資料詳細

目次

序論 ルイ一四世の戦争と芸術作品

第一章 芸術政策の編成

  一 絶対王政と芸術

  二 親政の開始と芸術政策

  三 行政官・学者・芸術家

  四 関連する諸機関

第二章 ヴェルサイユ宮殿と王宮の表象

  一 ルイ一四世以前の王宮の表象

  二 ルイ一四世治世下の王宮の改築

  三 ヴェルサイユ宮殿の建設と正殿

  四 戦争の表象の流入

第三章 戦争画

  一 一七世紀絵画と戦争画

  二 戦争画の需要とファン・デル・ムーラン

  三 ファン・デル・ムーランの作品

  四 ファン・デル・ムーランの後継者たちと戦争画の位置づけ

第四章 タピスリー

  一 タピスリーとゴブラン製作所の設立

  二 ゴブラン製作所と『ルイ一四世記』

  三 その他の作品

  四 ボーヴェ製作所と『王の征服』

第五章 メダル

  一 絶対王政期におけるメダル

  二 ルイ一四世期のメダル制作の変遷

  三 メダルの制作機構

  四 メダルによる表象

第六章 版画

  一 一七世紀の版画

  二 アルマナの興隆

  三 アルマナのテーマと戦争

  四 版画における戦争の表象

第七章 パリ都市改造

  一 パリの都市改造プラン

  二 凱旋門の設置

  三 ヴィクトワール広場

  四 征服広場と国王騎馬像

第八章 表象の拡散

  一 地方都市の改造

  二 活字メディア

  三 王権によるイメージの配布

  四 王族や貴族による追従

第九章 戦争と王権の表象

  一 作品にみられる王権の表象

  二 表象をとりまく思想

  三 メディアによる表象の差異

  四 国制・戦争・表象

結論 表象と史実のはざまで

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