山中 悠希/著 -- 武蔵野書院 -- 2016.2 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /914.30/5040/2016 7106985350 配架図 Digital BookShelf
2016/04/07 可能 利用可   0

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ISBN 4-8386-0293-3
ISBN13桁 978-4-8386-0293-3
タイトル 堺本枕草子の研究
タイトルカナ サカイボン マクラノソウシ ノ ケンキュウ
著者名 山中 悠希 /著
著者名典拠番号

110005022000000

出版地 東京
出版者 武蔵野書院
出版者カナ ムサシノ ショイン
出版年 2016.2
ページ数 9, 469p
大きさ 22cm
価格 ¥12000
内容紹介 堺本の編纂のありようを、堺本による再構成行為の成果と見なして、「枕草子」の生成・享受の面から積極的に捉え直した書。堺本の構成の特徴と機能を明らかにし、本文の表現面の検討を踏まえて、新たな本文分類案を提示する。
書誌・年譜・年表 文献:p449~457
受賞情報・賞の名称 第2次関根賞
受賞情報・賞の回次(年次) 第12回
個人件名 清少納言,(平安時代)(00271681)(ndlsh)
個人件名カナ セイ ショウナゴン,(ヘイアン ジダイ)(00271681)
個人件名 清少納言
個人件名カナ セイ ショウナゴン
個人件名典拠番号 110000549110000
一般件名 枕草子-00647089-ndlsh
一般件名カナ マクラノソウシ-00647089
一般件名 枕草子
一般件名カナ マクラノソウシ
一般件名典拠番号

530233700000000

分類:都立NDC10版 914.3
資料情報1 『堺本枕草子の研究』 山中 悠希/著  武蔵野書院 2016.2(所蔵館:中央  請求記号:/914.30/5040/2016  資料コード:7106985350)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152778322

目次 閉じる

序章 堺本枕草子の再検討
  一 はじめに
  二 随想群検討の重要性
  三 「類纂本」から「再構成本」へ
第Ⅰ部 堺本の本文と編纂の方法
第一章 複合体としての随想群とその展開性
  一 はじめに
  二 『枕草子』諸本の系統分類と「類纂」という名称
  三 堺本随想群の編纂方法
  四 堺本随想群の複合性
  五 おわりに
第二章 項目の流動と表現の差異
  一 はじめに
  二 堺本と他系統本間における項目流動の様相
  三 <『枕草子』なるもの>からの距離感
  四 おわりに
第三章 編纂の特性と構成力
  一 はじめに
  二 「たとしへなきもの」関連記事の編纂方法
  三 宣孝御嶽参詣説話の位置付け
  四 おわりに
第四章 類似記事の重出現象と編纂の指向性
  一 はじめに
  二 前田家本「心にくきもの」の段と「にげなきもの」の段における同一・類似記事の重出
  三 三巻本・能因本における同一・類似記事の重出
  四 前田家本における同一・類似記事の重出
  五 堺本の類似記事
  六 おわりに
第Ⅱ部 堺本の本文と生成・享受
第五章 男性に関する随想群の編纂と表現
  一 はじめに
  二 「成信の中将は」の段からの抽出
  三 男性に関する随想群とその表現
  四 堺本に描かれる「婿」
  五 おわりに
第六章 「女」と「宮仕へ」に関する記事の編纂と表現
  一 はじめに
  二 堺本「女は」の段の検討
  三 『枕草子』に描かれた「宮仕へ」をめぐって
  四 堺本と批評的行為
  五 おわりに
第七章 堺本・前田家本における『白氏文集』受容
  一 はじめに
  二 堺本随想群の特徴と『和漢朗詠集』
  三 前田家本二〇六段における白詩引用
  四 堺本二〇〇段における漢詩文引用の可能性
  五 日本における受容
  六 おわりに
第八章 <雪月夜>と<車>の景の再構成
  一 はじめに
  二 「十二月十日よひの月いと明かきに」の段周辺の構成
  三 「白」の風景への統一性
  四 「年老い」た女の登場
  五 おわりに
第九章 堺本宸翰本系統の本文とその受容
  一 はじめに
  二 堺本の伝本と本文系統の分類
  三 堺本本文と前田家本本文の比較・検討
  四 本文異同の傾向
  五 現存宸翰本と林白水所持本
  六 おわりに
第十章 堺本の本文系統とその分類
  一 はじめに
  二 堺本の本文分類に関する先行研究
  三 諸本の本文比較
  四 無窮会本について
  五 朽木本・鈴鹿本の性格について
  六 おわりに
第十一章 堺本の成立と生成・享受
  一 はじめに
  二 先行研究と成立論
  三 堺本の成立と日記的章段の問題
  四 『枕草子』の享受と堺本
  五 おわりに
終章 まとめと展望