大野 祥子/著 -- 東京大学出版会 -- 2016.4 --

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中央 2F 一般図書 /367.5/5063/2016 7107244854 配架図 Digital BookShelf
2016/05/24 可能 利用可   0
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ISBN 4-13-011143-0
ISBN13桁 978-4-13-011143-0
タイトル 「家族する」男性たち
タイトルカナ カゾク スル ダンセイタチ
タイトル関連情報 おとなの発達とジェンダー規範からの脱却
タイトル関連情報読み オトナ ノ ハッタツ ト ジェンダー キハン カラ ノ ダッキャク
著者名 大野 祥子 /著
著者名典拠番号

110004659040000

出版地 東京
出版者 東京大学出版会
出版者カナ トウキョウ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2016.4
ページ数 10, 242p
大きさ 21cm
価格 ¥3800
内容紹介 男は働いて家族を養わなければならないという男性ジェンダー規範からの脱却は可能か。育児期男性を対象とした実証的調査に基づき、規範的な性別役割分業モデルとは異なる新しい家族観を、生涯発達心理学の視点から提言する。
書誌・年譜・年表 文献:p207~217
一般件名 男性学-ndlsh-01183983,家族-00565280-ndlsh
一般件名カナ ダンセイガク-01183983,カゾク-00565280
一般件名 男性 , 家族心理学
一般件名カナ ダンセイ,カゾク シンリガク
一般件名典拠番号

511146300000000 , 511787500000000

分類:都立NDC10版 367.5
書評掲載紙 日本経済新聞  2021/12/11   
資料情報1 『「家族する」男性たち おとなの発達とジェンダー規範からの脱却』 大野 祥子/著  東京大学出版会 2016.4(所蔵館:中央  請求記号:/367.5/5063/2016  資料コード:7107244854)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152810650

目次 閉じる

第1章 男性のワーク・ライフ・バランスとジェンダー規範
  1 ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)というけれど
  2 発達研究で男性はどのように扱われてきたか
  3 男性の幸福感・充実感は何に支えられているか
  4 「男は仕事」というジェンダー規範の拘束性
  5 男性の生き方に多様性はあるか
  6 本書の目的と構成
第2章 男性の生活スタイルの多様化を確かめる(研究1-1)
  1 男性の中にも多様化は生じているのか
  2 男性の生活スタイルの3タイプ
  3 生活スタイルのタイプによって満足度に差はあるか
  4 タイプ別「自分の生き方」への満足度を高める要因
  5 「仕事=家庭型」の新しさとあいまいさ
第3章 男性にとっての家庭関与の意味を考える(研究1-2)
  1 妻との役割分担のしかたで満足度に差はあるか
  2 妻の就労形態と生活スタイルの組み合わせ
  3 「仕事=家庭型」の二つの下位タイプ
  4 どのような家庭関与が満足度を高めるか
  5 家庭関与は男性に何をもたらすか
第4章 「男は仕事」規範を相対化するプロセスを探る(研究2)
  1 仕事や家庭への意味づけについての語り
  2 「仕事と家庭のバランス」の二つの群(研究2-1)
  3 仕事優先群はなぜ稼ぎ手役割を積極的に受容するか(研究2-2)
  4 仕事優先群から仕事相対化群への変化プロセス(研究2-3)
  5 仕事優先群と仕事相対化群の家族観(研究2-4)
  6 「家族する」ことが男性を「男は仕事」規範から自由にする
第5章 「家族する」尺度の作成(研究3-1)
  1 男性の家庭関与はどのように測定されてきたか
  2 予備版尺度の作成(予備調査)
  3 「家族する」尺度の作成(本調査)
  4 「家族する」尺度の信頼性と妥当性
第6章 「家族する」ことが男性の生き方を変えることを確かめる(研究3-2)
  1 「家族している」男性と「家族していない」男性の比較
  2 「家族している」男性のワーク・ライフ・バランス
  3 「家族している」男性はどのように働いているか
第7章 「家族する」とはどういうことか
  1 家庭関与の質が重要
  2 「家族である」ことと「家族する」こと
  3 「家族する」ことの応答性と生成性
  4 「声に耳を傾ける」-人がまるごとの個人として尊重される
  5 オルタナティブな価値観を獲得する意義
第8章 男性の発達としての「家族する」こと
  1 発達とはどのようなプロセスか
  2 「家族する」ことは個人の適応に資する-発達的可塑性
  3 「家族する」ことによって自分の生き方をデザインする-発達の主体的制御
  4 「家族する」ことは社会を変える力を持つ-発達のニッチ構成
  5 男性・女性の新たな生き方,新たな家族のかたち