資料詳細

目次

序章 グローバル資本主義の現局面

  1 「グローバリゼーションの時代」

  2 経済グローバル化と《グローバル成長連関》の出現

  3 グローバル成長連関とグローバル金融危機・経済危機の発生

第Ⅰ部 世界経済の現状

第1章 世界経済の歩み

  1 第二次大戦後の世界経済

  2 構造変化する世界経済

  3 グローバル化の進展

第2章 アメリカ発のグローバル金融危機とパックス・アメリカーナの変質

  1 グローバリゼーションの時代

  2 戦後持続的成長システムの衰退とグローバル資本主義化

  3 アメリカの新しい経済成長の仕組みの登場

  4 《グローバル成長連関》の限界とアメリカ発のグローバル金融危機・経済危機の発生

第3章 戦後ヨーロッパ経済の歴史と現状

  1 戦後ヨーロッパ経済の概観

  2 戦後復興から高度成長へ

  3 EU経済の長期停滞

  4 市場統合計画から通貨統合計画へ

  5 通貨統合に向けてのEU経済

  6 米国発国際金融危機のEU経済への影響

  7 欧州ソブリン危機の展開

  8 Brexitの衝撃

第4章 新興諸国の道程

  1 開発途上諸国の開発戦略にまつわる諸困難

  2 東アジアでの工業化とその歴史的位相

補章 資本主義経済の歴史的展開

  1 市場経済の勃興と重商主義の時代

  2 資本主義社会の確立と変容

  3 「大不況」と帝国主義の時代

  4 現代資本主義の胎動

第Ⅱ部 日本経済の現状

第5章 日本経済の歩み

  1 戦後復興と高度経済成長

  2 石油危機後の安定成長と平成景気(バブル景気)

  3 バブル崩壊後の長期不況と日本的経済システムの変容

  4 2000年代の「賃金なき回復」と2つの衝撃

第6章 金融システムの変容と金融の再編

  1 戦後の金融システムと高度経済成長

  2 金融自由化の進展と金融機関の行動変化

  3 バブル崩壊と金融制度改革

  4 金融危機と金融再編成への動き

  5 非伝統的金融政策と金融機関

第7章 現代財政の課題と日本の特徴

  1 財政を論じる視点

  2 財政の課題

  3 現代の「大きな政府」

  4 租税・社会保障負担の増大と安定

  5 公債の積極的活用

  6 政府間財政関係の変容

  7 財政制度の多様性

第8章 労働と格差をめぐる現状と課題

  はじめに

  1 労働と資本

  2 労働をめぐる昨今の実態

  3 不安定雇用や格差を生み出した構造

  4 最近の労働をめぐる動向

  5 今後の展望

第Ⅲ部 現代経済・社会の焦点

第9章 情報化と経済・社会の変容

  1 情報化の基礎

  2 情報化のダイナミズム

  3 経済の金融化と情報化

  まとめ

第10章 エネルギー問題

  1 石油の寿命はあと何年?:エネルギー資源について

  2 石油危機の背景

  3 サービス化・ソフト化,グローバル化とエネルギー問題

  4 21世紀に入っての石油価格高騰

  5 再び崩落した国際石油市場

第11章 日本の税・社会保障制度と生活保障システム

  1 日本の税・社会保障制度のパフォーマンス

  2 日本における税・社会保障制度の歴史的展開

  3 税・社会保障制度の再編

第12章 福島第一原子力発電所事故とその後

  1 放射性物質と原子力事故に関する予備知識

  2 原子力エスタブリッシュメント(支配階級)

  3 安全神話と福島第一原子力発電所事故

  4 福島第一原発事故の帰結

  5 まるで事故はなかったかのように

  6 再稼働と福島事故後の「不都合な現実」

  7 これからの原発を考える

ページの先頭へ