大塚 千紗子/著 -- 笠間書院 -- 2017.2 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /913.37/5066/2017 7108704304 配架図 Digital BookShelf
2017/04/07 可能 利用可   0

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ISBN 4-305-70835-9
ISBN13桁 978-4-305-70835-9
タイトル 日本霊異記の罪業と救済の形象
タイトルカナ ニホン リョウイキ ノ ザイゴウ ト キュウサイ ノ ケイショウ
著者名 大塚 千紗子 /著
著者名典拠番号

110007147900000

出版地 東京
出版者 笠間書院
出版者カナ カサマ ショイン
出版年 2017.2
ページ数 6, 259, 8p
大きさ 22cm
価格 ¥5800
内容紹介 人はどのように苦しみ、救いを得ているのか-。薬師寺の僧・景戒が記した日本最古の仏教説話集「日本霊異記」の罪業と救済の構造、そしてその説話的形象について考察。「日本霊異記」の文学的意義を論じる。
個人件名 景戒(ndlsh)(00270391)
個人件名カナ ケイカイ(00270391)
一般件名 日本霊異記-00627635-ndlsh
一般件名カナ ニホン リョウイキ-00627635
一般件名 日本霊異記
一般件名カナ ニホン リョウイキ
一般件名典拠番号

530092800000000

分類:都立NDC10版 913.37
資料情報1 『日本霊異記の罪業と救済の形象』 大塚 千紗子/著  笠間書院 2017.2(所蔵館:中央  請求記号:/913.37/5066/2017  資料コード:7108704304)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152966476

目次 閉じる

序章 『日本霊異記』における罪業観と救済の構造
  一 本書の目的と方法
  二 『霊異記』における罪業観と救済の構造
  三 本書各論の概要
第一部 罪業の形象
第一章 狐妻説話における主題
  はじめに
  一 『霊異記』に見る狐妻説話とその主題
  二 狐の変化と「【ウルワ】しき女」への眼差し
  三 異類婚における愛欲
  おわりに
第二章 狐妻説話における恋歌
  はじめに
  一 狐妻説話の変容と歌の意義
  二 当該歌の先行研究
  三 「窈窕」の表現性
  四 散文部「裳襴引逝也」の表現性
  五 『万葉集』における類歌
  六 「ほのか」と「はろか」
  おわりに
第三章 「愛心深入」における女の因業
  はじめに
  一 「愛心深入」における文脈の問題点
  二 『霊異記』の夢見
  三 神識にみる人間の心的作用
  四 女の「愛心深入」
  おわりに
第四章 婬【イツ】なる慈母
  はじめに
  一 問題の所在
  二 「天骨婬【イツ】」の意味
  三 婬【イツ】の母・悪逆の子
  四 孝の思想と『父母恩重経』
  五 仏の導きと子の孝
  おわりに
第五章 盲目説話の感応と形象
  はじめに
  一 盲目の母
  二 盲目治癒説話における願
  三「郷歌」にみる母子の盲目譚
  四 『雑宝蔵経』に見える盲目説話
  五 『霊異記』の宿業の病と感応
  おわりに
第六章 宿業の病と無縁の大悲
  はじめに
  一 『霊異記』の病と宿業
  二 無縁の大悲と無相の妙智
  三 『霊異記』説話と無縁の大悲
  おわりに
第二部 <聖人伝>の形象
第一章 聖徳太子の片岡説話
  はじめに
  一 聖徳太子片岡説話伝承の位相
  二 釈迦の出家における遊観・出遊
  三 聖徳太子伝承と『梁高僧伝』
  おわりに
第二章 『霊異記』が語る行基伝
  はじめに
  一 『霊異記』の行基説話と分類
  二 聖人が備える天眼とその機能
  三 天眼の菩薩・通眼の聖人
  おわりに
第三章 行基詠歌伝承と烏の形象
  はじめに
  一 行基の詠歌
  二 烏の形象と歌の伝承
  三 婆羅門僧正と行基との贈答歌
  四 行基の嘆きと歌の意義
  おわりに
第四章 「外道」なる尼
  はじめに
  一 肉団からの異常出生
  二 尼と神人
  三 外道なる尼
  おわりに
終章 編者景戒の夢見と『日本霊異記』説話との関係性
  一 『霊異記』下巻第三十八縁
  二 延暦六年の夢
  三 延暦七年の夢
  四 本書各論の結論