福島 真人/著 -- 東京大学出版会 -- 2017.12 --

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中央 2F 一般図書 /404.0/5488/2017 7109896576 配架図 Digital BookShelf
2018/01/30 可能 利用可   0
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ISBN 4-13-030209-8
ISBN13桁 978-4-13-030209-8
タイトル 真理の工場
タイトルカナ シンリ ノ コウジョウ
タイトル関連情報 科学技術の社会的研究
タイトル関連情報読み カガク ギジュツ ノ シャカイテキ ケンキュウ
著者名 福島 真人 /著
著者名典拠番号

110002414950000

出版地 東京
出版者 東京大学出版会
出版者カナ トウキョウ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2017.12
ページ数 14, 338, 40p
大きさ 20cm
価格 ¥3900
内容紹介 研究組織の戦略選択、技術革新との関係、国家的な政策とラボ運営…。知識が湧出する源泉の一つである研究の現場と、それと相互作用する関係領域の一部について記述的・理論的に分析し、その動態をとらえる現代科学論。
書誌・年譜・年表 文献:巻末p11~40
一般件名 科学と社会-00564445-ndlsh
一般件名カナ カガクトシャカイ-00564445
一般件名 科学技術 , 科学と社会
一般件名カナ カガク ギジュツ,カガク ト シャカイ
一般件名典拠番号

510553000000000 , 510552400000000

分類:都立NDC10版 404
資料情報1 『真理の工場 科学技術の社会的研究』 福島 真人/著  東京大学出版会 2017.12(所蔵館:中央  請求記号:/404.0/5488/2017  資料コード:7109896576)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153117115

目次 閉じる

序章 実験室を観察する
  序 科学と社会を再考する
  1 ラボラトリーと社会の間
  2 社会と「自然」
  3 アクター・ネットワーク理論の修正
  4 科学技術の推進力と慣性
  5 持続する課題
  結語
Ⅰ 研究実践のミクロ分析
第1章 リサーチ・パス分析
  序 戦略としての研究過程
  1 リサーチ・パスの基礎概念
  2 リサーチのゴール
  3 リサーチ・パスの諸形態
  結語
第2章 組織としてのラボラトリー
  序 集合的行為としての研究実践
  1 モノと意味の交錯としての組織
  2 ラボをめぐる文脈
  3 創薬基盤に向けた組織化?
  4 公的表象と私的リサーチ・パス
  5 リサーチの工程化という困難
  結語
第3章 知識移転の神話と現実
  序 知識は移転するのか?
  1 技能の階梯
  2 ラボでの知識の動態
  3 知識移転の具体例
  結語
Ⅱ 研究実践のマクロ分析
第4章 研究過程のレジリエンス
  序 研究テーマの栄枯盛衰
  1 「古さ」の逆襲
  2 制度的前提
  3 レジリエンスの発現
  結語
第5章 ラボと政策の間
  序 研究と政策の相互関係を観る
  1 政策の作られ方
  2 事例研究
  3 理論的考察
  結語
第6章 巨大プロジェクトの盛衰
  序 日本版「ビッグバイオロジー」の肖像
  1 『ゲノム敗北』とその後
  2 プロジェクトの成否
  3 研究分野と制度的背景
  4 NMRパーク計画
  5 NMRパーク計画の変容
  6 計画の国家プロジェクト化
  7 期待/境界物/国際競争
  結語
第7章 知識インフラと価値振動
  序 研究を支える知識インフラ
  1 インフラ概念の基本問題
  2 創薬基盤の問題
  3 知識インフラとしての天然物データベース
  4 仮想ライブラリー
  5 データベースを支えるもの
  結語
Ⅲ リスク、組織、研究体制
第8章 科学の防御システム
  序 組織事故としての不祥事
  1 組織とその病理
  2 研究室統治
  3 レフリー制度
  4 追試
  5 組織事故と防御システムの問題
  結語
第9章 因果のネットワーク
  序 危機管理と複雑なシステム
  1 組織事故認識の問題
  2 納得の構造
  3 認知/法
  4 組織、ネットワーク、個人
  結語
第10章 身体、テクノロジー、エンハンスメント
  序 エンハンスメント概念を再構築する
  1 身体とレジーム
  2 国際スポーツにおけるエンハンスメント問題
  3 記憶とデジタル・テクノロジー
  4 二つのレジーム/二つのエンハンスメント
  結語
第11章 日常的実験と「実験」の間
  序 実験の多様な顔貌
  1 学習の実験的領域
  2 ラボと工場
  3 情報インフラと技術的制約
  4 制約の働き
  結語
附論 リスクを飼い馴らす
  序 現実の危機管理
  1 リスク、危機、事故
  2 救急医療のダイナミズム
  3 救急医療の組織的特性
  4 危機管理組織としての救命センター
  5 来るべき体制への模索
  6 危機管理組織をめぐる諸問題
  結語