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武田 悠一/著 -- 春風社 -- 2017.12 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /930.2/5686/2017 7110105899 配架図 Digital BookShelf
2018/03/13 可能 利用可   0
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ISBN 4-86110-569-2
ISBN13桁 978-4-86110-569-2
タイトル アレゴリーで読むアメリカ/文学
タイトルカナ アレゴリー デ ヨム アメリカ ブンガク
タイトル関連情報 ジェンダーとゴシックの修辞学
タイトル関連情報読み ジェンダー ト ゴシック ノ シュウジガク
著者名 武田 悠一 /著
著者名典拠番号

110003350610000

出版地 横浜
出版者 春風社
出版者カナ シュンプウシャ
出版年 2017.12
ページ数 426, 24p
大きさ 20cm
価格 ¥3500
内容紹介 「あることを言いながら、別のことを意味する」アレゴリー。そこに潜む排除と抑圧の構造とは? ポカホンタス物語から「羊たちの沈黙」まで、アメリカとアメリカ文学を<ジェンダー>と<ゴシック>で読みなおす。
書誌・年譜・年表 文献:p395~414
一般件名 アメリカ文学-00560164-ndlsh,アレゴリー-00560317-ndlsh
一般件名カナ アメリカブンガク-00560164,アレゴリー-00560317
一般件名 アメリカ文学
一般件名カナ アメリカ ブンガク
一般件名典拠番号

510089500000000

分類:都立NDC10版 930.29
資料情報1 『アレゴリーで読むアメリカ/文学 ジェンダーとゴシックの修辞学』 武田 悠一/著  春風社 2017.12(所蔵館:中央  請求記号:/930.2/5686/2017  資料コード:7110105899)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153118226

目次 閉じる

序章 アメリカ/文学を読みなおす
  ○「独立宣言」
  ○<人間>/<人間ではないもの>
  ○ジェンダー・アイデンティティ
  ○主体の「構成的外部」
  ○国民的アイデンティティ
  ○<アメリカ>と<ゴシック>
  ○国家の創設
  ○はじまりの行為
  ○行為遂行的/事実確認的
Ⅰ アメリカを読みなおす
第1章 女としての<アメリカ>
  ○アメリカの「発見」
  ○二重の物語
  ○ジェイムズタウンとジョン・スミス
  ○異人種間ラブ・ロマンス
  ○影の男ジョン・ロルフ
  ○「森のなかの恋」-アメリカの基本的神話
  ○人種的無意識
  ○植民地起源神話と異文化間移動
  ○植民地言説の戦略
第2章 男たちの妄想
  ○ピューリタンの精神
  ○性的逸脱行為
  ○アン・ハッチンソン-宗教戒律とセクシュアリティ
  ○産婆と魔女
  ○父権制と女たちの反乱
  ○セイレムの魔女狩り
  ○フェミニズムの読みなおし
  ○人種問題
  ○政治的文脈-コットン・マザーと魔女裁判
第3章 反復と回帰
  ○家族殺し
  ○幻の声
  ○プロソポペイア
  ○変身の物語
  ○喪とメランコリー
  ○ゴシック・ハウス
  ○幻聴的存在者
  ○自己の貯蔵庫
  ○変身=自己からの脱出
Ⅱ アメリカ文学を読みなおす
第4章 ジャンルとジェンダー
  ○アメリカ文学の<他者>
  ○ジャンルを書き分けたポー
  ○小説というジャンル
  ○ポーのサブジャンル
  ○美女の死
  ○喪とメランコリー
  ○危険な反復
  ○女が蘇る
  ○女が乗り移る
第5章 詩とジェンダー
  ○「男らしい」詩人/「女らしい」詩人
  ○誇張された男性性
  ○ホイットマンの両性性
  ○戦略としての<ひきこもり>
  ○家という宇宙
  ○男性的力強さに対するアンビヴァレンス
  ○「装塡された銃」
第6章 アレゴリーの毒
  ○アレゴリー批判
  ○<さんざし>化
  ○アレゴリーへの愛
  ○ジェンダー・アレゴリー
  ○花のセクシュアライゼーション
  ○セクシュアリティの毒
  ○読むことのアレゴリー
Ⅲ ジェンダー・アレゴリー
第7章 ヘスターの「沈黙」
  ○「森のなかのこと」
  ○沈黙の両義性
  ○告白の両義性
  ○沈黙の記号
  ○主観的アレゴリー
  ○物語の「外部」
  ○見られる存在
  ○視線の政治学
  ○魔女幻想
第8章 失敗としてのジェンダー
  ○マッチョ・イメージ
  ○ジェンダー・トラブル
  ○ジェンダーをめぐる問題
  ○女の子化
  ○ジェンダー規範
  ○戦争と恋愛
  ○「ごく短い物語」
  ○偽装された三人称
  ○『武器よさらば』
第9章 幻想としてのジェンダー
  ○演劇とジェンダー
  ○空想のステレオタイプ
  ○<エム・バタフライ>
  ○映画『エム・バタフライ』
  ○オリエンタリズム
  ○自己中心的な<まなざし>
  ○反=オリエンタリズム的挑戦
  ○美しい音楽
  ○ジェンダーの越境
Ⅳ ゴシック・アレゴリー
第10章 フランケンシュタインのアメリカ
  ○フランケンシュタインとは?
  ○メタファーとしてのフランケンシュタイン
  ○ブラック・フランケンシュタイン
  ○ゴシック・アレゴリー
  ○アメリカン・モンスター
  ○失神する花嫁
  ○花嫁の叫び
  ○フランケンシュタインの父
第11章 <まなざし>の異性愛
  ○<まなざし>の物語
  ○謎の女
  ○「女は男の症候である」
  ○知りすぎた女たち
  ○<まなざし>の他者性
  ○反復される異性愛
  ○見返す視線
  ○<死>の反復
  ○身体なき器官
第12章 皮膚に宿るアレゴリー
  ○映画『羊たちの沈黙』の受容
  ○ゴシック・ホラー
  ○ジャンル=ジェンダーの混交
  ○皮膚を剝ぐ/着る
  ○スターリングとレクターの対面
  ○同一化のホラー
  ○終わらないカニバリズム