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目次

1 生物無機化学の概説

  1.1 生物無機化学とは

  1.2 生体必須元素とその役割

  1.3 微量元素のホメオスタシス

  1.4 主な微量元素

  1.5 金属タンパク質

  1.6 金属酵素

  1.7 補因子

  1.8 金属イオンの取り込み・輸送・貯蔵・保持・排出

  1.9 金属中心の分光学的・磁気的性質の検出法

2 O2の運搬・貯蔵・活性化

  2.1 運搬・貯蔵

  2.2 オキシダーゼ,オキシゲナーゼ,ペルオキシダーゼ,SOD

3 窒素・硫黄循環

  3.1 地球における窒素と硫黄の循環

  3.2 鉄系酵素

  3.3 銅系酵素

  3.4 モリブデン・タングステン含有酵素

4 呼吸系

  4.1 シトクロムc酸化酵素

  4.2 酸素還元部位の構造

  4.3 酸素還元反応サイクル

  4.4 赤外分光法によるCO光解離ダイナミクスの追跡

5 光合成系

  5.1 集光系

  5.2 電荷分離系

  5.3 光合成における水の酸化系

6 物質変換(生物有機金属化学)

  6.1 ヒドロゲナーゼ,ニトロゲナーゼ,一酸化炭素デヒドロゲナーゼ

  6.2 B12酵素とそのモデル

7 加水分解

  7.1 亜鉛酵素とモデル

  7.2 人工ヌクレアーゼ

  7.3 おわりに

8 人工金属酵素

  8.1 金属錯体とタンパク質のハイブリッド化

  8.2 酸化反応・水酸化反応

  8.3 水素発生

  8.4 水素化反応

  8.5 C-C結合形成

  8.6 おわりに

9 センシング

  9.1 センサータンパク質による生物の外部環境応答

  9.2 遷移金属が関与する外部シグナルセンシング

  9.3 ヘムを利用したセンサータンパク質

  9.4 鉄硫黄クラスターを利用したセンサータンパク質

  9.5 遷移金属イオンを利用したセンサータンパク質

  9.6 シグナル分子として機能する遷移金属イオン

10 イメージング

  10.1 染色法からイメージングへの発展

  10.2 無機イオンの蛍光イメージング

  10.3 レシオ蛍光測定システムの開発

  10.4 GFPを用いたレシオ変化型Ca[2+]蛍光プローブ

  10.5 Zn[2+]蛍光プローブ

11 金属錯体による細胞機能制御

  11.1 金属ナノ粒子

  11.2 金属錯体触媒

  11.3 人工金属タンパク質

12 医薬品

  12.1 抗腫瘍薬(Pt錯体(シスプラチン関連))

  12.2 抗寄生虫薬(アンチモン製剤)

  12.3 ビスマス製剤(ピロリ菌除菌,止瀉薬,整腸薬)

  12.4 抗リウマチ薬(Au錯体)

  12.5 消化性潰瘍薬(アルミニウム製剤)

  12.6 ポラプレジンク(亜鉛製剤)

  12.7 銅-クロロフィリン塩

  12.8 酢酸亜鉛

  12.9 酸化マグネシウム

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