山岡 龍一/編著 -- 放送大学教育振興会 -- 2017.3 -- 改訂版

所蔵

所蔵は 1 件です。

所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 書庫 一般図書 /301.0/5073/2017 7109112003 Digital BookShelf
2017/07/25 可能 利用可   0

Eメールによる郵送複写申込みは、「東京都在住」の登録利用者の方が対象です。

    • 統合検索
      都内図書館の所蔵を
      横断検索します。
      類似資料 AI Shelf
      この資料に類似した資料を
      AIが紹介します。

資料詳細 閉じる

ISBN 4-595-14087-7
ISBN13桁 978-4-595-14087-7
タイトル 公共哲学
タイトルカナ コウキョウ テツガク
著者名 山岡 龍一 /編著, 齋藤 純一 /編著
著者名典拠番号

110003384660000 , 110002211110000

版表示 改訂版
出版地 東京,[東京]
出版者 放送大学教育振興会,[NHK出版(発売)]
出版者カナ ホウソウ ダイガク キョウイク シンコウカイ
出版年 2017.3
ページ数 282p
大きさ 21cm
シリーズ名 放送大学大学院教材
シリーズ名のルビ等 ホウソウ ダイガク ダイガクイン キョウザイ
シリーズ名2 放送大学大学院文化科学研究科
シリーズ名読み2 ホウソウ ダイガク ダイガクイン ブンカ カガク ケンキュウカ
シリーズ名3 社会経営科学プログラム
シリーズ名読み3 シャカイ ケイエイ カガク プログラム
価格 ¥2700
内容紹介 「公共哲学」という、近年再定義・再考察が試みられている視角・考え方を理論的なレベルで紹介。現代社会における「公共性」の諸問題を新たに問い直し、新たな解決法を考えていく方法を検討する。学習課題も掲載。
一般件名 社会哲学-00571920-ndlsh,公益-ndlsh-00566123
一般件名カナ シャカイテツガク-00571920,コウエキ-00566123
一般件名 社会科学
一般件名カナ シャカイ カガク
一般件名典拠番号

510406100000000

分類:都立NDC10版 301
資料情報1 『公共哲学』(放送大学大学院教材)改訂版 山岡 龍一/編著, 齋藤 純一/編著  放送大学教育振興会 2017.3(所蔵館:中央  請求記号:/301.0/5073/2017  資料コード:7109112003)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152970415

目次 閉じる

1 公共哲学とは何か
  1.公共哲学のイメージ
  2.哲学とは何か
  3.批判としての公共哲学
  4.統合の理想としての公共哲学
  5.現代における公共哲学のあり方
2 公共哲学としての功利主義
  1.功利主義とは何か
  2.功利主義への評価
  3.公共哲学としての功利主義へ
  4.ベンサムの功利主義論
  5.実践的な公共哲学としての功利主義
  6.リベラリズムの公共哲学-公開性と正義
3 公共哲学としてのリベラリズム
  1.リベラリズムと公共哲学
  2.社会の第一の徳目としての正義
  3.「無知のヴェール」と公共性
  4.格差原理と友愛
  5.政治的リベラリズム
  6.公共哲学としてのリベラリズム
4 リベラリズム批判の公共哲学Ⅰ-ノージックの権原理論
  1.リバタリアニズムと公共哲学
  2.権利の道徳性
  3.最小国家と見えざる手説明
  4.分配的正義批判と権原理論
  5.ロールズ対ノージック
  6.公共哲学の探求
5 リベラリズム批判の公共哲学Ⅱ-マッキンタイアの徳倫理学
  1.現代社会の苦境
  2.啓蒙のプロジェクトの失敗
  3.失敗の原因と虚構による隠蔽
  4.アリストテレス的伝統
  5.現代における徳倫理学の可能性
  6.ロールズとマッキンタイア
6 アーレントの公共哲学
  1.意見の複数性の擁護
  2.イデオロギーと「世論」への批判
  3.公共的空間と現われ
  4.「社会的なもの」への批判
  5.観察者と公共性
7 ハーバーマスの公共哲学
  1.市民的公共性の構想
  2.政治的公共圏と政治システムの連携
  3.討議(熟議)デモクラシーの構想
  4.政治的公共圏の特徴
8 デモクラシーと公共性
  1.デモクラシーの理念
  2.熟議デモクラシーとその意義
  3.熟議とデモクラシーとの緊張
  4.熟議と「理由のプール」
  5.熟議デモクラシー論への批判とそれへの応答
9 社会統合と公共性
  1.貧困と社会統合
  2.不平等(格差)への関心と社会統合
  3.国民統合の回復-エスノ・ナショナリズムとリベラル・ナショナリズム
  4.制度による社会統合-ポスト・ナショナルな構想
10 経済学と公共性
  1.経済と公共性
  2.財の面から見た公共性
  3.規範的評価と情報的基礎
11 危機と公共哲学Ⅰ-巨大災害
  1.巨大災害とは何か
  2.公共的討議の作法
  3.二つの道徳判断モデル
12 危機と公共哲学Ⅱ-社会保障
  1.社会保障の役割
  2.日本の社会保障制度
  3.社会保障制度の改革
13 公共的問題としての科学技術
  1.科学技術をめぐる民主性と専門性の対立
  2.科学知識の不定性とその類型
  3.科学技術における公共的問題の具体例
14 科学技術の公共的問題にどう取り組むのか-民主性と専門性の対立を超えて
  1.民主性と専門性:対立から相補的関係へ
  2.「専門性の民主化/民主政の専門化」
  3.包摂的な参加に期待される民主性と専門性の相互補完性
  4.科学技術における包摂的参加のさらなる課題
15 国際社会における公共性
  1.「保護する責任」と人権の解釈
  2.国際社会におけるデモクラシー
  3.国際的な資源分配
  4.移民について-ヒトの移動