五十殿 利治/著 -- 東京大学出版会 -- 2017.3 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階B 一般図書 /702.1/6149/2017 7108752992 配架図 Digital BookShelf
2017/04/23 可能 利用可   0

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ISBN 4-13-086052-9
ISBN13桁 978-4-13-086052-9
タイトル 非常時のモダニズム
タイトルカナ ヒジョウジ ノ モダニズム
タイトル関連情報 1930年代帝国日本の美術
タイトル関連情報読み センキュウヒャクサンジュウネンダイ テイコク ニホン ノ ビジュツ
著者名 五十殿 利治 /著
著者名典拠番号

110001551840000

出版地 東京
出版者 東京大学出版会
出版者カナ トウキョウ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2017.3
ページ数 7, 550, 9p
大きさ 22cm
価格 ¥7400
内容紹介 非常時において反対勢力、抵抗勢力が姿を消し、統制によって圧迫された時代におけるモダニズムの退潮という視点から、昭和初年からアジア太平洋戦争勃発前までの1930年代帝国日本の美術現象を読み解く。
受賞情報・賞の名称 芸術選奨・文部科学大臣賞評論等部門
受賞情報・賞の回次(年次) 第68回
一般件名 美術-日本-歴史-昭和前期-ndlsh-01060971,モダニズム-ndlsh-00576920
一般件名カナ ビジュツ-ニホン-レキシ-ショウワゼンキ-01060971,モダニズム-00576920
一般件名 日本美術-歴史-近代
一般件名カナ ニホン ビジュツ-レキシ-キンダイ
一般件名典拠番号

510401310120000

分類:都立NDC10版 702.16
資料情報1 『非常時のモダニズム 1930年代帝国日本の美術』 五十殿 利治/著  東京大学出版会 2017.3(所蔵館:中央  請求記号:/702.1/6149/2017  資料コード:7108752992)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152973768

目次 閉じる

序章
第一部 帝国の美術戦略
第一章 もうひとつの「日本美術年鑑」と対外文化宣伝
  1 番付から年鑑へ
  2 二つの美術年鑑
  3 国際連盟協会学芸協力委員会と美術界
  4 The Year Book of Japanese Art(『英文日本美術年鑑』)の刊行
  5 Introductionと日本美術界紹介
  6 主要展覧会の紹介と付録記事
  7 まとめ
第二章 美の聖域と競技場
  1 芸術競技初参加
  2 ベルリン大会
  3 ベルリン大会が終わって
第三章 日中戦争期における雲岡石窟と日本人美術家
  1 遺跡と観光
  2 観光地としての雲岡石窟
  3 雲岡石窟ブーム
  4 雲岡石窟の記述
  5 モダニストの中国旅行と写真への関与
  6 柳瀬正夢の雲岡行
  7 帰国後の写真の展示公開
  8 「女」と「こども」と「平民」の世界
  9 長谷川三郎と雲岡石窟
第二部 越境するモダニスト
第四章 シベリア横断の画家と小説家によるパリ美術生活案内
  1 シベリア鉄道の旅
  2 林芙美子のパリ美術生活
  3 パリの日本人社会と林芙美子
第五章 モダニズムの展示
  1 企画過程
  2 展覧会開催
  3 反響と余波
  4 モダニズムの展示
第六章 岡本太郎とスイス・コネクション
  1 なぜスイス美術なのか
  2 シュランデパンダン展と抽象創造協会への参加
  3 「稀有な若人」
  4 交友圏の拡大と美術活動
  5 ジャコフスキと岡本太郎
  6 一九三五年ルツェルン美術館開催の「措定、反措定、止揚」展をめぐって
  7 「総合」の芸術
  8 クールティヨンと『オカモト』
  9 おわりに
第七章 セリグマン来日と日本の「前衛」
  1 セリグマン来日
  2 セリグマン個展
  3 ネオ=コンクレティスム
  4 セリグマンの代弁者としての長谷川三郎
  5 瑛九にとってのセリグマン
第三部 帝都の展示空間上野恩賜公園とモダン銀座街頭
第八章 近代美術館から現代美術館へ
  1 東京府美術館と美術館建築
  2 美術館機能の改善
  3 現代美術館か、近代美術館か
  4 現代美術の「街頭展」
第九章 一九三〇年代東京における「街頭展」とモダニズムの新拠点
  1 銀座の展示空間
  2 「新芸術の為の展示室」
  3 「ブリュッケ」における展覧会
  4 瑛九と北尾淳一郎の二人展について
  5 ゲオルゲ・グロツス作品及文献展示会
  6 「写真関係の建築」と海外超現実主義作品展
  7 板垣鷹穂の紹介記事
  8 日本サロンと「海外超現実主義作品展」の展示空間
第一〇章 アマチュア写真から写真壁画まで
  1 写真展月評への姿勢
  2 アマチュア写真評とモダニズム批判
  3 写真の社会性、カメラ報国、写真国策
  4 展示、美術館、画廊
  5 地方色と郷土芸術
  6 日本的なるもの
  7 ドイツと板垣月評
  8 おわりに
終章