鈴木 堅弘/著 -- 新典社 -- 2017.5 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階B 一般図書 /721.8/5526/2017 7109033044 配架図 Digital BookShelf
2017/08/22 可能 利用可   0

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ISBN 4-7879-4294-4
ISBN13桁 978-4-7879-4294-4
タイトル 春画論
タイトルカナ シュンガロン
タイトル関連情報 性表象の文化学
タイトル関連情報読み セイヒョウショウ ノ ブンカガク
著者名 鈴木 堅弘 /著
著者名典拠番号

110005830650000

出版地 東京
出版者 新典社
出版者カナ シンテンシャ
出版年 2017.5
ページ数 606p
大きさ 22cm
シリーズ名 新典社研究叢書
シリーズ名のルビ等 シンテンシャ ケンキュウ ソウショ
シリーズ番号 294
シリーズ番号読み 294
価格 ¥17600
内容紹介 古代から連綿と続く性交・性器をめぐる人類学・宗教学的イメージが、江戸・明治時代という歴史空間を介して、どのように春画の性表象へと結実していったかを考察する。
書誌・年譜・年表 文献:p561~580
一般件名 春画-01121476-ndlsh
一般件名カナ シュンガ-01121476
一般件名 春画
一般件名カナ シュンガ
一般件名典拠番号

511836400000000

分類:都立NDC10版 721.8
資料情報1 『春画論 性表象の文化学』(新典社研究叢書 294) 鈴木 堅弘/著  新典社 2017.5(所蔵館:中央  請求記号:/721.8/5526/2017  資料コード:7109033044)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152992622

目次 閉じる

<序章>春画
  一 レンマと春画
  二 時間と空間の織物
  三 性表象のアナクロニズム
<第一章>江戸の性器信仰と春画の往還
  一 風土と春画
  二 春画と崇められる張形
  三 春画に描かれた性器信仰
  四 江戸の民間信仰と性表象
  五 春画と護符・絵馬・土人形
  六 残存するイメージと春画
<第二章>蹄斎北馬《相愛の図屛風》と礼楽思想
  一 大名の情愛、その記憶としての春画
  二 《相愛の図屛風》と平戸「偕楽園」
  三 大名サロンと礼楽思想
  四 「楽」の思想と春画
  五 春画、あるいは儒学思想の断面
<第三章>春画・舌耕芸・咄の会
  一 「場」と春画
  二 近世前期の舌耕文化と春画
  三 「咄の会」と春画
  四 「連」の集合性が生む春画
  五 都市空間の集合的機能と春画
<第四章>近世怪異譚と春画
  一 怪談と春画
  二 春画と江戸の考証学
  三 妖怪春画と落語会
<第五章>春画と挿絵
  一 「写し」の効用と春画
  二 浮世絵春画の「写し」について
  三 春画と浮世草子
  四 春画と浮世絵
  五 引用の織物としての春画
<第六章>春画と衣裳
  一 袖と恋文
  二 春画と風流
  三 春画の衣裳と「雛形本」
  四 春画の衣裳とモード
  五 春画の模様見立て
  六 春画の衣裳表現と多元的意味
<第七章>海女にからみつく蛸の系譜と寓意
  一 はじめに
  二 蛸と海女が描かれた図像
  三 <世界>としての「海女の珠取り」説話
  四 人を取る蛸
  五 蛇が蛸になる咄
  六 おわりに
<第八章>縛られる女の諸層
  一 春画と記号、あるいは時間の結晶体
  二 女人罪障思想と倒懸
  三 庶民教化と後妻打ち
  四 浅草寺開帳・見世物と姥ケ池伝承
  五 明治芝居と緊縛の流行
  六 春画、あるいはイメージの星座
<第九章>制度としての美術と春画
  一 はじめに
  二 美術の制度化と「猥褻」の発見
  三 明治春画と背景表現の喪失
  四 おわりに
<終章>春画の<見えるもの>・<読めるもの>
  一 春画の<見えるもの>への偏向
  二 遡行する春画の研究史
  三 美術の檻からの奪還、あるいは春画の星々を見上げて