資料詳細

目次

序章 現代国家をめぐる認識

  1 国家と民営化

  2 日本におけるNPMの影響

  3 現代国家と公法学

第1部 方法

第1章 現代国家をめぐる<認識>

  1 国家概念再考

  2 新世代の憲法理論

  3 多元的行政の憲法理論へ

  4 認識のための道具

第2章 統治を支える規範

  1 “Gewaltengliederung”

  2 行政の統一性と独立性

  3 「正当化」と「正統化」

第3章 ガバナンスと憲法理論

  1 制御学の発展としての「ガバナンス」

  2 規律構造の概念

第2部 理論

第1章 民主的正当化論

  1 一元型モデル

  2 多元型モデル

  3 「機能的自治」-リッペ団体判決

  4 ヨーロッパにおける民主的正当化

  5 多元型モデルの問題点と利点

  6 修正型多元的モデルへ

第2章 参加と受容

  1 受容概念とその背景

  2 国民投票と調停

  3 直接民主制の民主的正当性

第3部 組織・構造

第1章 国家の権力独占(民営化)

  1 国家の権力独占と民営化

  2 民営化に対する憲法上の規律

  3 民営化と民主的正当化モデル

  4 小括

第2章 行政の統一性

  1 指揮権と監督権

  2 行政の統一性と民主的正当化論

  3 「指揮からの自由」と民主的正当化

  4 中央銀行の独立性

  5 公証人に対する国家監督

  6 専門家委員会の法的規律

第3章 改めて民主的正当化論から

  1 正当化論とガバナンス

  2 責任問題としてのガバナンス構想

結 民主的正当化に基づく憲法理論

  1 まとめ

  2 ガバナンス構想と国家概念

  3 代表制と民主的正当化

  4 おわりに

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