太田 峰夫/著 -- 慶應義塾大学出版会 -- 2017.9 --

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中央 3階B 一般図書 /762.3/5623/2017 7109809570 配架図 Digital BookShelf
2018/01/18 可能 利用可   0
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ISBN 4-7664-2472-0
ISBN13桁 978-4-7664-2472-0
タイトル バルトーク音楽のプリミティヴィズム
タイトルカナ バルトーク オンガク ノ プリミティヴィズム
著者名 太田 峰夫 /著
著者名典拠番号

110007244660000

出版地 東京
出版者 慶應義塾大学出版会
出版者カナ ケイオウ ギジュク ダイガク シュッパンカイ
出版年 2017.9
ページ数 261, 11p
大きさ 22cm
価格 ¥4500
内容紹介 バルトークの創作における、モダニスト作曲家としての一面と、文化ナショナリズムの一面とが、どのような関わりをもっていたのかを分析。バルトークの作品様式にも同じ二面性があらわれていることを論証する。
書誌・年譜・年表 文献:巻末p7~11
個人件名 Bartók, Béla,(1881-1945)(00432430)(ndlsh)
個人件名カナ Bartok, Bela. ,(1881-1945)(00432430)
個人件名カナ バルトーク ベーラ
個人件名原綴 Bartók,Béla
個人件名典拠番号 120000016550000
分類:都立NDC10版 762.347
資料情報1 『バルトーク音楽のプリミティヴィズム』 太田 峰夫/著  慶應義塾大学出版会 2017.9(所蔵館:中央  請求記号:/762.3/5623/2017  資料コード:7109809570)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153063545

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序論
第一章 民俗音楽の「精神」を求めて
  一 バルトークと民俗音楽の「精神」
  二 ハンガリーの文化ナショナリズムと「民俗藝術」の流行
  三 チャートの音楽批評と「民謡の精神」
  四 アディによるハンガリーの文化アイデンティティの捉え返し
  五 新しい「ハンガリーの音楽」のナショナリズム
第二章 音楽のナショナリズムからプリミティヴィズムへ
  一 バルトークにおける「プリミティヴ」なるものの位置づけ
  二 ハンガリーの文化ナショナリズム運動と「原初的なもの」
  三 プリミティヴな民俗音楽への関心の高まり
  四 一九一〇年代初頭のパリにおけるバルトークの音楽の受容
  五 比較項としてのストラヴィンスキーの役割
第三章 イデオロギーとしての「農民音楽」
  一 一九一〇年代のハンガリーの藝術批評における「農民(paraszt)」の位置づけ
  二 バルトークの民謡研究の方法論
  三 民謡研究と近代的な藝術観とのかかわり
  四 バルトークの民謡研究の問題点
  五 「変形」説の同時代における受容
第四章 音楽史の中の「農民音楽」
  一 バルトークの「国民楽派」批判
  二 理想像としてのバッハとウィーン古典派
  三 バルトークと一九世紀ドイツ音楽との間の距離
  四 ナショナリズムとインターナショナリズムのはざまで
第五章 クライマックスのストラテジー
  一 同時代の批評家たちからみたバルトークの音楽様式
  二 バルトークの音楽の様式的特徴と「ハンガリー的な頂点」のストラテジー
  三 「ハンガリー的な頂点」の音楽史的背景
  四 クライマックスのストラテジーと音楽のプリミティヴィズム
第六章 民謡研究者バルトークの用語法
  一 バルトークにおける「ペリオーデ」の概念とその起源
  二 「ペリオーデ」概念に対するバルトークの態度の変化
  三 用語法の変化と比較音楽学の影響
  四 用語法の変化と創作活動との関係
第七章 プリミティヴィズムの新たな展開
  一 ストラヴィンスキーの新古典主義に対する当初の反応
  二 トートとモルナールのストラヴィンスキー批判
  三 ストラヴィンスキー批判としての《ピアノ協奏曲第一番》
  四 ストラヴィンスキーの新古典主義に対する評価の変遷
  五 「感傷性のなさ」にむかって