白石 崇人/著 -- 溪水社 -- 2017.2 --

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中央 2F 一般図書 /374.3/5268/2017 7108709445 配架図 Digital BookShelf
2017/04/11 可能 利用可   0
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ISBN 4-86327-386-3
ISBN13桁 978-4-86327-386-3
タイトル 明治期大日本教育会・帝国教育会の教員改良
タイトルカナ メイジキ ダイニホン キョウイクカイ テイコク キョウイクカイ ノ キョウイン カイリョウ
タイトル関連情報 資質向上への指導的教員の動員
タイトル関連情報読み シシツ コウジョウ エノ シドウテキ キョウイン ノ ドウイン
著者名 白石 崇人 /著
著者名典拠番号

110005101380000

出版地 広島
出版者 溪水社
出版者カナ ケイスイシャ
出版年 2017.2
ページ数 15, 658p
大きさ 22cm
価格 ¥8900
内容紹介 明治期における大日本教育会・帝国教育会の教員(主に地域において指導的立場にあった小学校教員)改良について、その実態と教員資質の形成・向上に関する歴史的意義とを明らかにする。
書誌・年譜・年表 文献:p602~618
団体件名 大日本教育会(00763497)(ndlsh),帝国教育会(00260376)(ndlsh)
団体件名読み ダイニホン キョウイクカイ(00763497),テイコク キョウイクカイ(00260376)
一般件名 教員養成-日本-歴史-明治時代-001276845-ndlsh
一般件名カナ キョウイン ヨウセイ-ニホン-レキシ-メイジ ジダイ-001276845
一般件名 教員-歴史 , 教員研修-歴史 , 大日本教育会 , 帝国教育会
一般件名カナ キョウイン-レキシ,キョウイン ケンシュウ-レキシ,ダイニホン キョウイクカイ,テイコク キョウイクカイ
一般件名典拠番号

510666010070000 , 510666210030000 , 210000359710000 , 210000115660000

分類:都立NDC10版 374.3
資料情報1 『明治期大日本教育会・帝国教育会の教員改良 資質向上への指導的教員の動員』 白石 崇人/著  溪水社 2017.2(所蔵館:中央  請求記号:/374.3/5268/2017  資料コード:7108709445)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152966700

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序章
  一.本研究の目的
  二.先行研究の整理
  三.本研究の課題と方法
第Ⅰ部 教員改良の原点
はじめに
第一章 「師匠から教員へ」の過程における教員改良問題の発生
  一.「教員」の誕生
  二.地域教育改革の主体としての教員-自由民権運動のなかで
  三.明治一〇年代前半の教員改良政策の展開-「政治」から「学理」へ
第二章 東京教育会における官立師範学校卒業生の動員
  一.東京教育会の組織構造
  二.東京教育会の活動実態
  三.「自由」教育令期における小学試験法改正への関与
  四.教育令期における小学教則編成への関与
第三章 明治一三年東京教育会における教師論
  一.東京教育会における教師論の出発点
  二.普通教育の擁護者を求めて-明治一三年夏
  三.普通教育の推進者を求めて
第四章 東京教育学会から大日本教育会へ
  一.東京教育学会の活動実態
  二.大日本教育会結成の背景
  三.大日本教育会結成に対する期待
第五章 明治期大日本教育会・帝国教育会と指導的教員
  一.明治期大日本教育会・帝国教育会の組織
  二.明治期大日本教育会・帝国教育会の幹部組織
  三.明治期大日本教育会・帝国教育会の組織における指導的教員
第Ⅰ部の小括
第Ⅱ部 国家隆盛を目指した教員資質の組織的向上構想
はじめに
第一章 大日本教育会結成期における教員改良構想
  一.結成期の『大日本教育会雑誌』における教員関係記事
  二.理学・教育学の知識習得と教授法の熟達
  三.教員像の転換の兆し
  四.教員資質と人件費削減との関係
  五.教員の専門性への言及
第二章 明治二三年前後における教員改良構想
  一.明治二一~二四年の『大日本教育会雑誌』における教員関係記事
  二.教員の人格的資格および協同
  三.「教育者」の一員としての教員
  四.教職意義の拡大・深化の試み
第三章 大日本教育会末期の教員改良構想
  一.単級教授法研究組合報告の基本的特徴
  二.単級教授法論の特徴-高師経由ヘルバルト派教授法の応用
  三.単級教授法の担い手としての教員-高度な専門性の要求
第四章 明治期帝国教育会の教員改良構想
  一.公徳とは何か
  二.公徳養成教材の開発
  三.公徳養成指導の資質
第五章 教育勅語解釈に基づく教員改良構想
  一.『聖諭略解』における教育勅語解釈
  二.『訂正増補聖諭略解』における教育勅語解釈
第Ⅱ部の小括
第Ⅲ部 教員講習による学力向上・教職理解の機会提供
はじめに
第一章 夏季講習会による教員講習の開始
  一.明治二四~二六年における夏季講習会の開催
  二.高等教育機関の学者による最先端の講習内容
  三.夏季講習会の本当のねらい
第二章 大日本教育会による教員講習の拡充
  一.「講義」から「学術講習会」へ
  二.明治二七~二九年の夏期講習会の実態
  三.学校教員対象の各種講義の開講
第三章 帝国教育会結成直後の教員講習
  一.「学術講習会」から「学術講義会」へ
  二.夏期講習会の展開
第四章 明治期帝国教育会における教員講習の展開
  一.会員の期待に支えられた教員講習の拡充
  二.教員講習の拡充・展開
  三.講習内容の概要-教育学講師に注目して
第五章 帝国教育会による教員講習の拡充
  一.中等教員講習所の設置と運営
  二.中等教員講習所における講習内容とその結果
第Ⅲ部の小括
第Ⅳ部 輿論形成・政策参加による自己改良への教員動員
はじめに
第一章 討議会における教員の動員
  一.大日本教育会における討議会開催の準備
  二.討議会「児童ニ銭ヲ持タシムル利害如何」
  三.討議会「小学ニ於テ男女共学ノ可否」
第二章 「研究」の事業化過程
  一.「研究」の規定背景
  二.明治二一年五月改正規則の「研究」規程
  三.部門会議における「研究」の方法
第三章 「研究」の事業化における西村貞の理学観
  一.西村貞の大日本学術奨励会構想
  二.西村貞の理学観
  三.西村貞と大日本教育会改革
第四章 研究組合の成立
  一.教育学術研究と高等師範学校
  二.明治二六年一二月における大日本教育会改革
  三.大日本教育会研究組合の成立過程
  四.研究組合における構想の実現
第五章 全国教育者大集会の開催背景
  一.明治二〇年代初頭の教育社会における輿論形成体制
  二.大日本教育会の輿論形成体制の問題
  三.大日本教育会の方針転換-地方教育会との連携
第六章 学制調査部の「国民学校」案
  一.結成期帝国教育会の研究調査組織
  二.学制調査部における「国民学校」案の成立
  三.初等教育改革案としての「国民学校」案
第七章 全国小学校教員会議の開催
  一.全国小学校教員会議の開催
  二.小学教育調査部と全国小学校教員会議
  三.第一回全国小学校教員会議の実態とその意義
第Ⅳ部の小括
結章 明治期大日本教育会・帝国教育会の教員改良とは何か
  一.本研究の結論
  二.残された課題