに シヴァ・ガナとは?
  一 シヴァ・ガナの作例とその図像の形成について
  二 シヴァ神話の図像にみるガナ像の用法
  むすび