木村 自/著 -- 風響社 -- 2016.2 --

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中央 2F 一般図書 /334.4/5569/2016 7107388353 配架図 Digital BookShelf
2016/07/19 可能 利用可   0
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ISBN 4-89489-222-4
ISBN13桁 978-4-89489-222-4
タイトル 雲南ムスリム・ディアスポラの民族誌
タイトルカナ ウンナン ムスリム ディアスポラ ノ ミンゾクシ
著者名 木村 自 /著
著者名典拠番号

110004455970000

出版地 東京
出版者 風響社
出版者カナ フウキョウシャ
出版年 2016.2
ページ数 276p
大きさ 22cm
価格 ¥4000
内容紹介 19世紀末の雲南ムスリムたちのミャンマー移住を出発点として、その後のタイ・台湾への再移住の足跡を歴史的に追いながら、離散して生きる人々のディアスポラ性を問い直す。
書誌・年譜・年表 文献:p251~266
一般件名 ムスリム-中国-雲南省-歴史-001236493-ndlsh
一般件名カナ ムスリム-チュウゴク-ウンナンショウ-レキシ-001236493
一般件名 中国人(ミャンマー在留) , 回族
一般件名カナ チュウゴクジン(ミャンマー ザイリュウ),カイゾク
一般件名典拠番号

511158900000000 , 511601600000000

分類:都立NDC10版 334.4238
資料情報1 『雲南ムスリム・ディアスポラの民族誌』 木村 自/著  風響社 2016.2(所蔵館:中央  請求記号:/334.4/5569/2016  資料コード:7107388353)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152811343

目次 閉じる

序文
  一 雲南ムスリム・ディアスポラとは誰か
  二 本書ができるまで
  三 本書の構成
  四 調査と初出一覧
第一章 問いの射程
  はじめに
  一 移民研究から越境移民研究へ-トランスナショナルな社会空間の分析をめぐる系譜
  二 ディアスポラ論
  三 雲南華人研究をディアスポラ論の文脈に定置する
  四 本書の理論的射程
第二章 離散と定住
  はじめに
  一 雲南ムスリムの上ミャンマー移住史
  二 「高地ビルマの政治体系」と雲南ムスリム移民
  三 班弄とイギリス植民地政府のすれ違った蜜月関係
  小結
第三章 ミャンマーに生きる雲南ムスリム
  はじめに
  一 独立後ミャンマーの社会・政治空間と華僑華人
  二 パンロン人と公定少数民族申請
  三 パンロン人をめぐる移住と離散の語り
  四 墓碑に刻まれる「班弄」
  小結
第四章 越境する雲南ムスリム
  はじめに
  一 李大媽のおいたちとミャンマーへの移住-交易と戦争
  二 李大媽とミャンマー国籍
  三 李大媽の生活-ミャンマーの経済・政治・治安
  四 ミャンマーからタイへ
  五 台湾への移住
  六 分析-国家による「掌握」と「掌握されるもの」による「ずらし」
第五章 台湾社会と中国ムスリム
  はじめに
  一 問題構成としてのイスラームと移民
  二 台湾回民の現状
  三 台湾回民前史
  四 遷台後の台湾回民
  小結-台湾ムスリムの生存戦略と台湾社会の変容
第六章 雲南ムスリムの越境コミュニティ
  はじめに
  一 トランスナショナルなコミュニティ
  二 台湾における回民(中国ムスリム)の現況と雲南華僑ムスリム移民
  三 華僑ムスリム移民と創造されるローカリティ
  四 トランスナショナル・コミュニティにおける両義性と共同性
  おわりに
第七章 越境する雲南ムスリムと宗教実践の変容
  はじめに
  一 問題構成としてのイスラームとディアスポラ
  二 宗務者のミャンマーからの招聘と雲南ムスリムのトランスナショナル・ネットワーク
  三 台湾ムスリム社会における宗務者像-留学経験と遵経革俗
  四 祝祭にみるトランスナショナルな社会空間とイスラーム復興
  おわりに-トランスナショナルな社会空間におけるイスラームと「習俗」
終章 ディアスポラ論の刷新のために
  一 ディアスポラ論におけるアポリア再考
  二 「虫瞰図」的視点とイディオムとしてのディアスポラ
  三 離散の記憶と集合の経験の繫ぎ合わせとしての雲南ムスリム・ディアスポラ
  四 本書が取りこぼしたもの