嘉目 道人/著 -- 大阪大学出版会 -- 2017.3 --

所蔵

所蔵は 1 件です。

所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階B 一般図書 /801.0/5430/2017 7108938958 配架図 Digital BookShelf
2017/06/07 可能 利用可   0
Eメールによる郵送複写申込みは、「東京都在住」の登録利用者の方が対象です。

資料詳細 閉じる

ISBN 4-87259-585-7
ISBN13桁 978-4-87259-585-7
タイトル 超越論的語用論の再検討
タイトルカナ チョウエツロンテキ ゴヨウロン ノ サイケントウ
タイトル関連情報 現代のフィヒテ主義は可能か
タイトル関連情報読み ゲンダイ ノ フィヒテ シュギ ワ カノウ カ
著者名 嘉目 道人 /著
著者名典拠番号

110006092080000

出版地 吹田
出版者 大阪大学出版会
出版者カナ オオサカ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2017.3
ページ数 4, 310p
大きさ 20cm
価格 ¥3800
内容紹介 フィヒテを再評価し、ハーバーマスと対決する-。超越論的語用論のフィヒテ主義的性格の特徴を明らかにするとともに、超越論的語用論が掲げる「無限界の理想的コミュニケーション共同体」の理念を考察する。
書誌・年譜・年表 文献:p298~306
個人件名 Fichte, Johann Gottlieb,(1762-1814)(00439467)(ndlsh)
個人件名カナ フィヒテ ヨーハン・ゴトリーブ
個人件名原綴 Fichte,Johann Gottlieb
個人件名典拠番号 120000092060000
一般件名 言語哲学-00562344-ndlsh,語用論-00576884-ndlsh
一般件名カナ ゲンゴテツガク-00562344,ゴヨウロン-00576884
一般件名 言語哲学 , 語用論
一般件名カナ ゲンゴ テツガク,ゴヨウロン
一般件名典拠番号

510734800000000 , 510744900000000

分類:都立NDC10版 801.01
資料情報1 『超越論的語用論の再検討 現代のフィヒテ主義は可能か』 嘉目 道人/著  大阪大学出版会 2017.3(所蔵館:中央  請求記号:/801.0/5430/2017  資料コード:7108938958)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152988860

目次 閉じる

序論
第一章 超越論的語用論とは何か
  第一節 超越論的語用論は何を扱うのか
  第二節 方法的独我論、および抽象の誤謬という問題
  第三節 なぜ超越論的な語用論なのか
  第四節 究極的根拠付けの論証とはどのようなものか
  第五節 批判的合理主義に対するアーペルの批判
  第六節 遂行的矛盾はいかなる意味で矛盾なのか
  第七節 究極的根拠付けに対する批判の分類
  第八節 発話の二重構造と行為知
  第九節 ハーバーマスによる批判はなぜ重要なのか
第二章 自己関係性
  第一節 根拠付けという観点とフィヒテ主義
  第二節 知的直観としての行為知
  第三節 発話の二重構造と主観-客観としての言語
  第四節 現代の超越論的論証における自己関係性の問題
  第五節 カントの理論哲学は自己関係性を根本原理としているのか
  第六節 「私は考える」と“können”の問題
  第七節 「理性の事実」とは何か
  第八節 定言命法は知的直観であり得るか
  第九節 「理性の事実」は「理性の事行」であり得るか
第三章 「上昇」か「下降」か
  第一節 究極的根拠付けに対するハーバーマスの代案
  第二節 アーペルによる反論
  第三節 第一哲学か「座席確保係」か
  第四節 真理の合意説とは何か
  第五節 ヴェルマーの批判から見るアーペルとハーバーマスの差異
  第六節 カントとアーペル、それぞれの二元論的立場
  第七節 統制的理念としての真理
  第八節 フィヒテの超越論的観念論
  第九節 カントとフィヒテの差異としての「上昇」と「下降」
第四章 無限界の理想的コミュニケーション共同体とは何か
  第一節 統制的かつ(長期的には)構成的とはどういうことか
  第二節 理想的コミュニケーション共同体と「目的の国」
  第三節 理想的コミュニケーション共同体とイェーナ期フィヒテの他者論
  第四節 理想的コミュニケーション共同体と「万人の道徳的連繫」
  第五節 絶対我は理想的コミュニケーション共同体に変換され得るか
  第六節 方法的独我論と主観-間主観
  第七節 論証的討議と追遂行
  第八節 共同行為としての論証的討議
  第九節 討議への寄与としての個々の発話をどう考えるか
結論