神塚 淑子/著 -- 名古屋大学出版会 -- 2017.10 --

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配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /166.3/5007/2017 7109554426 配架図 Digital BookShelf
2017/11/04 可能 利用可   0

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ISBN 4-8158-0885-3
ISBN13桁 978-4-8158-0885-3
タイトル 道教経典の形成と仏教
タイトルカナ ドウキョウ キョウテン ノ ケイセイ ト ブッキョウ
著者名 神塚 淑子 /著
著者名典拠番号

110000290100000

出版地 名古屋
出版者 名古屋大学出版会
出版者カナ ナゴヤ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2017.10
ページ数 10, 567, 17p
大きさ 22cm
価格 ¥9800
内容紹介 仏教伝来のインパクトを受け体系化する道教。中国固有の思想との相克のなか、融合はいかになされたのか。霊宝経から坐忘論まで、生み出された経典・儀礼・聖像等を通して、六朝隋唐時代におけるダイナミックな展開を描く。
一般件名 経典 (道教)-歴史-秦漢・魏晋南北朝・隋唐時代-001276228-ndlsh
一般件名カナ キョウテン (ドウキョウ)-レキシ-シンカン ・ ギシン ナンボクチョウ ・ ズイトウ ジダイ-001276228
一般件名 道教-歴史
一般件名カナ ドウキョウ-レキシ
一般件名典拠番号

511248310030000

分類:都立NDC10版 166.3
資料情報1 『道教経典の形成と仏教』 神塚 淑子/著  名古屋大学出版会 2017.10(所蔵館:中央  請求記号:/166.3/5007/2017  資料コード:7109554426)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153074555

目次 閉じる

序章
  一 問題の所在
  二 先行研究
  三 本書の構成
第一篇 霊宝経の形成とその思想
第一章 霊宝経と初期江南仏教
  はじめに
  一 霊宝経の因果応報・輪廻転生の思想
  二 霊宝経と支謙・康僧会の訳経
  三 霊宝経と六朝小説
第二章 霊宝経における経典神聖化の論理
  はじめに
  一 「元始旧経」の構想と「開劫度人」説
  二 上清経から霊宝経へ
  三 「出法度人」と阿丘曽の物語
  四 「開劫度人」説と死者救済
  五 天尊の「過去」と斎戒
  おわりに
第三章 霊宝経に見える葛仙公
  はじめに
  一 霊宝経の伝授の系譜
  二 太極真人から葛仙公への伝授
  三 葛仙公の「本行因縁」
  四 仙公と天師張道陵と青童君
  五 葛仙公から鄭思遠への言葉
  おわりに
第四章 六朝道教と『荘子』
  はじめに
  一 上清派道教の形成と『荘子』
  二 霊宝経と『荘子』
  三 陸修静と『荘子』
  おわりに
第二篇 天尊像考
第一章 隋代の道教造像
  はじめに
  一 隋代の道教像とその特徴
  二 男官李洪欽等造老君像碑
  三 道観と道教像
  おわりに
第二章 天尊像・元始天尊像の成立と霊宝経
  はじめに
  一 天尊像・元始天尊像の成立
  二 霊宝経「元始旧経」と元始天尊
  三 『定志通微経』に見える元始天尊の前世物語
  おわりに
第三章 元始天尊をめぐる三教交渉
  はじめに
  一 『笑道論』における元始天尊批判
  二 元始天尊の「因縁」をめぐって
  三 元始天尊の身相と自然・因縁一体説
  おわりに
第三篇 道教経典と漢訳仏典
第一章 『海空智蔵経』と『涅槃経』
  はじめに
  一 作者・成立年代・テキスト
  二 各巻の梗概
  三 『海空智蔵経』と『涅槃経』
  四 離苦安楽の思想
  五 海空
  おわりに
第二章 『海空智蔵経』巻十「普記品」小考
  はじめに
  一 『海空智蔵経』巻十と『像法決疑経』
  二 「衆生の相」
  三 「神を返して海空蔵に入る」
  おわりに
第三章 仏典『温室経』と道典『洗浴経』
  はじめに
  一 『温室経』の流布と仏道論争
  二 『洗浴経』(敦煌写本『太上霊宝洗浴身心経』)
  三 洗浴の儀規
  四 『沐浴身心経』と『太上玄都妙本清静身心経』
  おわりに
第四篇 日本国内所蔵の道教関係敦煌写本
第一章 国立国会図書館所蔵の敦煌道経
  はじめに
  一 金録晨夜十方懺残巻 WB32-1(3)
  二 道教叢書残巻 WB32-1(30)
第二章 杏雨書屋所蔵の敦煌道経
  はじめに
  一 道教願文 杏雨書屋六七三R
  二 道経残簡 杏雨書屋六六六
  三 太玄真一本際経巻第七譬喩品 杏雨書屋六一六
第三章 京都国立博物館所蔵の敦煌道経
  はじめに
  一 京都二五二「太上業報因縁経巻第八」
  二 京都二五三「太上洞玄霊宝妙経衆篇序章」
  三 道教史から見た「太上洞玄霊宝妙経衆篇序章」
第五篇 唐代道教と上清派
第一章 則天武后期の道教
  はじめに
  一 嵩山出土の金簡
  二 投龍と封禅
  三 「坐忘行心」
  おわりに
第二章 司馬承禎『坐忘論』について
  はじめに
  一 司馬承禎の生涯
  二 司馬承禎の著作
  三 『坐忘論』の内容とその特徴
  おわりに
補論 石刻坐忘論をめぐって
  はじめに
  一 石刻坐忘論の内容
  二 七篇坐忘論を司馬承禎の作とすることについて
  三 先行諸研究の見解
  おわりに
第三章 司馬承禎と天台山
  はじめに
  一 天台山の霊墟
  二 桐柏観
  三 『上清侍帝晨桐柏真人真図讃』
  四 五岳真君祠
  おわりに
終章
  一 『甄正論』の道教批判
  二 霊宝経の仏教受容
  三 上清派の伝統へ