資料詳細

目次

序章 遊牧経済論の課題と手法

  はじめに

  0.1 遊牧経済論の背景と課題

  0.2 「遊牧」をめぐる基本的概念の整理

  0.3 遊牧経済分析の手法と意義

  0.4 研究対象としてのモンゴル国遊牧地域

  0.5 モンゴル遊牧地域という空間:ソム(郡)を中心に

  0.6 本書の構成

第1章 モンゴル経済の概観

  はじめに

  1.1 モンゴル経済の特徴

  1.2 モンゴルにおける社会主義経済体制

  まとめ

第2章 モンゴルにおける市場化政策と遊牧経済の変化

  はじめに

  2.1 「市場化」をどう捉えるか

  2.2 モンゴルにおける市場化政策

  2.3 市場化開始後のモンゴル経済の変化

  2.4 遊牧経済の「市場化」?:(1)生産主体の変化

  2.5 遊牧経済の「市場化」?:(2)遊牧地域でのケース・スタディから

  2.6 遊牧地域における市場化の現状

  まとめ

第3章 牧民による経済行動の現状

  はじめに

  3.1 問題の設定

  3.2 調査の概要

  3.3 牧民世帯のケース・スタディ

  3.4 調査結果からの検討

  まとめ

第4章 牧地制度の実際と分析

  はじめに

  4.1 モンゴルにおける牧地制度の問題

  4.2 牧地利用の理論と分析

  4.3 モンゴルにおける遊牧と牧地管理の実際

  4.4 モンゴル・モデルに基づく牧地利用の分析

  まとめ

第5章 牧民間経済格差の分析

  はじめに

  5.1 問題の背景

  5.2 牧民間経済格差の分析に向けて:統計資料の諸問題

  5.3 経済格差の分析と計測

  まとめ

終章 10年を経て

  はじめに

  6.1 急成長を遂げたモンゴル経済とその後

  6.2 遊牧経済の2000年代:家畜急増の影で

  6.3 2010年:ゾドの衝撃と「モンゴル家畜」国家プログラム

  6.4 2011年以後:モンゴル遊牧経済の現時点と将来

  6.5 将来の展望:遊牧経済のさらなる理解に向けて

ページの先頭へ