立川 雅司/著 -- 農林統計出版 -- 2017.7 --

所蔵

所蔵は 1 件です。

所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /615.2/5094/2017 7109273686 配架図 Digital BookShelf
2017/08/29 可能 利用可   0
Eメールによる郵送複写申込みは、「東京都在住」の登録利用者の方が対象です。

資料詳細 閉じる

ISBN 4-89732-368-8
ISBN13桁 978-4-89732-368-8
タイトル 遺伝子組換え作物をめぐる「共存」
タイトルカナ イデンシ クミカエ サクモツ オ メグル キョウゾン
タイトル関連情報 EUにおける政策と言説
タイトル関連情報読み イーユー ニ オケル セイサク ト ゲンセツ
著者名 立川 雅司 /著
著者名典拠番号

110004092560000

出版地 東京
出版者 農林統計出版
出版者カナ ノウリン トウケイ シュッパン
出版年 2017.7
ページ数 7, 307p
大きさ 21cm
価格 ¥3500
内容紹介 遺伝子組換え作物の共存政策をめぐる欧州委員会での検討経過と共に、共存問題に関して明確な方針を示したEU加盟国を事例として取り上げ、共存政策がどのような経過をたどって形成されたのか、政策形成過程を分析する。
書誌・年譜・年表 文献:p290~301
一般件名 遺伝子組み換え作物-01051774-ndlsh
一般件名カナ イデンシクミカエサクモツ-01051774
一般件名 遺伝子組み換え食品 , ヨーロッパ-農業
一般件名カナ イデンシ クミカエ ショクヒン,ヨーロッパ-ノウギョウ
一般件名典拠番号

510493900000000 , 520047310340000

分類:都立NDC10版 615.21
資料情報1 『遺伝子組換え作物をめぐる「共存」 EUにおける政策と言説』 立川 雅司/著  農林統計出版 2017.7(所蔵館:中央  請求記号:/615.2/5094/2017  資料コード:7109273686)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153039571

目次 閉じる

第1章 EUにおける「共存」問題:本書のアプローチ
  1.遺伝子組換え作物をめぐる共存問題の提起
  2.共存問題とは何か:経済的損害,農業ビジョン,公共的空間
  3.アイデアおよび言説:先行研究との関連性(1)
  4.ガバナンス論:先行研究との関連性(2)
  5.本書における分析枠組み
  6.本書の構成
第Ⅰ部 EUにおけるGMO政策の展開と共存政策
第2章 EUにおけるGMO政策の登場:1980年代から2001年まで
  1.はじめに
  2.最初の規制案
  3.分水嶺としての1987年
  4.総局間の縄張り争いと環境放出指令策定
  5.環境放出指令の改訂作業
  6.事実上のモラトリアムへ
  7.新環境放出指令(2001/18/EC)の制定
第3章 欧州委員会による共存ガイドラインの提起
  1.はじめに
  2.EUのGM規制と共存ガイドライン
  3.各国の共存ルールに関する通報・認可手続き
  4.共存に反対するEU内の動き
  5.欧州委員会による共存政策レビュー
  6.共存に関わる他の対応:作物別ガイドライン等
  7.その他の懸案事項:有機農業,慣行種子への混入許容基準
  8.小括:共存ルールの多様性と欧州委員会の役割
第4章 共存をめぐる研究とその成果
  1.はじめに
  2.欧州共同研究センター(JRC)による共存研究
  3.EUワイドのプロジェクト研究
  4.SIGMEAからの研究知見
  5.Co‐Extraからの知見
  6.共存ルールを考慮した経済性の検討
  7.小括:研究視点からの共存ルール
第Ⅱ部 各国における共存政策の策定とその経過
第5章 EU加盟国における全般的状況
  1.共存政策の主な構成要素とその多面性
  2.加盟国のスタンス
  3.メディアの関心とその推移
  4.小括
第6章 デンマーク:欧州初となる共存政策の制定
  1.GMOをめぐる全般的状況
  2.共存法の検討経過
  3.共存法の内容とその特徴
  4.施行細則の改訂
  5.小括
第7章 ポルトガル:民間事業者が大きな役割を果たす共存政策
  1.GMOをめぐる全体的な状況
  2.共存ルールの検討経過
  3.共存法の内容とその特徴
  4.小括
第8章 オランダ:栽培に慎重なGM飼料依存国
  1.GMOをめぐる全体的な状況
  2.共存政策に関する基本的考え方
  3.共存ルールの形成プロセス
  4.共存ルールの概要と特徴
  5.共存に関する研究と政策への反映
  6.小括
第9章 ドイツ:緑の党による厳しい共存ルール
  1.GMOをめぐる政策の展開
  2.共存ルールの概要
  3.賠償責任制度とその特徴
  4.GMOフリー表示
  5.ハチミツへのGM花粉混入に関する判決
  6.小括
第10章 フランス:農業大国の苦悩
  1.GMOをめぐる政策の展開
  2.バイオテクノロジー高等審議会の設置とその役割
  3.GMOフリーおよび共存の技術的要件に関するHCB意見書
  4.政府による共存政策の検討経過
  5.商業栽培・野外試験に対する規制強化
  6.小括
第11章 その他の諸国:スペイン、イギリス、オーストリア等
  1.はじめに
  2.スペイン
  3.イギリス
  4.オーストリア
  5.小括
第12章 欧州委員会の方針転換:2010年提案とその帰結
  1.はじめに
  2.欧州委員会内におけるGMO政策の集約
  3.加盟国への栽培権限付与をめぐる動き
  4.2010年7月の新提案とその内容
  5.新しい共存ガイドラインの発表
  6.トウモロコシに関するベスト・プラクティス文書の発表
  7.新提案をめぐるその後の経過
  8.小括:EU共存政策の変質
終章 「共存」をめぐる政策形成スタイルと言説
  1.各国における共存をめぐる政策形成スタイル
  2.GMフリー概念をめぐる言説政治
  3.政策的含意
  4.残された課題