佐藤 啓介/著 -- 晃洋書房 -- 2017.3 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /161.1/5049/2017 7108802726 配架図 Digital BookShelf
2017/05/02 可能 利用可   0

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ISBN 4-7710-2790-9
ISBN13桁 978-4-7710-2790-9
タイトル 死者と苦しみの宗教哲学
タイトルカナ シシャ ト クルシミ ノ シュウキョウ テツガク
タイトル関連情報 宗教哲学の現代的可能性
タイトル関連情報読み シュウキョウ テツガク ノ ゲンダイテキ カノウセイ
著者名 佐藤 啓介 /著
著者名典拠番号

110004951020000

出版地 京都
出版者 晃洋書房
出版者カナ コウヨウ ショボウ
出版年 2017.3
ページ数 4, 212p
大きさ 22cm
シリーズ名 南山大学学術叢書
シリーズ名のルビ等 ナンザン ダイガク ガクジュツ ソウショ
価格 ¥2900
内容紹介 苦しみに満ちた生をどう受け止め、死者とのあるべき関係をどう考えるか。人が誰しも直面し、宗教がもはや引き受けてくれない課題を、現代思想と宗教思想を縦横に参照しながら思索することを通して宗教哲学の再生を目指す。
書誌・年譜・年表 文献:p194~206
一般件名 宗教哲学-ndlsh-00572415,生死-00570389-ndlsh,苦痛-ndlsh-00567073
一般件名カナ シュウキョウテツガク-00572415,セイシ-00570389,クツウ-00567073
一般件名 宗教哲学 , 生と死
一般件名カナ シュウキョウ テツガク,セイ ト シ
一般件名典拠番号

510915900000000 , 511052000000000

分類:都立NDC10版 161.1
資料情報1 『死者と苦しみの宗教哲学 宗教哲学の現代的可能性』(南山大学学術叢書) 佐藤 啓介/著  晃洋書房 2017.3(所蔵館:中央  請求記号:/161.1/5049/2017  資料コード:7108802726)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152981023

目次 閉じる

序章 現代において宗教哲学は可能なのか?
  現代宗教哲学の課題
  宗教哲学の他性と多性
  悪、死者、苦しみ
第一部 悪をこうむる経験を考える
第1章 不可能な赦しの可能性
  1 赦し・罰・復讐-アーレント
  2 赦し・罰・復讐を切り離す-リクール
  3 赦しえないものの試練-ジャンケレヴィッチ
  4 赦しえないものだけを赦す-デリダ
  5 無条件的な復讐と赦しの範例へ向けて
第2章 暗い記憶の行き場
  1 記憶の場から
  2 暗い記憶-救われない死者に面して
  3 主題としての復讐
  4 復讐と記憶-復讐の三要件
  5 復讐するは誰にあり?
  6 眠らない記憶の場
第二部 死者の記憶の場を考える
第3章 汝、死者を忘るるなかれ
  はじめに
  1 アーレントと他人の死-死による誰のバケツリレー
  2 死の解釈学
  3 記憶する主体のアイデンティティ・ポリティクス
  4 代理なき記憶
  5 記憶の場再考
  おわりに
第4章 死者は事物に宿れり
  はじめに
  1 考古学的想像力から死者の記憶へ
  2 「考古学的想像力と現代思想」前史
  3 アクターなきネットワーク-痕跡と物質と動作の連鎖
  4 ネットワークに宿る死者たち-死者の記憶としての物質世界
第三部 苦しむ経験を考える
第5章 自然悪の苦しみと宗教哲学
  はじめに-自然悪という概念は今なお有効なのか
  1 広義の神義論の展開と問題の所在
  2 神義論の宗教社会学-神義論は何を求めるか
  3 生の根源における受苦の意味-アンリの神義論解釈
  4 悪の苦しみへの抗議が求めるもの-世界の他なる尺度へ向かって
  おわりに
第6章 苦しみの叫び声は何を求めているのか
  はじめに
  1 神義論の基礎構造
  2 二〇世紀神学における神義論の退潮
  3 エイレナイオス型神義論の何が問題なのか
  4 無用な苦しみと必然的な苦しみ-レヴィナスとアンリ
  5 苦しみの「なぜ」が求めるもの-リクールの苦しみの現象学
  おわりに
第7章 不幸と抗議
  はじめに
  1 神義論批判以後の神義論(1)-超越論的神義論
  2 神義論批判以後の神義論(2)-弱い神の神義論
  3 神義論批判以後の神義論(3)-抗議の(反)神義論
  おわりに
第8章 死という悪に死者は抗議できるのか
  はじめに
  1 悪への抗議と死者
  2 生の剝奪としての死の害
  3 死は死者から何を奪うのか
  4 再び、死をもたらす悪に対する抗議を考える