坂 堅太/著 -- 和泉書院 -- 2016.10 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /910.26/ア8/617 7108221602 配架図 Digital BookShelf
2016/11/29 可能 利用可   0

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ISBN 4-7576-0810-8
ISBN13桁 978-4-7576-0810-8
タイトル 安部公房と「日本」
タイトルカナ アベ コウボウ ト ニホン
タイトル関連情報 植民地/占領経験とナショナリズム
タイトル関連情報読み ショクミンチ センリョウ ケイケン ト ナショナリズム
著者名 坂 堅太 /著
著者名典拠番号

110007081310000

出版地 大阪
出版者 和泉書院
出版者カナ イズミ ショイン
出版年 2016.10
ページ数 4, 223p
大きさ 20cm
シリーズ名 和泉選書
シリーズ名のルビ等 イズミ センショ
シリーズ番号 184
シリーズ番号読み 184
価格 ¥3200
内容紹介 「壁」「砂の女」「燃えつきた地図」など、ノーベル賞に一番近かった作家・安部公房。1950年代、ナショナリズムに意義を見出していた安部の創作活動に迫り、無国籍的・国際的という作家神話を問い直す。
個人件名 安部 公房
個人件名カナ アベ コウボウ
個人件名典拠番号 110000030960000
分類:都立NDC10版 910.268
資料情報1 『安部公房と「日本」 植民地/占領経験とナショナリズム』(和泉選書 184) 坂 堅太/著  和泉書院 2016.10(所蔵館:中央  請求記号:/910.26/ア8/617  資料コード:7108221602)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152903700

目次 閉じる

序章
  「無国籍作家」というクリシェ
  満洲体験とナショナリズム
  生い立ちから共産党入党まで
  先行研究の整理と本書の構成
第一章 「複雑」なナショナリズム
  戦後国民文学論争
  一九五〇年前後におけるナショナリズム論の高まり
  戦後国民文学論争で争われたもの
  安部公房の「国民文学」
  「伝統」との関係
第二章 主観的被害者か、客観的加害者か
  戦争の記憶と死人形象
  「新しいリアリズム」との関係
  記号としての「死人」
  階級の論理
  殺人か、侵略か
  植民地体験の影響
第三章 <帰郷>出来なかった引揚者をめぐって
  安部公房とラジオドラマ
  「帰郷」の物語について
  「帰るべき郷」を持たない人々
  満洲開拓移民の加害責任をめぐって
第四章 安部公房と「一九五六年・東欧」
  六全協とスターリン批判
  スターリン批判を巡る言説
  民族主義の<発見>
  権力構造の問題
  ハンガリー動乱
  加筆・修正から見えるもの
第五章 脱植民地化としての引揚げ
  引揚げ体験を小説化する
  巴哈林という植民地都市
  他民族から「日本人」と眼差されること
  ナショナリズムの更新
終章 「アメリカ」とナショナリズム
  ミュージカルへの注目
  「アメリカ」とは何か
  大衆社会化とナショナリズム