洪 【ユン】伸/著 -- インパクト出版会 -- 2016.2 --

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中央 書庫 一般図書 /219.9/5406/2016 7107095315 Digital BookShelf
2016/05/02 可能(館内閲覧) 利用可   0
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ISBN 4-7554-0259-3
ISBN13桁 978-4-7554-0259-3
タイトル 沖縄戦場の記憶と「慰安所」
タイトルカナ オキナワ センジョウ ノ キオク ト イアンジョ
著者名 洪 【ユン】伸 /著
著者名典拠番号

110004550780000

並列タイトル The Battle of Okinawa and “Comfort Stations” in memory
出版地 東京
出版者 インパクト出版会
出版者カナ インパクト シュッパンカイ
出版年 2016.2
ページ数 494p
大きさ 21cm
価格 ¥3000
内容紹介 沖縄の130カ所の「慰安所」、住民は何を見たのか。沖縄諸島、大東諸島、先島諸島に日本軍が設置した「慰安所」の成立から解体までを追い、朝鮮人「慰安婦」を根底に、沖縄戦分析の新たな切り口を提示する。
一般件名 太平洋戦争 (1941-1945)-会戦-沖縄県-ndlsh-00602109,慰安婦-ndlsh-00563875
一般件名カナ タイヘイヨウセンソウ (1941-1945)-カイセン-オキナワケン-00602109,イアンフ-00563875
一般件名 沖縄県-歴史 , 太平洋戦争(1941~1945) , 慰安婦
一般件名カナ オキナワケン-レキシ,タイヘイヨウ センソウ,イアンフ
一般件名典拠番号

520396010340000 , 511126300000000 , 510490100000000

一般件名 沖縄県
一般件名カナ オキナワケン
一般件名典拠番号 520396000000000
分類:都立NDC10版 219.906
資料情報1 『沖縄戦場の記憶と「慰安所」』 洪 【ユン】伸/著  インパクト出版会 2016.2(所蔵館:中央  請求記号:/219.9/5406/2016  資料コード:7107095315)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152782245

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序章 記憶の空間/空間の記憶
  1.「空間概念」としての一九四五年。そして、何故、沖縄か。
  2.あなたは何処から来たのか-居場所と逃げ場について
  3.「慰安所」という状況
  4.「関係」としての学問
  5.朝鮮ピーとアパラギーミドォン
第1部 資本と「慰安所」
第1章 プランテーションの島の「慰安所」-大東諸島
  1.「ニライカナイ」の島
  2.沖縄における「慰安所」第一号、南大東島
  3.「開拓」という名の支配
  4.ラサ島、軍隊だけの絶海の島の「慰安所」
  5.戦中の「自活作戦」
第2部 沖縄戦・村に入った慰安所
第2章 二つの占領と「慰安所」
  1.風紀論争、「朝鮮ピー」が来るということ
  2.航空要塞としての沖縄と「慰安所」
第3章 沖縄戦における飛行場建設と「慰安所」
  1.「東洋一の伊江島飛行場」建設と「慰安所」
  2.徴用の島の三角兵舎と「慰安所」
  3.要塞建築勤務第6中隊と「慰安所」
  4.仮「慰安所」と、ある「衛生方針」
  5.島を去る人と残る人、そして「慰安婦」
  6.「木の上の兵士」と女子看護婦の記憶
第4章 米軍上陸の拠点となった読谷「北飛行揚」の「慰安所」
  1.農民と「慰安所」
  2.読谷における「慰安所」の分布
  3.「慰安所」が設置された集落の「日常」
第5章 日本軍の補助飛行場から「太平洋の要石」となった嘉手納
  1.嘉手納「中飛行場建設」と住民
  2.嘉手納大通りの「慰安所」と公然/秘密
  3.朝鮮人「慰安婦」と大山医院
  4.街中の辻の女たちの「慰安所」・桑江ヌ前
  5.「北・中飛行場問題」と、動く「慰安所」
第6章 激戦地、中・南部における未完の飛行場建設と「慰安所」
  1.陣地構築の村・一家全滅を抱える村における「慰安所」
  2.『石兵團會報』の「慰安所」記述にみる日本軍の住民観
  3.中部・南部(島尻)の駐屯軍隊の「慰安所」規定と住民
第3部 米軍上陸の「有った」島/「無かった」島における「慰安所」
第7章 北部における「慰安所」の展開
  1.小学校と「慰安所」のある風景
  2.疎開者、避難民、そして「立ち入り禁止区域」の女たち
  3.戦時動員された人々のみた八重岳周辺の「慰安所」
第8章 地上戦の予感と「性」
  1.10・10空襲以降の住民の日本軍に対する視線の変化
  2.「強かん恐怖」という「死の政治」
  3.Love Day以降の「飢え」という問い
  4.「占領空間」と「解放空間」を生きる女たちとある民主主義
第9章 もう一つの沖縄戦、「喰い延ばし戦」の島・宮古島
  1.沖縄・宮古島における要塞化と「慰安婦」とされた女たち
  2.明治節で響く「アリラン」と「アパラギー、ミドゥン」
  3.宮古島における「捨石作戦」と「慰安所」
  4.「喰い延ばし戦」と「慰安婦」
終章 「記憶の場」としての「慰安所」
補章 韓国における「沖縄学」の系譜
  補章を寄せる前に-戦後七〇周年、二つの裁判と「学問」/「運動」
  1.構成すべき「呼び名」の揺らぎ
  2.一九六〇年代、呼び名、琉球=「ゆぅぐぅ」の登場
  3.一九七〇年代、軍事独裁時代の加速化-韓国民俗学のなかの「おきなわ」
  4.一九八〇年・一九九〇年代韓国の日本学の「ゆぅぐぅ」/「おきなわ」
  5.一九九〇年代中半~現在、「共感」と「連帯」という問題
  6.韓国で沖縄を語ることの困難さ-「地図上の記憶」から「戦場の記憶」へ