青木 博史/著 -- ひつじ書房 -- 2016.11 --

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中央 3階B 一般図書 /815.1/5102/2016 7108372939 配架図 Digital BookShelf
2017/01/13 可能 利用可   0
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ISBN 4-89476-834-5
ISBN13桁 978-4-89476-834-5
タイトル 日本語歴史統語論序説
タイトルカナ ニホンゴ レキシ トウゴロン ジョセツ
著者名 青木 博史 /著
著者名典拠番号

110004713780000

出版地 東京
出版者 ひつじ書房
出版者カナ ヒツジ ショボウ
出版年 2016.11
ページ数 9, 268p
大きさ 22cm
シリーズ名 ひつじ研究叢書
シリーズ名のルビ等 ヒツジ ケンキュウ ソウショ
シリーズ番号 言語編第145巻
シリーズ番号読み ゲンゴヘン-145
価格 ¥7200
内容紹介 日本語史上における重要な文法現象について、統語論的観点からのアプローチを意識的に用いて考察。伝統と革新、理論と記述、一般性と個別性のバランスをとりながら、言語の動的な歴史(ストーリー)を描く。
書誌・年譜・年表 文献:p251~260
一般件名 日本語-構文論-ndlsh-00568405,日本語-文法-歴史-ndlsh-00609149
一般件名カナ ニホンゴ-コウブンロン-00568405,ニホンゴ-ブンポウ-レキシ-00609149
一般件名 日本語-構文論 , 日本語-歴史
一般件名カナ ニホンゴ-コウブンロン,ニホンゴ-レキシ
一般件名典拠番号

510395110280000 , 510395114860000

分類:都立NDC10版 815.1
資料情報1 『日本語歴史統語論序説』(ひつじ研究叢書 言語編第145巻) 青木 博史/著  ひつじ書房 2016.11(所蔵館:中央  請求記号:/815.1/5102/2016  資料コード:7108372939)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152921312

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序章 歴史統語論の方法
  1.はじめに
  2.先行研究
  3.本書の特徴
  4.おわりに
第1章 名詞の機能語化
  1.はじめに
  2.節の脱範疇化
  3.節の語化
  4.機能語化と歴史研究
  5.おわりに
第2章 述部における節の構造変化と文法化
  1.はじめに
  2.「げなり」から「げな」へ
  3.構造変化と文法化
  4.外接モダリティ形式の成立
  5.おわりに
第3章 「句の包摂」と文法化
  1.はじめに
  2.「句の包摂」の2種
  3.接頭辞の場合
  4.接尾辞の場合
  5.拡張と収縮
  6.おわりに
第4章 文法化と主観化
  1.はじめに
  2.「~きる」の展開
  3.「げな」の展開
  4.おわりに
第5章 項における準体句の歴史変化
  1.はじめに
  2.中古語における準体型名詞節の使用範囲
  3.現代語におけるノ型名飼節・コト型名詞節
  4.「の」の文法化
  5.おわりに
第6章 述部における名詞節の歴史
  1.はじめに
  2.先行研究
  3.「連体なり」の行方
  4.文末名詞節の歴史
  5.「だろう」と「のだろう」
  6.おわりに
第7章 接続助詞「のに」の成立
  1.はじめに
  2.格から接続へ
  3.準体助詞「の」の成立と発達
  4.接続助詞「のに」の成立
  5.「の」の機能
  6.接続助詞「のに」の定着
  7.おわりに
第8章 条件節における準体助詞「の」
  1.はじめに
  2.議論の前提
  3.準体助詞「の」の発達と定着
  4.「φ」と「の」
  5.「のなら」の成立
  6.おわりに
第9章 終止形と連体形の合流
  1.はじめに
  2.先行研究
  3.準体句の文末用法の衰退
  4.名詞句の脱範疇化
  5.述体文としての係り結び文
  6.終止形終止の衰退
  7.おわりに
第10章 「こと」の機能
  1.はじめに
  2.「コト+用言」
  3.複文における「こと」
  4.準体句とコト名詞句
  5.「こと」の機能
  6.おわりに
第11章 原因主語他動文の歴史
  1.はじめに
  2.文献資料における様相
  3.原因主語他動文の発生と展開
  4.名詞句の意味役割
  5.おわりに
第12章 ミ語法の構文的性格
  1.はじめに
  2.ミ語法の構造
  3.ミ語法の史的位置
  4.おわりに
第13章 複合動詞の歴史
  1.はじめに
  2.古代語の「動詞連用形+動詞」
  3.古代語と現代語の相違点
  4.複合動詞の発達
  5.語彙化と文法化
  6.おわりに
第14章 クル型複合動詞の史的展開
  1.はじめに
  2.「~まくる」の文法化
  3.「~たくる」
  4.「~こくる」
  5.クル型動詞
  6.クル型複合動詞の展開
  7.歴史的観点から見た「統語的複合動詞」
終章 まとめと今後の課題