資料詳細

目次

序章 コプト聖人伝研究の意義

  1 マムルーク朝支配下のキリスト教徒

  2 コプトの歴史

  3 アラビア語コプト聖人伝の概要

第Ⅰ部 下エジプトにおける聖人の活動

第一章 『ハディード伝』の世界

  1 『ハディード伝』概要

  2 ハディードの生涯

  3 治癒を求めて

  4 『ハディード伝』の時代背景

第二章 『ユハンナー・アッラッバーン伝』の世界

  1 『ユハンナー・アッラッバーン伝』概要

  2 ユハンナー・アッラッバーンの生涯

  3 聖人のもとを訪れる人々の描写

  4 ユハンナー・アッラッバーンが歩いたエジプト

  5 『ユハンナー伝』の時代背景

第Ⅱ部 カイロとその周辺における聖人の活動

第三章 『バルスーマー伝』の世界

  1 『バルスーマー伝』概要

  2 バルスーマーの生涯

  3 仲介を求めて

  4 バルスーマーとムスリムの信者

第四章 『アラム伝』の世界

  1 『アラム伝』概要

  2 アラムの生涯

  3 聖人に求められる奇蹟

第五章 『ルワイス伝』の世界

  1 『ルワイス伝』概要

  2 ルワイスの生涯

  3 ルワイスに帰せられる奇蹟

  4 十四世紀後半エジプトにおけるコプトの社会的状況

第Ⅲ部 上エジプトにおける聖人の活動

第六章 『ムルクス・アルアントゥーニー伝』の世界

  1 『ムルクス・アルアントゥーニー伝』概要

  2 ムルクス・アルアントゥーニーの生涯

  3 聖アントニウス修道院における暮らしと外界からの訪問者

  4 ムルクスに帰せられる奇蹟

  5 聖人伝に描かれた十四世紀後半の改宗問題

第七章 『イブラーヒーム・アルファーニー伝』の世界

  1 『イブラーヒーム・アルファーニー伝』概要

  2 イブラーヒーム・アルファーニーの生涯

  3 忠告と予言

  4 十四世紀末におけるカイロのキリスト教徒社会

終章 聖人伝に描かれたエジプト社会

  1 聖人伝編纂の意味

  2 マムルーク朝エジプトに生きる人々

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