高谷 知佳/著 -- 塙書房 -- 2016.3 --

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中央 1F法律 一般図書 /322.1/5432/2016 7107043990 配架図 Digital BookShelf
2016/04/08 可能 利用可   0
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ISBN 4-8273-1282-9
ISBN13桁 978-4-8273-1282-9
タイトル 中世の法秩序と都市社会
タイトルカナ チュウセイ ノ ホウチツジョ ト トシ シャカイ
著者名 高谷 知佳 /著
著者名典拠番号

110005118830000

出版地 東京
出版者 塙書房
出版者カナ ハナワ ショボウ
出版年 2016.3
ページ数 6, 359, 12p
大きさ 22cm
価格 ¥9500
内容紹介 室町期の京都と奈良における、商業・流通・都市賦課をめぐる紛争や、怪異などの社会不安という、都市が都市であるがゆえに生じる問題について検討。都市と法秩序の問題を考察し、比較都市論に向けての展望も示す。
一般件名 法制史-京都市-001232054-ndlsh,法制史-奈良県-奈良市-001232055-ndlsh
一般件名カナ ホウセイシ-キョウトシ-001232054,ホウセイシ-ナラケン-ナラシ-001232055
一般件名 法制史-日本 , 日本-歴史-室町時代 , 都市-歴史
一般件名カナ ホウセイシ-ニホン,ニホン-レキシ-ムロマチ ジダイ,トシ-レキシ
一般件名典拠番号

511388820190000 , 520103814500000 , 510436610080000

分類:都立NDC10版 322.14
資料情報1 『中世の法秩序と都市社会』 高谷 知佳/著  塙書房 2016.3(所蔵館:中央  請求記号:/322.1/5432/2016  資料コード:7107043990)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152786068

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序章 日本中世都市史と法
  はじめに
  第一節 日本における都市法
  第二節 歴史貫通性と中近世連続性
  第三節 「都市性」をめぐって
  第四節 本書の構成
第一部 室町期奈良の法秩序
第一章 都市法の内と外
  はじめに
  第一節 賦課をめぐる規範
  第二節 規範としての室町幕府
  第三節 内と外の規範
  むすびに
第二章 中世奈良における商業紛争と先例
  はじめに
  第一節 市の機能と紛争
  第二節 「奈良中」商業をめぐる紛争
  むすびに
第三章 奈良徳政令の意思決定
  はじめに
  第一節 奈良の防衛と学侶・六方
  第二節 徳政令をめぐる諸権力主体
  むすびに
第二部 室町期京都の都市支配と流通の秩序
第四章 室町幕府の首都支配と関所政策
  はじめに
  第一節 応仁・文明の乱以前の関所政策
  第二節 応仁・文明の乱以降の関所政策
  第三節 戦国期の政権と関所
  むすびに
第五章 畿内近国の率分関と領域的支配
  はじめに
  第一節 幕府と率分関
  第二節 守護と率分関
  第三節 境界を接する権力との交渉
  第四節 現地の多様性
  むすびに
第三部 室町期京都と社会不安
第六章 室町期の大織冠像破裂
  はじめに
  第一節 破裂をめぐる研究史と問題点
  第二節 室町前期の破裂と不平癒
  第三節 室町後期の破裂の連続
  むすびに
第七章 首都社会の怪異と室町幕府
  はじめに
  第一節 都市社会における展開
  第二節 都市社会への発信と再生産
  第三節 北野社の鐘鋳造をめぐって
  むすびに
第八章 中近世移行期の首都社会と怪異
  はじめに
  第一節 応仁・文明の乱以降の都市と社会不安
  第二節 軍記物の視点と同時代の視点
  第三節 室町末期の都市支配をめぐって
  むすびに
第四部 比較都市論の可能性
第九章 比較中世都市論への視点
  はじめに
  第一節 自由都市論とその批判
  第二節 西欧中世都市史研究
  第三節 イスラム都市史研究
  第四節 比較都市史試論
  むすびに
第十章 「文化としての都市」の比較に寄せて
  はじめに
  第一節 「文化としての都市」という視点
  第二節 都市祭礼と宗教的紐帯
  第三節 都市の枠組み
  第四節 権力と都市
  むすびに
終章 都市インフラとしての法秩序