資料詳細

目次

序章 明治初年の井上馨と「大大蔵省」

第一部 井上馨の思想

はじめに

第一章 「大大蔵省」構想の形成過程

  一 幕末の密航留学経験と長州藩論の分裂

  二 新政府の成立と井上の「千歳之遺憾」

  三 「上」と「下」からの改革構想

  四 「法則」による国家構想の登場

  五 「大大蔵省」構想の成立

第二章 廃藩置県後の「事務」

  一 「大大蔵省」の綱領

  二 岩倉使節団の成立

  三 「大大蔵省」の目途

おわりに

第二部 「大大蔵省」の制度

第一章 「大大蔵省」の成立と太政官制潤飾

  はじめに

  一 「大大蔵省」の成立

  二 省運営の特質

  三 太政官制潤飾と「大大蔵省」

  おわりに

第二章 「大大蔵省」の展開と県治条例・地方官会同

  はじめに

  一 廃藩置県後の地方制度の形成

  二 二重関係下における地方制度の動向

  おわりに

第三章 「大大蔵省」の解消と内務省建省

  はじめに

  一 征韓論政変と内務省建省

  二 内務省機構の決定過程

  おわりに

第三部 「大大蔵省」の政策

第一章 井上馨と「大大蔵省」勧農政策

  はじめに

  一 井上馨の富国構想

  二 勧農寮の設置と勧業資本金

  三 勧農寮の廃止と「大大蔵省」勧農政策

  おわりに

第二章 「大大蔵省」勧農政策の展開過程

  はじめに

  一 勧農政策の基調

  二 東北開発の展開過程

  三 模範試験場の展開過程

  おわりに

第三章 大隈重信と「大大蔵省」勧農政策

  はじめに

  一 大隈重信と勧農

  二 大隈期の勧農政策の実態

  おわりに

終章 井上馨・「大大蔵省」と明治国家建設

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