鳥原 学/著 -- 筑摩書房 -- 2016.3 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
多摩 青少年エリア 青少年図書 /743.4/5012/2016 7107023684 配架図 Digital BookShelf
2016/05/21 可能 利用可   0
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ISBN 4-480-68955-9
ISBN13桁 978-4-480-68955-9
タイトル 写真のなかの「わたし」
タイトルカナ シャシン ノ ナカ ノ ワタシ
タイトル関連情報 ポートレイトの歴史を読む
タイトル関連情報読み ポートレイト ノ レキシ オ ヨム
著者名 鳥原 学 /著
著者名典拠番号

110005070380000

出版地 東京
出版者 筑摩書房
出版者カナ チクマ ショボウ
出版年 2016.3
ページ数 222p
大きさ 18cm
シリーズ名 ちくまプリマー新書
シリーズ名のルビ等 チクマ プリマー シンショ
シリーズ番号 251
シリーズ番号読み 251
価格 ¥920
内容紹介 証明写真の変化、個性的になった婚礼写真や遺影、ファッション写真、自撮りやプリクラの流行…。現代の新しいポートレイト写真の事例を紹介するとともに、それらが生まれてきた歴史的な経緯をたどる。
学習件名 写真
学習件名カナ シャシン
一般件名 写真-歴史 , 肖像
一般件名カナ シャシン-レキシ,ショウゾウ
一般件名典拠番号

510899010170000 , 510968100000000

分類:都立NDC10版 743.4
書評掲載紙 朝日新聞  2016/04/03   
書評掲載紙2 中日新聞・東京新聞  2016/04/17   
書評掲載紙3 日本経済新聞  2016/05/01   
書評掲載紙4 産経新聞  2016/05/22   
資料情報1 『写真のなかの「わたし」 ポートレイトの歴史を読む』(ちくまプリマー新書 251) 鳥原 学/著  筑摩書房 2016.3(所蔵館:多摩  請求記号:/743.4/5012/2016  資料コード:7107023684)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152782558

目次 閉じる

まえがき 変わらぬこと、変わったこと
第一章 ポートレイトは何を語るのか
  第一節 顔を集める
  親しい人の身代わりとして/写真ブームはポートレイトとともに/コレクターの誕生/世界一有名なポートレイト/時間を超える想像力/モノからデータへ
  第二節 パターンのなかの個性
  「自分はそんな顔をしていない!」/「らしさ」に嵌め込まれたポートレイト/個性を引き出すために-ナダールの写真館/現代的な「らしさ」の表現/様式化された記念写真/広がる生前遺影/葬儀の意味が変わってきた
  第三節 証明写真の役割
  所属意識をつくる/顔を認識するカメラ/顔認識技術の課題/ニュートラル(中立)であれ/合格率がアップする証明写真とは/自然な感じを演出する
  第四節 顔が物語っているもの
  顔は運命を予言する?/視線と眼差しの強さ/アングルが表すもの/ポーズの持つ意味/光の効果を読む/距離-親密さと背景/誰と写っているのか/ポートレイト写真の虚と実
第二章 理想の私を求めて-ファッションとポートレイト
  第一節 現実と理想とのギャップ
  メッセージとしてのファッション/際限のない内面化/スタイルを磨き上げる/ファッションモデルという存在/モデルたちの悲劇/過度な修整は許されるのか/規制の動き/写される側が声を上げ始めた
  第二節 日本人のモード
  イメージのお手本として/「八頭身」への憧れ/ファッション雑誌の役割/既製服に身体を合わせる時代/「ジャパネスク」と山口小夜子/写真家広川泰士の実験-写真集『sonomama sonomama』
  第三節 「読者モデル」と「ストリートスナップ」
  ストリートファッションと写真/「かわいい」がキーワード/自分たちの目線で共感できるもの/読者モデルで見せるファッション誌/「読モ」のポートレイト-押切もえの場合/プロのモデルと個性の表現/ストリートスナップの登場/ファッション業界の変化/SNSの普及とブロガーたちの自撮り/ファッション写真のフラット化
第三章 自撮りとコスプレ
  第一節 自分を描く動機
  レディ・ガガの自撮り/若い世代にとって「今しかできないこと」/画家たちの描く自画像/「私」という興味深いテーマ/フレームの役割の違い/写真の持つ曖昧さ/ヴィヴィアン・マイヤーが残したもの/謎が謎を呼ぶ/女性写真家たちの台頭/蜷川実花のデビュー作/二〇年後のセルフポートレイト/飛ぶ「わたし」/誰でもできる、が重要/セルフポートレイトのコスプレ化
  第二節 プリクラと写メ
  女子中高生ユーザーは一〇〇〇万人/撮られる側から撮る側へ/コミュニケーション手段としてのプリクラ/メディアの中の自己表現/「写メ」の誕生/一〇代の声を生かした研究開発/日本的「美人化装置」へ/「デカ目」から「ナチュラルに盛る」へ/プリクラはアメリカで受け入れられるか?/文化の違いと現地化
  第三節 コスプレ写真の現在
  レイヤーとカメコ/表現への入り口として/レイヤーはなぜ写真に向かうのか/二次創作との違い/制服ポートレイトはなぜ増えるのか/記号化と匿名性/突出したくないけど支持されたい/生きるためのポートレイト写真
あとがき