高橋 正平/著 -- 三恵社 -- 2017.12 --

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中央 3階C 一般図書 /931.5/ダ12/607 7110537221 配架図 Digital BookShelf
2018/07/02 可能 利用可   0
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ISBN 4-86487-756-5
ISBN13桁 978-4-86487-756-5
タイトル ジョン・ダン研究
タイトルカナ ジョン ダン ケンキュウ
著者名 高橋 正平 /著
著者名典拠番号

110005256620000

出版地 名古屋
出版者 三恵社
出版者カナ サンケイシャ
出版年 2017.12
ページ数 216p
大きさ 21cm
価格 ¥2000
内容紹介 イングランドの詩人、作家であり、イングランド国教会の司祭でもあったジョン・ダン。「歌とソネット」「風刺詩」「イグナティウスの秘密会議」など、ジョン・ダンの詩や散文を論ずることによって、その全体像を描く。
個人件名 Donne, John,(1572-1631)(00438101)(ndlsh)
個人件名カナ ダン ジョン
個人件名原綴 Donne,John
個人件名典拠番号 120000076450000
分類:都立NDC10版 931.5
資料情報1 『ジョン・ダン研究』 高橋 正平/著  三恵社 2017.12(所蔵館:中央  請求記号:/931.5/ダ12/607  資料コード:7110537221)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153114314

目次 閉じる

第1章 ダンはカトリックか-1590年代のダンの宗教的立場について-
  1-1 はじめに
  1-2 『風刺詩』とカトリック教
  1-3 『風刺詩』の目的
  1-4 カトリック教からの離反
  1-5 ダンの孤立感とカトリック教
  1-6 むすび
第2章 『イクナティウスの秘密会議』におけるジョン・ダンのコペルニクス像
  2-1 はじめに
  2-2 「革新家」コペルニクス
  2-3 ロヨラの反論
  2-4 ダンのコペルニクス像
  2-5 ダンと秩序
  2-6 むすび
第3章 『神学論集』におけるアングリカンとしてのジョン・ダン
  3-1 はじめに
  3-2 『神学論集』と‘humility'
  3-3 ダンと聖書解釈
  3-4 ダンの論争回避
  3-5 ダンのロジック
  3-6 ダンのカトリックとピューリタン批判
  3-7 むすび
第4章 ジョン・ダンと「被造物の書」
  4-1 はじめに
  4-2 三種類の神と三種類の書
  4-3 ダンと「被造物の書」
  4-4 「被造物の書」と理性
  4-5 「被造物の書」と神
  4-6 ダンの神
  4-7 むすび
第5章 ロヨラの「無知」とマキアヴェリ-ジョン・ダンの『イグナティウスの秘密会議』における二つのマキアヴェリ像-
  5-1 はじめに
  5-2 二つのマキアヴェリ
  5-3 フィッツハーバートとロヨラ
  5-4 フィッツハーバートと『イグナティウスの秘密会議』
  5-5 ロヨラの君主像
  5-6 民衆と法
  5-7 むすび
第6章 ジェームズ一世の‘novelist'とジョン・ダンの‘innovator'-『イグナティウスの秘密会議』におけるダンのジェームズ一世擁護について-
  6-1 はじめに
  6-2 ジェームズ一世の「忠誠の誓い」
  6-3 反王権と王殺し
  6-4 ジェームズ一世への警告
  6-5 むすび
第7章 ジョン・ダンとMariana.de Rege.Ⅰ.1.c.7-マリアナは「王殺し」論者か-
  7-1 はじめに
  7-2 マリアナのDe rege et regis institutioneとダン
  7-3 マリアナの「暴君」
  7-4 ジェームズ一世とダン
  7-5 むすび
第8章 RatioからSaplentiaへ-ジョン・ダンの理性と信仰をめぐって-
  8-1 はじめに
  8-2 『連禱』と理性
  8-3 理性と信仰
  8-4 『聖なるソネット』における理性と信仰
  8-5 「皇子ヘンリーの急逝を悲しむ挽歌」における理性と信仰
  8-6 『神学論集』における理性と信仰
  8-7 『説教集』における理性と信仰
  8-8 むすび
第9章 ‘who'の先行詞は‘thou'か‘me'か-ジョン・ダンの“A Valediction:Forbidding Mourning”の2つの日本語訳について-
  9-1 はじめに
  9-2 詩の問題提起
  9-3 「別れ」について
  9-4 ‘who'の先行詞は‘thou'か‘me'か
  9-5 「別れ」の語り手は誰か
  9-6 むすび
第10章 ロマン派以前の形而上詩批判
  10-1 はじめに
  10-2 Ben Jonsonの形而上詩批判
  10-3 Thomas Carewの‘wit'称賛
  10-4 Drydenの形而上詩批判
  10-5 Alexander Popeの形而上詩批判
  10-6 Johnsonの形而上詩批判
  10-7 むすび
第11章 サミュエル・ジョンソンと形而上詩-ウィットは批判の対象か-
  11-1 はじめに
  11-2 ジョンソンの形而上詩批判
  11-3 ジョンソンとウィット
  11-4 「不調和の調和」としてのウィットは否定されるのか
  11-5 むすび