三俣 学/編著 -- 晃洋書房 -- 2017.3 --

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中央 2F 一般図書 /652.1/5113/2017 7108823360 配架図 Digital BookShelf
2017/05/09 可能 利用可   0
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ISBN 4-7710-2879-1
ISBN13桁 978-4-7710-2879-1
タイトル 都市と森林
タイトルカナ トシ ト シンリン
著者名 三俣 学 /編著, 新澤 秀則 /編著
著者名典拠番号

110004104950000 , 110005573970000

並列タイトル CITY AND FOREST
出版地 京都
出版者 晃洋書房
出版者カナ コウヨウ ショボウ
出版年 2017.3
ページ数 7, 254p
大きさ 22cm
価格 ¥3800
内容紹介 六甲山系の現場に即して森林生態とそれが生み出す価値や文化、都市住民による利用・管理・保全の実態を解明。さらに、未来に向けた都市近郊林を活かし守るための財政、法制、政策について試論する。
一般件名 森林-神戸市-001270903-ndlsh,林野行政-神戸市-001270904-ndlsh
一般件名カナ シンリン-コウベシ-001270903,リンヤ ギョウセイ-コウベシ-001270904
一般件名 森林 , 六甲山
一般件名カナ シンリン,ロッコウサン
一般件名典拠番号

511002800000000 , 520085800000000

分類:都立NDC10版 652.164
資料情報1 『都市と森林』 三俣 学/編著, 新澤 秀則/編著  晃洋書房 2017.3(所蔵館:中央  請求記号:/652.1/5113/2017  資料コード:7108823360)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152984530

目次 閉じる

序章 環境経済研究センターと地域研究
  1 森林と都市のあるべき関係を求めて
  2 用語の確認および先行研究
  3 本書の構成と概要
第Ⅰ部 都市の森をどのように捉えるか
第1章 森林の生態系サービスと価値評価
  1 森林生態系サービスと価値
  2 森林生態系サービスの評価手法
  3 環境評価の動向
第2章 森が秘める「癒し」のはたらき
  1 人々にとって「癒し」とは
  2 森の癒しへの期待
  3 森の癒し機能
  4 「近い森林」を求めて
第Ⅱ部 六甲山を巡る利用と政策の変遷
第3章 都市山六甲の植生の成り立ちと今後の課題
  1 六甲山地の原植生
  2 現存植生
  3 植生の変遷
  4 六甲山地における望ましい植生
第4章 六甲山系の災害と防災
  1 六甲山系の緑地と過去の崩壊事例
  2 近年の土砂災害とその時の降雨特性
  3 近年の降雨タイプの違い
  4 強雨時における崩壊のメカニズム
  5 土砂災害への対策
  おわりに
第5章 六甲山を巡る行政の施策の変遷史
  はじめに
  1 明治新政府における山林所有について
  2 六甲山の荒廃と植林の開始(明治時代)
  3 林野の統一と入会の解消について
  4 六甲山の開発について
  5 昭和13年阪神大水害と森林整備
  6 戦中及び戦後の合併と林野統一について
  7 国立公園への編入
  8 都市緑地としての保全
第Ⅲ部 六甲の森を活かすまちづくり
第6章 マーケティング視点で考える神戸六甲ブランド林業の可能性
  はじめに
  1 林業とブランド
  2 六甲山の持つマーケティング的価値
  3 六甲山から搬出される木材の価値創造
  4 神戸六甲材利用の課題
  おわりに
第7章 市民協働によるつながりの場
  1 ヨソモノから見た六甲山
  2 誕生!六甲山大学
  3 山ほどあります,六甲山大学の取り組み
  4 協働によるつながりの場づくりのポイント
第8章 都市における学校林利用の実態と課題
  はじめに
  1 統計資料から読み取る兵庫県と神戸市の学校林
  2 Case study 神戸市の五つの学校林の利用と管理実態
  まとめ
第Ⅳ部 都市近郊林を活かす経済・法制度および政策的課題
第9章 森林環境保全のための多様な資金調達手段
  1 六甲山の緑の多様な価値とその内部化
  2 水源保全
  3 都市の緑の保全
  4 開発権取引による都市近郊の自然保全
  5 二酸化炭素の吸収
  6 洪水・土砂災害の緩和
  7 資金源としての健康増進プログラム
第10章 入会起源の都市近郊林の自治を促す制度の検討
  はじめに
  1 神戸市下唐櫃林産農業協同組合の概要
  2 兵庫県と神戸市の森林政策
  3 下唐櫃林産組合員による森林の利用と管理の実態
  4 多様な主体のかかわりを目指す森づくりの始動
  5 下唐櫃林産組合有林の取り組みの意義と今後の課題
  6 ローカルな視点からグローバル時代の都市近郊林を考える
第11章 森林法制の「環境法化」に関する一考察
  はじめに
  1 分析方法
  2 分析結果
  おわりに
第12章 「都市」自治体における森林政策と市民
  1 基礎自治体としての「都市」と森林
  2 森林に対する人々のニーズ
  3 森林政策と市民
終章 都市近郊林を活かす三つのチャンネル
  1 森林の価値を引き出す三つのチャンネル
  2 市場的な森林の持つ価値の取り出し
  3 市場一辺倒での森林価値の取り出しでなくしたもの
  4 市場・非市場領域の境界部を狙う試みの持つ意味
  5 市場で評価されなくなった森林を非市場の世界が紡ぎなおす
  6 非市場(非商品化経済)の裾野を広げる方向での展開
  7 三つ目のチャンネルとしての行政