谷川 至孝/著 -- 世織書房 -- 2018.2 --

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中央 2F 一般図書 /372.3/5205/2018 7110230000 配架図 Digital BookShelf
2018/04/17 可能 利用可   0
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ISBN 4-902163-98-8
ISBN13桁 978-4-902163-98-8
タイトル 英国労働党の教育政策「第三の道」
タイトルカナ エイコク ロウドウトウ ノ キョウイク セイサク ダイサン ノ ミチ
タイトル関連情報 教育と福祉の連携
タイトル関連情報読み キョウイク ト フクシ ノ レンケイ
著者名 谷川 至孝 /著
著者名典拠番号

110006405500000

並列タイトル British Labour Party Educational Policies,“The Third Way”:Collaboration between education and welfare
出版地 横浜
出版者 世織書房
出版者カナ セオリ ショボウ
出版年 2018.2
ページ数 4, 364p
大きさ 22cm
価格 ¥3900
内容紹介 2000年代初頭に政権の座に就いた英国労働党政権は、教育と福祉を連携させることで子どもの貧困の克服に取り組んだ。従来の福祉国家でもニューライト国家でもない、新しい「第三の道」を模索したその教育政策を考察する。
書誌・年譜・年表 文献:p341~358
団体件名 イギリス労働党(00395953)(ndlsh)
団体件名読み イギリス ロウドウトウ(00395953)
一般件名 教育政策-イギリス-ndlsh-00588382,児童福祉-イギリス-ndlsh-00594411
一般件名カナ キョウイクセイサク-イギリス-00588382,ジドウフクシ-イギリス-00594411
一般件名 イギリス-教育 , 教育政策 , イギリス労働党
一般件名カナ イギリス-キョウイク,キョウイク セイサク,イギリス ロウドウトウ
一般件名典拠番号

520009210040000 , 510664800000000 , 210000321800000

一般件名 イギリス
一般件名カナ イギリス
一般件名典拠番号 520009200000000
分類:都立NDC10版 372.33
資料情報1 『英国労働党の教育政策「第三の道」 教育と福祉の連携』 谷川 至孝/著  世織書房 2018.2(所蔵館:中央  請求記号:/372.3/5205/2018  資料コード:7110230000)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153145613

目次 閉じる

序章 本書の課題-ポスト福祉国家レジームと教育改善
  1 問題の所在-基本的な課題と二つのアプローチ・研究意義
  2 英国ポスト福祉国家像についての先行研究
  3 本書の構成と研究方法
第Ⅰ部 「第三の道」を構成する要素
第1章 脱物質主義-ケインズ主義的福祉国家とニューライト国家の限界
  1 イングルハートからの出発
  2 ケインズ主義的福祉国家の限界-フォーディズムの議論より
  3 ニューライト国家の登場と限界
第2章 市民社会の政治化・民主化について
  1 二つの小さな政府論
  2 二つの民主主義論(熟議民主主義論及びアソシエーティブ・デモクラシー論)と市民社会の政治化・民主化
  3 ラディカル・デモクラシー論による民主主義論の深化
  4 ラディカル・デモクラシー論による熟議民主主義論及び「第三の道」への批判
  5 ラディカル・デモクラシー論とアソシエーション
第3章 「第三の道」における福祉サービスの制度構想-福祉多元主義
  1 リピエッツの議論より
  2 福祉多元主義とは
  3 新自由主義による福祉多元主義の借用
  4 福祉多元主義が描く国家像
第Ⅱ部 「第三の道」のキーアクター-ボランタリー・セクターについて-
第4章 「第三の道」におけるボランタリー組織
  1 第三のセクターの復権
  2 ボランタリー組織の特性と「第三の道」
  3 ボランタリー組織の特性と福祉多元主義の課題
第5章 英国市民社会におけるボランタリー・セクター
  1 英国ボランタリー・セクターの伝統
  2 英国におけるボランタリー・セクターの今日的定義
  3 福祉多元主義の展開-「契約文化」の登場から「パートナーシップ文化」へ
  4 「パートナーシップ文化」の地方及びコミュニティへの発展
  5 「パートナーシップ文化」の意義と課題
第6章 労働党政権下におけるボランタリー・セクターの公共サービスに果たす役割
  1 ボランタリー・セクターの現状
  2 統計からみえるボランタリー・セクターのジレンマ
  3 ボランタリー・セクターによる公共サービス提供の展望
第Ⅲ部 EAZとECMにみるポスト福祉国家像
第7章 ニューライト国家の展開
  1 サッチャリズムとその政策
  2 サッチャーの教育政策
  3 メージャーの教育政策-評価制度の確立
第8章 「教育改善推進地域」(EAZ)にみるポスト福祉国家像
  1 問題の所在
  2 EAZとは
  3 EAZの評価
第9章 「すべての子どもを大切に」(ECM)にみるポスト福祉国家像・1-ECMの発展とボランタリー・セクター
  1 ECMとは
  2 ECMの発展過程
  3 ECMの政策特徴の広がり
  4 ECMにおけるボランタリー・セクターの位置づけ
第10章 ECMにみるポスト福祉国家像・2-子どもセンターについて
  1 英国の就学前教育・保育-子どもセンターの誕生まで
  2 子どもセンターの構想
  3 子どもセンターの実像-報告書より
  4 子どもセンターへの訪問調査
第11章 ECMにみるポスト福祉国家像・3-拡張学校について
  1 拡張学校の構想
  2 拡張学校の実像-報告書より
  3 拡張学校におけるボランタリー組織の活動-現地調査より
  4 ケンブリッジシャーにおける拡張学校の実像
第12章 ECMの評価と「第三の道」としての課題
  1 子どもセンター及び拡張学校への公的機関からの評価
  2 ECMへの政策展開にみる「第三の道」としての課題
終章 「第三の道」、その意味と展望
  1 英国労働党教育政策にみる「第三の道」とは
  2 本書の総括
  3 わが国の教育及び研究への示唆