資料詳細

目次

序章 研究の目的と方法

  1 スウェーデンの高校教育課程

  2 先行研究の整理

  3 本研究の課題と方法

  4 本書の構成

第1章 「すべての者のための一つの学校」の誕生

  1 総合制の理念と現実

  2 高校のレーロプランLgy70

  3 改革の実施と評価

第2章 専門分化をめぐる研究と議論

  1 背景

  2 1976年高校審議会による議論と教育課程の構想

  3 スウェーデン経営者団体連盟による批判と対案

  4 漸次的な専門分化か、変更可能な早期の選択か

第3章 職業教育をめぐる研究と議論

  1 背景

  2 高校職業教育検討委員会(ÖGY)による議論と教育課程の構想

  3 ÖGYによる社会実験の実施と評価

  4 高校全体の教育課程の見直しへ

第4章 1990年代の改革-すべての学科が平等な高校へ

  1 総合制の深化

  2 任意で受ける教育のレーロプランLpf94

  3 教育実践の実際

  4 「進学か就職か」を超えるための方略と現実

第5章 高校教育の目標と評価をめぐって

  1 肯定的な評価

  2 教科ベースのカリキュラムから目標・原則ベースのカリキュラムへ

  3 目標に準拠した評価

  4 ナショナル・テストの検討

  5 成果と課題

第6章 高校における徒弟制教育の模索

  1 職場実習の長期化と質向上

  2 徒弟制教育の実際の様子

第7章 2011年の改革:進路に応じた専門性の強調

  1 2000年高校委員会の提案と断念

  2 2007年高校審議会の提案

  3 高校改革の実施

  4 高校のレーロプランLgy11

  5 生徒数の変化から見る改革の現実

  6 教育の質向上のための専門教育の強化と多様性の確保

終章 高校教育の共通性と専門性

  1 専門分化をめぐる議論と改革

  2 高校教育としての共通性

  3 レーロプランの変化

  4 残された問題

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