William Graham Hoover/共著 -- 丸善プラネット -- 2016.10 --

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中央 2F 一般図書 /426.5/5035/2016 7108220866 配架図 Digital BookShelf
2016/11/29 可能 利用可   0
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ISBN 4-86345-307-4
ISBN13桁 978-4-86345-307-4
タイトル フーバー カオス的な非平衡系のシミュレーションと制御
タイトルカナ フーバー カオステキ ナ ヒヘイコウケイ ノ シミュレーション ト セイギョ
著者名 William Graham Hoover /共著, Carol Griswold Hoover /共著, 志田 晃一郎 /訳
著者名典拠番号

120001914590000 , 120002879900000 , 110003186140000

出版地 東京,東京
出版者 丸善プラネット,丸善出版(発売)
出版者カナ マルゼン プラネット
出版年 2016.10
ページ数 24, 315p
大きさ 21cm
原タイトル注記 原タイトル:Simulation and control of chaotic nonequilibrium systems
価格 ¥6000
内容紹介 カオス理論を利用して、時間に対して可逆的である量子力学と、不可逆的である熱力学を両立させることを目指し、実際の数値計算の例題を多数紹介する。各章末に問題も掲載。
一般件名 熱力学 , 統計力学 , カオス , シミュレーション
一般件名カナ ネツリキガク,トウケイ リキガク,カオス,シミュレーション
一般件名典拠番号

511280800000000 , 511237400000000 , 510130100000000 , 510166700000000

分類:都立NDC10版 426.56
資料情報1 『フーバー カオス的な非平衡系のシミュレーションと制御』 William Graham Hoover/共著, Carol Griswold Hoover/共著 , 志田 晃一郎/訳 丸善プラネット 2016.10(所蔵館:中央  請求記号:/426.5/5035/2016  資料コード:7108220866)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152903611

目次 閉じる

第1章 原子論的力学のあらまし
  1.1 ニュートン,ラグランジュ,ハミルトンの力学
  1.2 力学的境界を制御する
  1.3 熱的境界を制御する
  1.4 ギブスの統計力学
  1.5 運動温度の能勢-フーバー制御
  1.6 非平衡マルチフラクタル分布
  1.7 非線形輸送
  1.8 時間可逆な熱浴と温度計
  1.9 この後の数値計算例の背景
第2章 原子論的シミュレーションの定式化
  2.1 多体粒子系のニュートン力学
  2.2 拘束系のラグランジュ力学
  2.3 ハミルトン力学とリウヴィルの定理
  2.4 時間可逆なリープフロッグアルゴリズム
  2.5 ガウス,ラグランジュ,ハミルトンによるエネルギー制御
  2.6 境界条件-ビリアル定理と熱定理
  2.7 原子論的な性質のなめらか粒子平均
  2.8 拘束条件とギブスのエントロピー
  2.9 まとめ
第3章 熱力学,統計力学,温度
  3.1 熱力学と理想気体温度
  3.2 古典理想気体の熱力学
  3.3 熱力学の三法則
  3.4 ギブスのエントロピーから導かれる温度とJaynesの失敗
  3.5 ギブスのカノニカル集団に対する能勢の描像
  3.6 二種類のカノニカル集団温度,TK,TC
  3.7 運動論的温度:理想気体温度計
  3.8 硬い平行な立方体から生じる異方的温度
  3.9 まとめ
第4章 連続体力学:連続性,応力,熱流束,応用
  4.1 連続体の視点からの力学
  4.2 質量,運動量,エネルギーの保存
  4.3 連続体のなめらか粒子シミュレーション
  4.4 構成関係と“エントロピー生成”
  4.5 正方形の128×128容器中の自由膨張
  4.6 二次元のしずくの振動
  4.7 衝撃波と流束,不可逆性,時間遅延
  4.8 まとめ
  4.9 参考文献
第5章 数値分子動力学とカオス
  5.1 粒子力学の定式化
  5.2 リープフロッグ法と“速度Verletアルゴリズム”
  5.3 ルンゲ-クッタ積分法
  5.4 有限精度の解と周期軌道
  5.5 LevesqueとVerletのビット可逆アルゴリズム
  5.6 最適化シンプレクティックアルゴリズム-時間可逆性
  5.7 {q,p,ζ,ξ}のエルゴード性とリャプノフ不安定性
  5.8 多体のためのリャプノフ不安定アルゴリズム
  5.9 まとめ
第6章 時間可逆な粒子型熱浴
  6.1 温度,接触温度,そして熱浴
  6.2 能勢のハミルトン型熱浴
  6.3 非平衡能勢-フーバー振動子
  6.4 Patra-Bhattacharya熱浴
  6.5 Campisiの対数ハミルトン型熱浴
  6.6 Hoover-Leeteの等運動エネルギーハミルトン型熱浴
  6.7 Landau-Lifshitzの配置熱浴
  6.8 フィードバック-ガウス型熱浴と能勢-フーバー熱浴
  6.9 二モーメント,三モーメント,および鎖型熱浴
第7章 非平衡シミュレーションによる鍵となる結果
  7.1 原型的な非平衡シミュレーション
  7.2 周期シアと人形アルゴリズム,Sllodアルゴリズム
  7.3 境界駆動シア流
  7.4 Green-久保の理論と一様な熱流のシミュレーション
  7.5 周期的熱流の境界駆動シミュレーション
  7.6 φ[4]モデルと位相空間次元の低減
  7.7 位相空間アトラクターの次元の低減
  7.8 SPAM補間によるメゾスコピックな可逆性
  7.9 衝撃波とそのなめらか粒子表現
第8章 第二法則,可逆性,不安定性
  8.1 時間可逆性:ボルツマン,Loschmidt,Zermélo
  8.2 ハミルトン系における第二法則
  8.3 温度制御された系における第二法則
  8.4 数値計算による平均化,エルゴード性,回帰
  8.5 温度制御されたエルゴード的ゴルトン盤
  8.6 温度制御されたエルゴード的調和振動子
  8.7 非平衡振動子のリミットサイクルの安定性
  8.8 ハミルトン系の指数ペアリングの例
  8.9 多体系のリャプノフ不安定性
第9章 進歩を展望する;地球上の生命
  9.1 序論-水と現実の生命のモデリング
  9.2 水の数値モデル
  9.3 2013年化学賞:Karplus,Levitt,Warshel
  9.4 生命の構成要素はどのようにして現れ成長したのか?
  9.5 Stanley MillerとHarold Ureyの実験(1953)
  9.6 コンピュータシミュレーションと実証実験
  9.7 計算生化学と薬物設計
  9.8 まとめ
  9.9 参考文献