古瀬 雅義/著 -- 笠間書院 -- 2016.10 --

所蔵

所蔵は 1 件です。

所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /914.30/5042/2016 7108220973 配架図 Digital BookShelf
2016/11/29 可能 利用可   0

Eメールによる郵送複写申込みは、「東京都在住」の登録利用者の方が対象です。

    • 統合検索
      都内図書館の所蔵を
      横断検索します。
      類似資料 AI Shelf
      この資料に類似した資料を
      AIが紹介します。

資料詳細 閉じる

ISBN 4-305-70817-5
ISBN13桁 978-4-305-70817-5
タイトル 枕草子章段構成論
タイトルカナ マクラノソウシ ショウダン コウセイロン
著者名 古瀬 雅義 /著
著者名典拠番号

110004445860000

出版地 東京
出版者 笠間書院
出版者カナ カサマ ショイン
出版年 2016.10
ページ数 13, 461, 16p
大きさ 22cm
価格 ¥11000
内容紹介 「枕草子」を「章段構成」の視点から考察。平安時代当時、書き手と読み手が共有していた知識と解釈について詳細に検証し、章段の中で素材と表現が有機的に関連しつつ展開していく構成の「仕組み」を明らかにする。
個人件名 清少納言
個人件名カナ セイ ショウナゴン
個人件名典拠番号 110000549110000
一般件名 枕草子
一般件名カナ マクラノソウシ
一般件名典拠番号

530233700000000

分類:都立NDC10版 914.3
資料情報1 『枕草子章段構成論』 古瀬 雅義/著  笠間書院 2016.10(所蔵館:中央  請求記号:/914.30/5042/2016  資料コード:7108220973)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152903623

目次 閉じる

序 研究史の概観と問題の所在
第Ⅰ部 章段構成を支える漢詩文・和歌の表現と論理
第一章 漢詩文の表現を活かす章段構成
  第一節 「憚りなし」が指示する『論語』古注と基本軸
  第二節 「この君にこそ」という発言と「空宅」の取りなし
  第三節 返りごととしての「草の庵を誰かたづねむ」
  第四節 「香爐峯の雪いかならむ」への対応と展開
  第五節 「少し春ある心地こそすれ」の解釈と対応
第二章 和歌の表現を活かす章段構成
  第一節 「扇」から「くらげ」への展開と構成
  第二節 「ほととぎす」の歌ことば世界と創造への志向
  第三節 「ほととぎす」から「下蕨」への展開とねらい
  第四節 「円融院の御果ての年」章段における歌ことば「椎柴」の応用と展開
第Ⅱ部 章段構成の方法と論理
第一章 主題を活かす章段構成の方法
  第一節 積善寺供養章段の時間軸とモザイク的様相
  第二節 雪山章段における表現の対比と効果
  第三節 「いはで思ふ」歌からみた『古今和歌六帖』享受の様相
  第四節 「寝起きの顔」章段における一手法としての再構成
  第五節 「芹摘みし」歌の異化作用と「めでたし」評
第二章 表現の展開を活かす章段構成の論理
  第一節 「鳥のそら音」章段における表現の重層性と論理
  第二節 「なかなるをとめ」の表現意図と「ずれ」の様相
  第三節 「六位の笏」と「辰巳」の隠し題とその論理
  第四節 積善寺供養章段における「申しなほす」の効果
  第五節 「春は曙」章段における対比構成の変容
第三章 <場>を活かす章段構成の論理
  第一節 「宜陽殿の一の棚に」と発言した「頭中将」は源経房か
  第二節 場面を展開する右近内侍の役割
  第三節 初出仕時の体験と雪の日の来訪者をめぐる会話
  第四節 <海>の写実的描写と幼少期の周防下り
  第五節 清少納言の見た『古今和歌六帖』は寛文九年版本の祖本か
<資料報告>
  刈谷市中央図書館蔵村上文庫本『清少納言枕草子』について