清塚 邦彦/著 -- 勁草書房 -- 2017.6 -- 改訂版

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中央 3階C 一般図書 /116.3/5011/2017 7109131813 配架図 Digital BookShelf
2017/07/23 可能 利用可   0
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ISBN 4-326-15445-6
ISBN13桁 978-4-326-15445-6
タイトル フィクションの哲学
タイトルカナ フィクション ノ テツガク
著者名 清塚 邦彦 /著
著者名典拠番号

110003036000000

版表示 改訂版
出版地 東京
出版者 勁草書房
出版者カナ ケイソウ ショボウ
出版年 2017.6
ページ数 13, 294, 18p
大きさ 20cm
価格 ¥3000
内容紹介 作者と語り手との分離という事態を手がかりに、分析哲学の立場から「フィクションとは何か?」に挑む。視覚的な作品も含む包括的なフィクション論を視野に収めつつ、さらに精緻な理論の構築を目指した改訂版。
書誌・年譜・年表 文献:巻末p11~18
一般件名 文学-00560981-ndlsh
一般件名カナ ブンガク-00560981
一般件名 分析哲学
一般件名カナ ブンセキ テツガク
一般件名典拠番号

510427500000000

分類:都立NDC10版 116.3
資料情報1 『フィクションの哲学』改訂版 清塚 邦彦/著  勁草書房 2017.6(所蔵館:中央  請求記号:/116.3/5011/2017  資料コード:7109131813)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153020374

目次 閉じる

序論 フィクションを問うということ
  1 フィクションという概念
  2 虚構的な発言/虚構に関する発言
  3 虚構的な対象の存在と非存在
  4 本書の構成について
第一章 フィクションの統語論
  1 二つの方向性
  2 フィクションの目印となるもの
  3 統語論的特徴の否定
  4 より慎重な否定論
第二章 フィクションの意味論
  1 フィクションは何も指示していないか
  2 非現実の対象を指示すること
  3 フィクションと真偽
第三章 フィクションの語用論(一)主張の差し控えと偽装
  1 フィクションは主張されていないか
  2 プラトン
  3 言語行為の褪化あるいは偽装
  4 言語行為の表象
第四章 フィクションの語用論(二)「フィクションを語る」という行為
  1 創造性と想像
  2 グライス流の意図
  3 事実との符合の偶然性
  4 事実を記録するフィクション
  5 想像を指定するものは何か
  6 まとめ
第五章 フィクションの語用論(三)ごっこ遊びの理論
  1 ごっこ遊びから表象へ
  2 作品世界を伴う小道具としてのフィクション
  3 カリーの議論との異同
  4 まとめ
第六章 フィクションのなかでの真理
  1 二、三の説明課題
  2 不確定性と補充
  3 矛盾の問題
  4 カリーの信念説
  5 ごっこ遊び説
第七章 フィクションの意義と意味
  1 ウォルトンの虚構性理論への反例
  2 画像表象(描写)の理論における「分離」の問題
  3 「分離」的な内容の役割とウォルトンの事例
  4 表象内容の多層性