大林 雅之/著 -- 東信堂 -- 2017.10 --

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中央 書庫 一般図書 /490.1/5845/2017 7109607913 Digital BookShelf
2017/11/21 可能 利用可   0
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ISBN 4-7989-1444-2
ISBN13桁 978-4-7989-1444-2
タイトル 生命(いのち)の問い
タイトルカナ イノチ ノ トイ
タイトル関連情報 生命倫理学と死生学の間で
タイトル関連情報読み セイメイ リンリガク ト シセイガク ノ アイダ デ
著者名 大林 雅之 /著
著者名典拠番号

110001910050000

出版地 東京
出版者 東信堂
出版者カナ トウシンドウ
出版年 2017.10
ページ数 12, 160p
大きさ 22cm
価格 ¥2000
内容紹介 再生医療技術が格段に成長し生命倫理学(バイオエシックス)の理解が急務となっているが、日本ではうまく受容されていない現状にある。日本独自の文化や死生観を踏まえ、日本に適したバイオエシックスのかたちを模索する。
一般件名 生命倫理-00931503-ndlsh,生死-00570389-ndlsh
一般件名カナ セイメイリンリ-00931503,セイシ-00570389
一般件名 生命倫理 , 生と死
一般件名カナ セイメイ リンリ,セイ ト シ
一般件名典拠番号

511059100000000 , 511052000000000

分類:都立NDC10版 490.15
資料情報1 『生命(いのち)の問い 生命倫理学と死生学の間で』 大林 雅之/著  東信堂 2017.10(所蔵館:中央  請求記号:/490.1/5845/2017  資料コード:7109607913)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153081013

目次 閉じる

序章 「生命の問い」とは何か
第1部 日本の生命倫理学の展開と課題
第1章 生命倫理とは何か
  1 はじめに
  2 「バイオエシックス(Bioethics)」と「生命倫理」
  3 生命倫理(バイオエシックス)の定義
  4 生命倫理における倫理
  5 生命倫理学の展開
  6 生命倫理の導入
  7 「生命倫理」から「医療福祉の倫理」へ
  8 生命倫理の課題
第2章 日本のバイオエシックス導入と展開、覚書
  1 バイオエシックスとの出会いと歴史的考察の位置
  2 日本におけるバイオエシックス展開の多様な動因
  3 日本のバイオエシックスの現状と課題
第2部 再生医療研究における「生命」の意味
第3章 先端医療技術の倫理問題は技術的に解決できるのか
  1 はじめに
  2 生命操作技術・先端医療技術の倫理問題への対応の変遷
  3 「ヒトES細胞」の出現と倫理問題
  4 ES細胞の倫理問題を回避する技術の出現
  5 iPS細胞はES細胞の倫理問題を乗り越えているか
  6 まとめ
第4章 再生医療技術への宗教の関わり
  1 はじめに
  2 ES細胞研究の倫理問題
  3 iPS細胞研究の倫理問題と「全能性」
  4 「全能性」概念の意味と倫理基準としての役割
  5 倫理基準としての「全能性」概念と宗教的な生命の意味づけ
  6 まとめ
第5章 先端医療技術における「回復」の意味
  1 はじめに
  2 再生医療における「回復」と「再生」
  3 再生医療における倫理問題
  4 細胞の「全能性」と「回復」
  5 まとめ
第6章 「全能性」倫理基準の定義をめぐって
  1 「全能性」とは何か
  2 欧米における「全能性」を倫理基準とする議論
  3 日本における「全能性」への問題意識の希薄性
  4 まとめ
第3部 生命倫理学と死生学の接点
第7章 生死のかたち
  1 はじめに
  2 「死生観」を「かたち」で知る
  3 「死生観」と「生命倫理」
  4 「生命倫理」における「死」と先端医療技術をめぐって
  5 先端医療技術をめぐる「医療文化」の意味
  6 「日本的」な「死生観」への視点
  7 まとめ
第8章 医療を求める旅の倫理
  1 はじめに
  2 メディカル・ツーリズムと臓器移植
  3 イスタンブール宣言における「倫理」の意味
  4 メディカル・ツーリズムにおける渡航移植の可能性
  5 まとめ
補遺 臓器移植法改正と死生観
第9章 PEG施行における「患者の事前指示」と「家族の希望」
  1 はじめに
  2 「生命倫理学の立場」とは何か
  3 倫理問題とは何か
  4 事例と、その倫理問題の所在
  5 まとめ
第10章 日本のカルチュラル・バイオエシックスの可能性
  1 はじめに
  2 カルチュラル・バイオエシックスとは何か
  3 カルチュラル・バイオエシックスの視点
  4 カルチュラル・バイオエシックスの展開としての小説・映画をめぐるバイオエシックスの議論
  5 日本の小説・映画への視点
  6 まとめ
第11章 「小さな死」によせて
  1 はじめに
  2 どうして「小さな死」が注目されるのか?
  3 「小さな死」という言葉について
  4 「小さな死」の意味
  5 「小さな死」と「私」
  6 「小さな死」と<新しい「私」>
  7 まとめ