資料詳細

[ 和図書 ] 栄花物語新攷思想・時間・機構 ( 研究叢書 471 )

渡瀬茂／著 -- 和泉書院 -- 2016.4 --

所蔵

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ISBN	4-7576-0779-8
ISBN13桁	978-4-7576-0779-8
タイトル	栄花物語新攷
タイトルカナ	エイガモノガタリシンコウ
タイトル関連情報	思想・時間・機構
タイトル関連情報読み	シソウジカンキコウ
著者名	渡瀬茂／著
著者名典拠番号	110001098260000
出版地	大阪
出版者	和泉書院
出版者カナ	イズミショイン
出版年	2016.4
ページ数	6, 541p
大きさ	22cm
シリーズ名	研究叢書
シリーズ名のルビ等	ケンキュウソウショ
シリーズ番号	471
シリーズ番号読み	471
価格	¥11000
内容紹介	魯の春秋に始まる編年体史書の歴史は、平安朝において日本的な展開を示し、かな散文に出会うことによって栄花物語を生み出した。儒教思想に淵源を持つ編年体の時間と機構が、かな散文の文章による作品として実現する様を探る。
一般件名	栄華物語-00630377-ndlsh
一般件名カナ	エイガモノガタリ-00630377
一般件名	栄華物語
一般件名カナ	エイガモノガタリ
一般件名典拠番号	530123100000000
分類：都立NDC10版	913.392
資料情報1	『栄花物語新攷思想・時間・機構』（研究叢書 471）　渡瀬茂／著　和泉書院　2016.4（所蔵館：中央　請求記号：/913.39/5030/2016　資料コード：7107175480）
URL	https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152803390

第一章編年的時間: 第一節編年的時間の思想性と機能性; 第二節日本紀略内部の異質性について; 第三節土左日記の時間と栄花物語; 第四節栄花物語の「かくて」の機能; 第五節「ゆくさき」と「ゆくすゑ」
第二章物語の全体性と歴史叙述の部分性: 第一節作品の部分性と全体性; 第二節固有名詞と歌物語; 第三節物語の辺境; 第四節蜻蛉後半の虚無; 第五節源氏物語の反歴史性と栄花物語; 第六節栄花物語の続稿
第三章死と信仰: 第一節死をめぐる叙述について; 第二節死をめぐる叙述について、ふたたび; 第三節うたがひの巻の時間について; 第四節道長の死の叙述をめぐって; 第五節たまのうてなの尼君たち; 第六節世界の尼・花の尼; 第七節奇跡の起こる場所
第四章技法と思想: 第一節系譜記述の問題; 第二節はつはなの巻の「むらさきささめき」の一節をめぐって; 第三節名の集積・うたの集積; 第四節政治的意志の否定; 第五節花山院出家の叙述における「さとし」について
第五章ことばと文体: 第一節日記文学の文体と栄花物語; 第二節歴史叙述としての栄花物語の文体; 第三節正篇における歴史叙述のことば; 第四節中関白家・花山院関係記事の文体的特徴と「けり」; 第五節歴史物語の終焉