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粟津 賢太/著 -- 北海道大学出版会 -- 2017.1 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /161.3/5058/2017 7108637050 配架図 Digital BookShelf
2017/03/15 可能 利用可   0
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ISBN 4-8329-6826-4
ISBN13桁 978-4-8329-6826-4
タイトル 記憶と追悼の宗教社会学
タイトルカナ キオク ト ツイトウ ノ シュウキョウ シャカイガク
タイトル関連情報 戦没者祭祀の成立と変容
タイトル関連情報読み センボツシャ サイシ ノ セイリツ ト ヘンヨウ
著者名 粟津 賢太 /著
著者名典拠番号

110004740540000

出版地 札幌
出版者 北海道大学出版会
出版者カナ ホッカイドウ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2017.1
ページ数 6, 355, 20p
大きさ 22cm
価格 ¥6400
内容紹介 ナショナリズムが、いかに「死」を正当化したのかという問題を、戦没者にいかに対処してきたのかという問題であると読み替え、戦没者の追悼や顕彰、慰霊の問題として考える。
書誌・年譜・年表 文献:巻末p7~20
一般件名 宗教社会学-ndlsh-00572414,戦没者-00570650-ndlsh,記憶-ndlsh-00565928
一般件名カナ シュウキョウシャカイガク-00572414,センボツシャ-00570650,キオク-00565928
一般件名 宗教社会学 , 供養 , 戦没者
一般件名カナ シュウキョウ シャカイガク,クヨウ,センボツシャ
一般件名典拠番号

510914500000000 , 510656100000000 , 511091600000000

分類:都立NDC10版 161.3
書評掲載紙 朝日新聞  2022/09/17   
資料情報1 『記憶と追悼の宗教社会学 戦没者祭祀の成立と変容』 粟津 賢太/著  北海道大学出版会 2017.1(所蔵館:中央  請求記号:/161.3/5058/2017  資料コード:7108637050)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152955670

目次 閉じる

はじめに
  一 追憶の共同体
  二 ナショナリズム研究における宗教社会学的な問い
  三 本書の対象と方法
第Ⅰ部 理論編
第一章 集合的記憶のポリティクス
  一 集合的記憶の問題系
  二 多声的な歴史と記憶のポリティクス
  三 文化システムとしての集合的記憶
  四 沖縄県における戦没者記念施設
  五 市町村における記念施設
  六 記念施設をめぐるポリティクス
第二章 儀礼国家論と集合的記憶
  一 儀礼国家論
  二 デュルケイミアン・レガシー
  三 ネオ・デュルケイミアン理論としての儀礼国家論
  四 機能から効果へ
第三章 現在における「過去」の用法
  一 現在における「過去」
  二 もうひとつの生産
  三 拡張された「心」
  四 媒介される「心」
第Ⅱ部 事例編
第四章 偉大なる戦争
  一 戦没兵士追悼記念日と沈黙の儀礼
  二 黙禱儀礼の日本への導入
  三 無名戦士の墓と英連邦戦争墓地
  四 第一次世界大戦と英国心霊主義
  五 「栄光ある死者」の背景
第五章 古代のカノンと記憶の場
  一 第一次世界大戦と戦争記念碑建設ブーム
  二 地方における追悼式と戦争記念碑の多層性
  三 エセックス州立文書館における戦争記念碑関係文書
  四 コルチェスター市における第一次世界大戦記念事業
  五 聖ジョージ像の多層性
  六 英国地方教会における第一次世界大戦の解釈
第六章 市民宗教論再考
  一 米国における戦没者祭祀
  二 南北戦争戦死者の意味づけと市民宗教の「新約」
  三 退役軍人記念日と無名戦士の墓
  四 近代国家と死者崇拝
第七章 近代日本ナショナリズムにおける表象の変容
  一 近代における記念の意味
  二 コロニアル・クライシスへの対応としての招魂の観念
  三 招魂碑から記念碑へ
  四 記念碑から忠魂碑へ
  五 忠魂碑から忠霊塔へ
第八章 戦没者慰霊と集合的記憶
  一 問題の所在
  二 大日本忠霊顕彰会における忠魂・忠霊をめぐる言説
  三 忠霊公葬運動における忠魂・忠霊をめぐる言説
第九章 媒介される行為としての記憶
  一 遺骨処理
  二 遺骨処理から遺骨探索へ
  三 壕を掘る者たち
  四 教団による遺骨収集の語り
  五 「負の遺産」をめぐる駆け引き
おわりに