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目次

序章 フィリピン貧困の現状と問題

第1章 貧困の構造的把握

  1 はじめに

  2 福祉レジーム論の視点

  3 接合理論

第2章 民主化後の貧困政策

  1 はじめに

  2 政治的民主化と社会変革

  3 貧困政策の制度化

第3章 貧困政策の展開

  1 はじめに

  2 伝統手法への回帰

  3 経済政策の優先とコミュニティ指向

  4 国際政策への合流と新機軸

第4章 国家と貧困政策

  1 はじめに

  2 貧困政策の特徴

  3 政策の政治力学

  4 権力構造と貧困政策

  5 国家的課題としての貧困政策

  6 むすび

第5章 貧困と市民社会

  1 はじめに

  2 市民社会組織の隆盛

  3 貧困問題と市民社会組織

  4 市民社会組織の変容と体制内化

  5 市民社会組織とフィリピン政治

  6 国家と市民社会組織

  7 むすび

第6章 貧困と市場

  1 はじめに

  2 労働構造

  3 労働権保護と放縦

  4 インフォーマル経済

  5 グローバル労働市場

  6 農業と市場

  7 むすび

第7章 家族・親族の生存戦略

  1 はじめに

  2 家族・親族のリスク分散機能

  3 分かち合い文化と相互扶助

  4 フィリピン的価値観

  5 生存戦略と社会運動・社会政策

  6 むすび

終章 結論

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