資料詳細

目次

序章 本書の企図と概要

第一章 「政治言語研究」とは何か-日本における「政治言語研究」の概観-

  一 はじめに

  二 政治と言語に関わる先行研究の素描:「政治言語研究」の重要性

  三 「政治言語」それとも「言語政治」か:二つの用語の異同について

  四 戦後日本における政治言語研究

  五 政治言語研究の展望

  六 おわりに

第二章 政治と言語-安全保障関連法の成立過程-

  一 政治

  二 「安全保障関連法案」をめぐる政治と言語

第三章 言語、言説、政治

  一 政治言説(Political Discourse)とは何か

  二 言説の概念

  三 政治言説を定義づける諸相

  四 政治の言語

  五 言葉の意味

  六 政治的意味の導入

  七 政治言語と政治言説についての理論的説明

  八 締めくくりの要約

第四章 言語、恣意的約束事、遺伝子-神なき後の社会秩序と進化論-(試論)

  一 生命と物質の違い

  二 人間と動物との違い

  三 言語の恣意性と言語遺伝子

  四 なぜ人間は約束事を作るのか?-社会契約説

  五 遺伝子、自己保存、自意識

第五章 政策と政治過程の言説分析-アジア通貨危機におけるIMF政策をめぐって

  一 言説分析とその政治的インプリケーション

  二 グローバル化の言説-「奇跡のアジア」から「腐敗したアジア」へ

  三 地域主義の言説-「アジアの危機」から「グローバル化の危機」へ

  四 危機後の政策対応

第六章 メタファー、イデオロギー、政治レトリック

  一 政治レトリックとイデオロギー

  二 政治言説におけるメタファーの役割

  三 方法としてのメタファー分析

  四 ベルギーにおける政治レトリック

第七章 人間の認知研究における統合的複雑性

  一 統合的複雑性の得点化

  二 理論的基礎

  三 調査結果

  四 国際及び国家レベルにおける統合的複雑性

  五 今後の研究の方向性

第八章 テクストの内容分析による政治指導者の動機の測定

  一 動機づけとしての業績・連帯・権力

  二 政治心理学において動機を測定する方法・手順・資料

  三 心理測定と解釈

  四 動機づけについての政治心理学研究

  五 政治・社会過程の研究

  六 結語

第九章 ウラジミール・プーチンのオペレーショナル・コード-新自動コーディング・システムによる新しいグローバル指導者の分析

  一 序論

  二 ウラジミール・プーチンのオペレーショナル・コード

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