藤本 忠/著 -- 晃洋書房 -- 2017.3 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /112.0/5068/2017 7108728629 配架図 Digital BookShelf
2017/04/18 可能 利用可   0

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ISBN 4-7710-2848-7
ISBN13桁 978-4-7710-2848-7
タイトル 時間の思想史
タイトルカナ ジカン ノ シソウシ
タイトル関連情報 双対性としてのフィジカ・メタフィジカ
タイトル関連情報読み ソウタイセイ ト シテ ノ フィジカ メタフィジカ
著者名 藤本 忠 /著
著者名典拠番号

110005925540000

出版地 京都
出版者 晃洋書房
出版者カナ コウヨウ ショボウ
出版年 2017.3
ページ数 18, 209p
大きさ 22cm
シリーズ名 龍谷叢書
シリーズ名のルビ等 リュウコク ソウショ
シリーズ番号 40
シリーズ番号読み 40
価格 ¥3500
内容紹介 時間をめぐる非常に多面的なテーマについてのきわめて詳細な論考。哲学の重要な主題であり続けた時間について、近代と現代における自然学、物理学、存在論の枠組みの中で検討する。
一般件名 時間・空間-00574722-ndlsh
一般件名カナ ジカンクウカン-00574722
一般件名 時間(哲学) , 時間(物理学)
一般件名カナ ジカン(テツガク),ジカン(ブツリガク)
一般件名典拠番号

510424100000000 , 510424200000000

分類:都立NDC10版 112
資料情報1 『時間の思想史 双対性としてのフィジカ・メタフィジカ』(龍谷叢書 40) 藤本 忠/著  晃洋書房 2017.3(所蔵館:中央  請求記号:/112.0/5068/2017  資料コード:7108728629)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152969996

目次 閉じる

序章 哲学と物理学の時間概念を論じるにあたって
  はじめに
  1 空間性と分離した意識論的時間論
  2 時間の成立
  3 古典物理学における時間とカントの時間論
  4 量子物理学における時間概念の広がり
  おわりに
第Ⅰ部 物理学と哲学の時間概念をめぐる問い
第1章 物理学の時間表示の起源
  はじめに
  1 歴史的経緯
  2 オレームの新しい方法と時間(1)
  3 オレームの新しい方法と時間(2)
  4 オレームの新しい方法と時間(3)
  5 その後の自然哲学への時間論の接続
  おわりに
第2章 物理学の時間とカントの時間論
  はじめに
  1 カントの時間論
  2 カントの時間論への問いかけ
  おわりに
第Ⅱ部 近世哲学の時間解釈(A)
第3章 シェリングによる自然哲学
  はじめに
  1 シェリング哲学のカント批判に関する基本的立場
  2 カントの第一アンチノミー論とシェリングによる批判
  3 カント哲学の立場からみたシェリング批判への応答
  4 カントの直観論の再検討
  おわりに
第4章 フィヒテの根源的直観論
  はじめに
  1 フィヒテによるカントの継承
  2 ア・プリオリな綜合的判断とフィヒテの知識学の方法
  3 カント哲学の立場からみたフィヒテの直観論
  4 フィヒテの解決
  5 カントの直観論の再検討
  おわりに
第5章 ヘーゲルの概念による時間論
  はじめに
  1 『エンチクロペディー』「第二編 自然哲学」における時間と空間
  2 初期ヘーゲルのシェリング哲学の継承とシェリングとの差異
  3 「直観」と「概念」
  4 論理的立場について
  5 カントの立場からのヘーゲルへの疑義とカントの直観論の再検討
  おわりに
第Ⅲ部 近世哲学の時間解釈(B)
第6章 ライプニッツ対ニュートンとカント
  はじめに
  1 カントによるライプニッツ批判
  2 カントの直観論と大域性
  3 ライプニッツの時間・空間論(1)
  4 ライプニッツの時間・空間論(2)
  5 カントの直観論の再検討
  おわりに
第7章 ボルツァーノによる時間の基礎付け
  はじめに
  1 ボルツァーノの哲学の基本的な骨格
  2 ボルツァーノの時間・空間概念
  3 カントの視点からのボルツァーノの批判とカントの直観論の再検討
  おわりに
第Ⅳ部 物理学の時間概念とその問題
第8章 物理学における時間表示の問題
  はじめに
  1 量子化の方法と状態関数の表示
  2 積分の時間表示と時間平均の明示化
  3 時間を作用素としてみなすこと
  4 経路積分の時間表示の意味
  5 宇宙論との関連(1)
  6 宇宙論との関連(2)
  まとめと問題
第9章 時間と量子物理学における観測の問題
  はじめに
  1 コペンハーゲン解釈の概要
  2 ノイマンの観測理論と量子物理学における領域の整理
  3 時間作用素の歴史
  4 時間作用素と時間パラメータ:再考
  5 時間作用素と正値作用素測度
  6 時間は一次元的なのかについて
  7 展望