伊集院 葉子/著 -- 吉川弘文館 -- 2016.10 --

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中央 1F法律 一般図書 /322.1/5447/2016 7108090799 配架図 Digital BookShelf
2016/11/01 可能 利用可   0
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ISBN 4-642-04631-2
ISBN13桁 978-4-642-04631-2
タイトル 日本古代女官の研究
タイトルカナ ニホン コダイ ジョカン ノ ケンキュウ
著者名 伊集院 葉子 /著
著者名典拠番号

110005961910000

出版地 東京
出版者 吉川弘文館
出版者カナ ヨシカワ コウブンカン
出版年 2016.10
ページ数 6, 320, 14p
大きさ 22cm
価格 ¥9000
内容紹介 唐を模範とした日本の律令制は女性を官僚機構から<排除>する一方、重要政務を課し行政運営のなかに<包摂>した。この矛盾したシステムのもと、女官が得た公的地位とはいかなるものだったか。女官の実態と政治的役割に迫る。
一般件名 女官-歴史-古代-001189023-ndlsh
一般件名カナ ジョカン-レキシ-コダイ-001189023
一般件名 官職-歴史 , 女官
一般件名カナ カンショク-レキシ,ジョカン
一般件名典拠番号

510596810010000 , 510935600000000

分類:都立NDC10版 322.13
資料情報1 『日本古代女官の研究』 伊集院 葉子/著  吉川弘文館 2016.10(所蔵館:中央  請求記号:/322.1/5447/2016  資料コード:7108090799)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152888985

目次 閉じる

序章 古代女官研究の視点
  一 女性の「排除」と「包摂」
  二 日本古代女官研究の史的位置づけと本書の構成
第一部 令制女官前史
第一章 臣のヲトメ
  はじめに
  一 「臣のヲトメ」と「宮人」
  二 「氏々之女」「内外命婦」と「ひめとね」
  おわりに
第二章 髪長媛伝承の「喚」
  はじめに
  一 髪長媛を「喚」した意味
  二 地方豪族の仕奉と男女交替の意義
  おわりに
第三章 采女論再考
  はじめに
  一 采女論の通説
  二 采女への「姦」の再検討
  三 采女の本質はなにか
  四 国造、県、屯倉とウネメ
  おわりに
第二部 律令制下の女官
第一章 後宮職員令の構造と特質
  はじめに
  一 令制キサキ制度と皇子女の資養
  二 後宮十二司の職掌と官司編成
  三 女性の朝参と範囲
  四 出仕規定
第二章 女史と内記
  はじめに
  一 詔勅作成過程と内侍
  二 官僚機構のなかの内侍司と内記
  三 内侍司の日常業務と女史
  おわりに
第三章 令制女官考課についての一試案
  はじめに
  一 大宝令制下の「舎人之最」と女孺の考課
  二 大宝令制下の男女官人の考課
  三 養老考課令における考課基準の整備
  おわりに
第四章 女官の五位昇叙と氏
  はじめに
  一 氏の内階・外階コースと女官
  二 采女の外五位昇叙
  おわりに
第三部 女官の変容
第一章 第宅とトジ
  はじめに
  一 六国史における「室」
  二 古代史料における「室」
  三 第宅と「室」
  四 「家室」「富豪之室」再考
  おわりに
第二章 女官から「家夫人」へ
  はじめに
  一 女官の判断基準
  二 個々の事例から
  三 公的地位の意味と喪失
  おわりに
第三章 「キサキの女房」の出現契機
  はじめに
  一 九世紀の後宮十二司の変化と「女房」の登場
  二 幼帝即位と二人の太后
  三 院宮王臣家の「家人」と上毛野滋子の後宮進出
  おわりに
終章 律令官僚システムの探究のために