江口 真規/著 -- 彩流社 -- 2018.1 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /910.26/6822/2018 7109962303 配架図 Digital BookShelf
2018/02/10 可能 利用可   0

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ISBN 4-7791-2411-2
ISBN13桁 978-4-7791-2411-2
タイトル 日本近現代文学における羊の表象
タイトルカナ ニホン キンゲンダイ ブンガク ニ オケル ヒツジ ノ ヒョウショウ
タイトル関連情報 漱石から春樹まで
タイトル関連情報読み ソウセキ カラ ハルキ マデ
著者名 江口 真規 /著
著者名典拠番号

110006876760000

出版地 東京
出版者 彩流社
出版者カナ サイリュウシャ
出版年 2018.1
ページ数 260p
大きさ 22cm
価格 ¥3400
内容紹介 夏目漱石「三四郎」、大江健三郎「人間の羊」、村上春樹「羊をめぐる冒険」…。彼らが描く「羊」とは何者なのか? アニマル・スタディーズの手法で文学に現れる「羊」を辿り、近現代日本社会の支配関係を見る。
書誌・年譜・年表 文献:p245~251
一般件名 日本文学-歴史-明治以後-00568369-ndlsh,緬羊-文学上-ndlsh-01221835
一般件名カナ ニホンブンガク-レキシ-メイジイゴ-00568369,メンヨウ-ブンガクジョウ-01221835
一般件名 日本文学-歴史-近代 , 動物(文学上) , ひつじ(羊)
一般件名カナ ニホン ブンガク-レキシ-キンダイ,ドウブツ(ブンガクジョウ),ヒツジ
一般件名典拠番号

510401810290000 , 511243500000000 , 510055600000000

分類:都立NDC10版 910.26
資料情報1 『日本近現代文学における羊の表象 漱石から春樹まで』 江口 真規/著  彩流社 2018.1(所蔵館:中央  請求記号:/910.26/6822/2018  資料コード:7109962303)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153123871

目次 閉じる

序章
  第一節 本書の目的と問題設定
  第二節 先行研究と本書の位置付け
  第三節 本書の構成と各章の概要
第一章 夏目漱石『三四郎』-「迷羊」の起源とその解釈
  第一節 はじめに
  第二節 「迷える羊」-『新約聖書』と『トム・ジョウンズ』との比較
  第三節 「堕落女学生」美禰子
  第四節 「書く女」としての可能性の否定-アフラ・ベーンへの言及を通して
  第五節 漱石の英文学研究と羊
  第六節 終わりに
第二章 江馬修『羊の怒る時』-関東大震災の怒れる民衆
  第一節 はじめに
  第二節 江馬修の経歴と『羊の怒る時』
  第三節 「羊の怒る時」と地震の発生-黙示録的解釈
  第四節 群れるものとしての羊
  第五節 『臺灣日日新報』への掲載理由
  第六節 『羊の怒る時』に描かれた社会主義者弾圧の諸相
  第七節 「羊を怒らすこと勿れ」-羊飼いへの警鐘
  第八節 終わりに
第三章 らしゃめんの変容-唐人お吉物語から「人間の羊」まで
  第一節 はじめに
  第二節 らしゃめんの起源とその変遷
  第三節 唐人お吉物語-十一谷義三郎の作品を中心に
  第四節 戦後占領期のらしゃめん-パンパンとの比較
  第五節 高見順『敗戦日記』-去勢された小羊
  第六節 大江健三郎「人間の羊」-《羊たち》の沈黙
  第七節 終わりに
第四章 安部公房の植民地経験と羊-満洲の緬羊政策と牧歌的風景の構築
  第一節 はじめに
  第二節 変形譚としての「詩人の生涯」-「綿」から「ジャケツ」へ
  第三節 「詩人の生涯」と『詩集下丸子』
  第四節 戦後日本と満洲の緬羊飼育-ホームスパンと「ジンギスカン」
  第五節 安部公房の植民地経験と羊
  第六節 「盲腸」・「羊腸人類」・『緑色のストッキング』-羊の腸を移植される人間
  第七節 終わりに
第五章 村上春樹『羊をめぐる冒険』-「迷羊」の継承と羊に取り憑かれた者たち
  第一節 はじめに
  第二節 村上春樹作品における羊と『三四郎』からの影響
  第三節 観光牧場の誕生-高度経済成長期の緬羊飼育
  第四節 日本近代の象徴としての羊-羊博士・アイヌ青年・羊男
  第五節 羊博士の「羊つき」-憑き物から精神病へ
  第六節 先生の「羊つき」-身体と精神のコントロール・テクノロジー
  第七節 終わりに-「鼠」の「羊つき」と羊の消滅
終章