検索条件

  • 著者
    熊谷修
ハイライト

佐藤 仁/著 -- ミネルヴァ書房 -- 2016.6 --

所蔵

所蔵は 1 件です。

所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /333.8/5411/2016 7107559192 配架図 Digital BookShelf
2016/07/19 可能 利用可   0
Eメールによる郵送複写申込みは、「東京都在住」の登録利用者の方が対象です。

資料詳細 閉じる

ISBN 4-623-07677-2
ISBN13桁 978-4-623-07677-2
タイトル 野蛮から生存の開発論
タイトルカナ ヤバン カラ セイゾン ノ カイハツロン
タイトル関連情報 越境する援助のデザイン
タイトル関連情報読み エッキョウ スル エンジョ ノ デザイン
著者名 佐藤 仁 /著
著者名典拠番号

110003218150000

出版地 京都
出版者 ミネルヴァ書房
出版者カナ ミネルヴァ ショボウ
出版年 2016.6
ページ数 22, 310, 8p
大きさ 20cm
価格 ¥3000
内容紹介 開発の技術を俯瞰し、方向性が大きく変化する歴史の転換点を思想史的に見つめ、日本から「国際開発」を世界へと発信する意味を模索。そのうえで、歴史的見地から開発が人間にとって持つ意味を、学問として位置付ける。
一般件名 経済援助-00565427-ndlsh,発展途上国開発-00566725-ndlsh
一般件名カナ ケイザイエンジョ-00565427,ハッテントジョウコクカイハツ-00566725
一般件名 発展途上国 , 国際協力
一般件名カナ ハッテン トジョウコク,コクサイ キョウリョク
一般件名典拠番号

511309700000000 , 510807000000000

分類:都立NDC10版 333.8
書評掲載紙 毎日新聞  2016/07/10   
書評掲載紙2 朝日新聞  2016/09/18   
資料情報1 『野蛮から生存の開発論 越境する援助のデザイン』 佐藤 仁/著  ミネルヴァ書房 2016.6(所蔵館:中央  請求記号:/333.8/5411/2016  資料コード:7107559192)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152836987

目次 閉じる

序章 野蛮/文明から生存へ
第Ⅰ部 開発・援助の知的技術
第1章 生活の質をどう評価するか
  1 暮らしぶりの良さを比べる
  2 生活水準観のうつりかわり
  3 アマルティア・センの新しさ
  4 ケイパビリティ・アプローチの批判的検討
  5 操作化への課題
第2章 貧しい人々は何をもっているのか
  1 「貧困」への問い
  2 眼差しの系譜
  3 貧困化のメカニズム
  4 無いものから、在るものへ
  5 開発研究はどこを見るべきか
第3章 たった一つの村を調べて何になるのか
  1 ある論文コンテストで
  2 開発の現場と「事例」
  3 一般化とは何ぞや
  4 比較と類型
  5 少数事例の奥深さ
第Ⅱ部 開発・援助の想定外
第4章 分業は何を生み出すのか
  1 開発と分業
  2 分業とリスク
  3 分業と速度
  4 分業と支配
第5章 「想定外」はなぜ繰り返されるのか
  1 「想定外」への着目
  2 「想定外」のメカニズム
  3 開発される側の意外な反応
  4 開発を仕掛ける側の学習条件
  5 開発計画における学びと慎ましさ
第6章 緊急物資はなぜ届かないのか
  1 届かない援助
  2 財から人を眺める
  3 エルスターの「ローカルな正義」
  4 エルスター理論の拡張と財アプローチの限界
  5 タイの事例が問いかけるもの
第7章 豊かな資源は呪いか
  1 豊かな資源と貧しい人々
  2 貧困と資源
  3 「資源の呪い」
  4 コモンズと政府の戦略
  5 転換力と「呪い」の回避
第Ⅲ部 開発・援助と日本の生い立ち
第8章 戦後日本は、なぜ援助に乗り出したのか
  1 経済協力と国内事情
  2 中進国日本の経済協力
  3 賠償に先立つ経済協力
  4 援助と国内事情の切り離し
  5 援助理念探しの歴史的背景
第9章 日本に援助庁がないのはなぜか
  1 集中か、分散か
  2 分散型システムへの批判
  3 援助行政一元化論
  4 民間主導の文脈
  5 分散型システムの利点
  6 今、援助庁は必要か?
第10章 「日本モデル」はなぜ打ち出されなかったのか
  1 開発と模倣
  2 一九五〇年代の日本の開発実践者の思考
  3 特殊性の重視
  4 「モデルを出さない」というモデル
終章 開発の未来学