秋山 徹/著 -- 東京大学出版会 -- 2016.2 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /319.2/5593/2016 7107096537 配架図 Digital BookShelf
2016/05/06 可能 利用可   0

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ISBN 4-13-026152-4
ISBN13桁 978-4-13-026152-4
タイトル 遊牧英雄とロシア帝国
タイトルカナ ユウボク エイユウ ト ロシア テイコク
タイトル関連情報 あるクルグズ首領の軌跡
タイトル関連情報読み アル クルグズ シュリョウ ノ キセキ
著者名 秋山 徹 /著
著者名典拠番号

110006950300000

出版地 東京
出版者 東京大学出版会
出版者カナ トウキョウ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2016.2
ページ数 5, 243p
大きさ 22cm
価格 ¥7000
内容紹介 19世紀中期から20世紀初頭にかけて、遊牧民族クルグズ(キルギス)が経験した、ロシア帝国の軍事侵攻とその支配の実態、ならびに社会の変容について、クルグズ首領のシャブダン・ジャンタイに着目して考察する。
書誌・年譜・年表 文献:p209~227
個人件名 Shabdan Zhantaĭ uulu,(1839-1912)(001243245)(ndlsh)
個人件名カナ シャブダン・ジャンタイ・ウリ
個人件名原綴 Shabdan Zhantaĭ uulu
個人件名典拠番号 120002849180000
一般件名 ロシア-歴史-19世紀-ndlsh-00569729,ロシア-歴史-20世紀-00569730-ndlsh
一般件名カナ ロシア-レキシ-19セイキ-00569729,ロシア-レキシ-20セイキ-00569730
一般件名 キルギス-対外関係-ロシア-歴史
一般件名カナ キルギス-タイガイ カンケイ-ロシア-レキシ
一般件名典拠番号

520016610050000

分類:都立NDC10版 319.2962038
資料情報1 『遊牧英雄とロシア帝国 あるクルグズ首領の軌跡』 秋山 徹/著  東京大学出版会 2016.2(所蔵館:中央  請求記号:/319.2/5593/2016  資料コード:7107096537)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152778806

目次 閉じる

序章 ロシア支配と遊牧英雄の黄昏
  1 ロシア帝国史の見直しと現地協力者(コラボレーター)
  2 協力者と抵抗者の狭間で
  3 ナショナル・ヒストリーを越えて
  4 近代に生きた「遊牧英雄」
  5 史料について
  6 本書の構成
第1章 コーカンドとロシアの狭間で
  1 「戦の時代」におけるクルグズの概況
  2 「マナプ制」生成の歴史的脈絡
  3 コーカンド・ハン国の協力者としてのジャンタイ
  4 ジャンタイとロシアの接近
  5 活発化するロシアの軍事侵攻とジャンタイ
  6 軍事・統治機構の確立とジャンタイ
第2章 統治改革と軍事侵攻の狭間で
  1 初代総督カウフマンによるマナプの赦免
  2 郷制度の施行とマナプ=バートゥル1:バイティク
  3 郷制度の施行とマナプ=バートゥル2:トレゲルディ
  4 郷制度の施行とマナプ=バートゥル3:オスマン・タイリャク
  5 ロシア権力の前に姿を現わすシャブダン
  6 掠奪・襲撃から「軍事奉仕」へ
  7 ロシア権力と諸勢力との仲介役
  8 シャブダンを警戒するコルパコフスキー
第3章 ロシア統治の協力者か,闘争の相手か
  1 シャブダンへの軍事官位の授与
  2 貴族になれなかったシャブダン
  3 顕在化する「対マナブ闘争」1:萌芽
  4 顕在化する「対マナプ闘争」2:実相と展開
  5 ロシア統治の障害としてのシャブダン
第4章 遊牧的価値観の体現者としてのシャブダン
  1 形骸化するマナプ層の権威
  2 軍事指導者から実業家へ
  3 強調される遊牧的権威1:勇敢なバートゥル
  4 強調される遊牧的権威2:気前の良さ
  5 強調される遊牧的権威3:仲裁者
第5章 先鋭化する土地問題とシャブダン
  1 土地収用の手段としての「定住移行」
  2 「対マナプ闘争」の新たな担い手としての移民事業団
  3 露呈するロシア軍政当局とマナプの癒着
  4 シャブダンの土地戦略
第6章 聖地を目指す遊牧英雄
  1 クルグズとイスラーム
  2 ムリードとしてのシャブダン
  3 バートゥルから「バートゥル・ハーッジー」へ
  4 イスラームの代弁者としてのシャブダン
  5 ロシア支配との相互関係
第7章 協力者から叛乱のシンボルへ
  1 シャブダンの葬儀とロシア軍政当局
  2 供養行事「アシ」を巡るシャブダンの息子たちの思惑
  3 アシを巡るロシア軍政当局の対応
  4 介入を強めるロシア軍政当局
  5 1916年夏:協力関係の決定的崩壊
終章 現地協力者のミクロヒストリーから見えてくるもの