串田 純一/著 -- 法政大学出版局 -- 2017.10 --

所蔵

所蔵は 1 件です。

所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /134.9/5351/2017 7109602686 配架図 Digital BookShelf
2017/11/19 可能 利用可   0

Eメールによる郵送複写申込みは、「東京都在住」の登録利用者の方が対象です。

    • 統合検索
      都内図書館の所蔵を
      横断検索します。
      類似資料 AI Shelf
      この資料に類似した資料を
      AIが紹介します。

資料詳細 閉じる

ISBN 4-588-15083-8
ISBN13桁 978-4-588-15083-8
タイトル ハイデガーと生き物の問題
タイトルカナ ハイデガー ト イキモノ ノ モンダイ
著者名 串田 純一 /著
著者名典拠番号

110005470060000

出版地 東京
出版者 法政大学出版局
出版者カナ ホウセイ ダイガク シュッパンキョク
出版年 2017.10
ページ数 16, 258, 11p
大きさ 22cm
価格 ¥3200
内容紹介 「存在と時間」が公刊された1927年前後から30年代初頭までのハイデガーの哲学を生き物の問題という観点から読み直し、形而上学期とも呼ばれる思想が一種の「超越論的な生き物の哲学」を潜ませていることを明らかにする。
個人件名 Heidegger, Martin,(1889-1976)(00442880)(ndlsh)
個人件名カナ ハイデッガー マルティン
個人件名原綴 Heidegger,Martin
個人件名典拠番号 120000127430000
一般件名 生物-00570259-ndlsh
一般件名カナ セイブツ-00570259
分類:都立NDC10版 134.96
資料情報1 『ハイデガーと生き物の問題』 串田 純一/著  法政大学出版局 2017.10(所蔵館:中央  請求記号:/134.9/5351/2017  資料コード:7109602686)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153079490

目次 閉じる

序論
  第一節 人間中心主義の問題
  第二節 超越論的な観点の可能性
  第三節 概観
第1章 能力の問題と超越論的な人間中心主義
  第四節 『形而上学の根本諸概念』の概要と生物論の位置づけ
  第五節 道具の出来上がり状態と器官の出来る態勢
  第六節 能力の存在の仕方という問題
  第七節 為されざる要なきを為すこととしての能力
  第八節 不必要性の優位とその超越論的な由来
  第九節 人間の超越論的-経験的な二重性と中心性の問題
  第一〇節 哲学的人間学との遠さと近さ
第2章 形而上学の二重性と人間的な現存在の地位
  第一一節 形而上学の存在論-神学としての二重性
  第一二節 超越論的-経験的な主観から、世界へと超越する現存性へ
  第一三節 時間を地平として二重性を統一する試みとその困難
  第一四節 形而上学の根本気分としての深い退屈
  第一五節 形式的告示と根本気分の呼び覚ましの不可能性
  第一六節 動物・生命論を「超越論的な生き物の哲学」として再構成する
第3章 超越論的な生き物の哲学
  第一七節 「動物は世界が貧しい」というテーゼの性格
  第一八節 動物と世界の関係を知るための「移し置き」という方法
  第一九節 生物の理解の変容可能性と超越論的解釈の必要性
  第二〇節 自然全体のただ中で脱抑止の連関に捉われているものとしての生き物
  第二一節 出来る態勢と脱抑止
  第二二節 「衝迫の脱抑止」の全体的環境への依存性および逸脱可能性
  第二三節 進化論に対するハイデガーの態度
  第二四節 脱抑止概念の超越論性と優位性および有限性
第4章 超越する生き物の哲学
  第二五節 ライプニッツのモナド論と衝迫および脱抑止
  第二六節 脱抑止と抵抗の位置づけを巡るハイデガーとシェーラーの相違
  第二七節 世界の全体性と不安
  第二八節 事物自体のデュナミスあるいは能力としての受容性と抵抗性
  第二九節 立てることと自由であること
  第三〇節 全体における諸可能性を囲いつつ解放する世界形成
  第三一節 全体における存在者を開示する情態性とその根本様態としての深い退屈
  第三二節 形而上学の深淵を前にしたハイデガーの退き下がり
第5章 超越する生き物の有限な言葉
  第三三節 言明的なロゴスと存在者の全体性
  第三四節 世界形成を脱抑止するロゴス
  第三五節 形式的告示、根本気分、単独化そして詩作
  第三六節 ハイデガーをリルケから読む
  第三七節 反転する開け
  第三八節 「即興詩」の展開
  第三九節 神がいない対話
  第四〇節 囲むことを純粋に解き放つ生き物
結びにかえて