吉村 研一/著 -- 勉誠出版 -- 2018.2 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /913.36/5477/2018 7110230780 配架図 Digital BookShelf
2018/04/21 可能 利用可   0

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ISBN 4-585-29159-6
ISBN13桁 978-4-585-29159-6
タイトル 『源氏物語』を演出する言葉
タイトルカナ ゲンジ モノガタリ オ エンシュツ スル コトバ
著者名 吉村 研一 /著
著者名典拠番号

110004763030000

出版地 東京
出版者 勉誠出版
出版者カナ ベンセイ シュッパン
出版年 2018.2
ページ数 10, 321p
大きさ 22cm
価格 ¥7000
内容紹介 「源氏物語」における特徴的な言葉、初出語などを取り上げ、書き分けられた語の相違、互換的に用いられた言葉づかいの意味などを考察。それらによって、物語世界がどのように構築されているかを明らかにする。
個人件名 紫式部,(平安中期)(00270993)(ndlsh)
個人件名カナ ムラサキ シキブ,(ヘイアン チュウキ)(00270993)
個人件名 紫式部
個人件名カナ ムラサキシキブ
個人件名典拠番号 110000981830000
一般件名 源氏物語-評釈-ndlsh-00633492
一般件名カナ ゲンジ モノガタリ-ヒョウシャク-00633492
一般件名 源氏物語
一般件名カナ ゲンジ モノガタリ
一般件名典拠番号

530155700000000

分類:都立NDC10版 913.36
資料情報1 『『源氏物語』を演出する言葉』 吉村 研一/著  勉誠出版 2018.2(所蔵館:中央  請求記号:/913.36/5477/2018  資料コード:7110230780)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153145692

目次 閉じる

序章
  第一節 本書の問題意識
  第二節 『源氏物語』における初出の言葉および多用される特殊な言葉
第一章 感情表現としての「笑い」について
  第一節 「わらふ」系、「ゑむ」系、「ほほゑむ」系についての出現実態
  第二節 「ほほゑむ」の表現するもの
  第三節 「ゑむ」と「ほほゑむ」の使い分け
  第四節 源氏以前の文学作品における「ほほゑむ」
  第五節 「ほほゑむ」の果たした役割
第二章 感情表現としての「泣き」について
  第一節 「泣く」系、「涙」系、「その他」系についての出現実態
  第二節 「泣く」系、「涙」系、「その他」系についての表現傾向
  第三節 「涙落つ」と「涙落とす」の使い分け
  第四節 「泣き」による登場人物の演出
第三章 「かをる」と「にほふ」について
  第一節 『源氏物語』以前の「かをる」と「にほふ」
  第二節 「かをる」と「にほふ」の互換性
  第三節 薫と匂宮という人物への転用
  第四節 互換性の象徴としての取り違い
  おわりに
補論 「飽かざりしにほひ」について
  はじめに
  第一節 近年の研究
  第二節 浮舟の「匂宮」に対する薫香意識
  第三節 浮舟の「薫」に対する薫香意識
  第四節 「飽かざりし匂ひ」は薫か匂宮か
  第五節 袖ふれし人の概念
  第六節 薫と匂宮の同一性
第四章 「あえか」について
  はじめに
  第一節 「あえか」の用例
  第二節 五人の女君達の「あえか」ぶり、及び対比される女君
  第三節 「あえか」の概念と「あえか」なる女のモデル
  第四節 「あえか」の果たした役割
  おわりに
第五章 光源氏を絶対化する言葉について
  はじめに
  第一節 「いつかし」
  第二節 「~顔(なり)」という表現
  第三節 「かろがろし」(母音交換形「かるがるし」含む)
  第四節 「涙落とす」
  第五節 「ほほゑむ」
  おわりに
補論 「かろがろし」が果たした役割
  はじめに
  第一節 『源氏物語』における畳語
  第二節 「かろし」の反覆語としての「かろがろし」の意味
  第三節 「かろがろし」と非難される登場人物と非難する人
  第四節 光源氏における「かろがろし」
  第五節 「かろがろし」が果たした役割
  第六節 女君達のプライド
第六章 「罪」と「恥」に関わる言葉について
  第一節 「罪」の用例と「罪」の意識
  第二節 「おそろし」、「そらおそろし」、「はづかし」、「そらはづかし」
  第三節 「おほけなし」
  第四節 「人笑へ」「人笑はれ」
終章