中西 啓喜/著 -- 東信堂 -- 2017.11 --

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中央 2F 一般図書 /371.3/5200/2017 7109784551 配架図 Digital BookShelf
2018/01/09 可能 利用可   0
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ISBN 4-7989-1438-1
ISBN13桁 978-4-7989-1438-1
タイトル 学力格差拡大の社会学的研究
タイトルカナ ガクリョク カクサ カクダイ ノ シャカイガクテキ ケンキュウ
タイトル関連情報 小中学生への追跡的学力調査結果が示すもの
タイトル関連情報読み ショウチュウガクセイ エノ ツイセキテキ ガクリョク チョウサ ケッカ ガ シメス モノ
著者名 中西 啓喜 /著
著者名典拠番号

110007286190000

出版地 東京
出版者 東信堂
出版者カナ トウシンドウ
出版年 2017.11
ページ数 9, 160p
大きさ 22cm
価格 ¥2400
内容紹介 「教育格差」は児童の年齢によってどう変化するのか。8年に渡る継続的な調査をもとにした統計分析によって、教育格差の通時的変化のメカニズムを解き、就学前教育の重要性についての実証研究を行う。
書誌・年譜・年表 文献:p143~154
一般件名 教育格差-日本-ndlsh-01208250,学力-01150980-ndlsh
一般件名カナ キョウイク カクサ-ニホン-01208250,ガクリョク-01150980
一般件名 教育格差 , 学力
一般件名カナ キョウイク カクサ,ガクリョク
一般件名典拠番号

511854600000000 , 510592300000000

分類:都立NDC10版 371.3
資料情報1 『学力格差拡大の社会学的研究 小中学生への追跡的学力調査結果が示すもの』 中西 啓喜/著  東信堂 2017.11(所蔵館:中央  請求記号:/371.3/5200/2017  資料コード:7109784551)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153105515

目次 閉じる

序章 日本の学力研究における問題の所在
  はじめに
  1 日本の学力研究の変遷
  2 期待される政策的インプリケーション
  3 本書の構成
第Ⅰ部 これまでの研究の概要とデータの紹介
第1章 学力研究の動向
  1 研究の視点
  2 教育における不平等生成に関する先行研究のレヴュー
  3 教育における不平等克服の試みに関する先行研究のレヴュー
  4 何が明らかにされており、何が明らかにされていないのか
  5 学校教育システムの不平等是正効果は断続的であるのか?
第2章 データの概要
  1 「青少年期から成人期への移行についての追跡的研究」(Japan Education Longitudinal Study:JELS)の特徴
  2 日本の学力パネル調査の現状と本書の位置づけ
  3 本書の分析データの概要
  4 想定される脱落の傾向
  5 脱落サンプルについての先行研究レヴュー
  6 脱落サンプルの分析
  7 JELSデータの脱落傾向
第Ⅱ部 教育達成の不平等はどのように生まれ、変化するのか?
第3章 学力の不平等はいつ発生し、どのように変化するのか
  1 本章の目的
  2 算数・数学通過率の分布の確認
  3 社会階層別に見た算数・数学通過率の分布
  4 算数・数学の通過率はどのように変化するか
  5 成長曲線モデルによる分析
  6 知見の要約
第4章 教育達成の性差のメカニズムを探る
  1 本章の目的
  2 先行研究のレヴューと本章の位置づけ
  3 本章で用いる変数と手続き
  4 算数・数学通過率の男女間格差
  5 国語および算数・数学選好度の変化の記述的分析
  6 成長曲線モデルによる算数・数学選好度の分析
  7 まとめ:教育達成の性差のメカニズム
第Ⅲ部 教育における不平等はいかにして克服が可能なのか?
第5章 学力の不平等は、努力によって克服できるのか?
  1 本章の目的
  2 本章で用いる変数と手続き
  3 分析の方法
  4 学習時間の効果推定
  5 学習時間の効果は出身階層別に異なるのか?
  6 知見の要約
第6章 本の読み聞かせ経験は学力を「高める」のか? Ⅰ
  1 本章の目的
  2 先行研究のレヴュー
  3 本章で用いる変数と手続き
  4 本の読み聞かせはどのタイミングが効果的か
  5 知見の要約
第7章 本の読み聞かせ経験は学力を「高める」のか? Ⅱ
  1 本章の目的
  2 分析戦略:傾向スコア・マッチング
  3 データ・方法・変数と手続き
  4 分析
  5 知見の要約
第8章 学校教育は学力格差を是正するか?
  1 本章の目的
  2 分析1:クラスサイズによる学力の水準差の検証
  3 分析2:クラスサイズによる学力推移の検証
  4 まとめ
終章 教育における不平等をどのように是正していくか
  1 知見の要約
  2 知見から得られる政策的インプリケーション
  3 残された課題